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2014年11月28日

【開催報告:11/22(土)福岡市にてサロンを開催しました!】 「こうありたい」を考える「べき」?!

みなさま、こんにちは。黒田美穂です。

先週11/22(土)、今年度最初で最後の福岡サロンが開催されました。私はその臨時サポートをやらせていただきました。

今年度、福岡ではサロンの開催予定がありませんでしたが、横浜/千代田サロンを担当しているさがみん(相模志乃さん)が故郷の福岡で急きょ開催を決定。
港カフェ・ブレスというおしゃれなカフェを会場に、今回は大人の女性だけでスタートです。

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参加者にはマドレボニータ姪浜クラス卒業生や顔見知りも多く、リラックスした雰囲気ではじまりました。もしかしたら進行役のさがみんがイチバン緊張していたかも。

10秒自己紹介やGOOD&NEW、2人組のシェアリングと徐々に相手の話を聞き、自分の想いを見つめながら、後半の全体シェアリングに入っていきます。

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そこで浮かび上がってきたのは、子育てや仕事、パートナーシップにおける「こうありたい」と「こうあるべき」のギャップに、もがき苦しむ参加者の想い、すがたでした。

でも、それは自分だけじゃない。みんなもなんだ。と思えるだけで肩に入ってた力が抜けるような。
そして、めっちゃ深刻に悩んでた自分をふと俯瞰することで、クスッと笑えるような感覚。

日々忙しく大小さまざまなことを夢中で選択し続けるなかで、自分をこんな風に冷静に見つめるのはなかなか難しいですよね。
きっと、自分自身を俯瞰するにはちょっとした仕組みや仕掛け、工夫が必要なのかも。
NECワーキングマザーサロンはそんな貴重な場、なのだなーと改めて感じたのでした。

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進行役さがみんが何度も口にしていたのは「やはり自分がどうありたいか、がいちばん大事なのでは」ということ。
ただ、自分がどうありたいか、にしばられ過ぎると「自分がどうありたいかを考えるべき」論になってしまう気もするのです。
それって・・・本末転倒じゃないかな、と。

きっと、自分がありたい姿を完璧に描く!のではなく
ありたい姿を描くって難しいよね、と笑いながら
常にその姿を描いたり、変更したり、そのままでいいのかを問い続けることが
私たちには必要なのだと思います。


最後はみんなで記念写真☆
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カフェでの開催だったのでそのままランチを食べながら、おしゃべりに花が咲いておりました。
ほんと時間が許すならいつまでもしゃべっていられるね、私たち^^

今回福岡サロンにご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
そして、進行役さがみんも本当におつかれさまでした。
今週末のラストサロンも福岡から応援しています!

(文責:黒田美穂)

2014年11月26日

【開催報告】11/15品川サロン 開催しました!

こんにちは、城南チームプロジェクトメンバーの茂木さゆりです。
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去る11月15日(土)、城南チームメンバーでは最後となる、
「NECワーキングマザーサロン」(以下サロン)が開催されました。
(混成チームでのサロンは11月29日(土)がラストです。)
サロンの最後を惜しんでか、今回のサロンにはリピーターの方のお顔も多数。
妊娠中の方、復職間近の方、第二子の育休中の方、
などなど幅広い顔ぶれの方8名にご参加いただきました。
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サロンを終えたあと、感じたのは清々しさ!
皆さんが自分の経験や思いを、自分の言葉で語り、
その言葉が発端となってまた次の発言につながっていく。
他のご参加者の発言を受け止めて、自分の問題と照らし合わせ、自分はどうしたいか考えてみる。
誰かにアドバイスをするでもなく、家事と育児の両立のノウハウを伝授するでもなく、
皆さんおひとりおひとりが自分の気持ちと向き合う時間。
そんなところに大人の自立した清々しさを感じたのだと思います。
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具体的にどのようなお話が出たかご紹介すると、

妊娠中や復職前の方から、
・産後もいまと同じように働きたいが、男性ばかりの会社で実現できるか
・時短勤務だと責任のある仕事を任せてもらえないのではないか
といった不安の声があがります。

一方、実際に産後の復職を経験した人からは、
・第一子の復帰の時は仕事優先で頑張ったが、第二子の育休に入り
 子どもと過ごす時間が増えるうちにこの時間を優先する生活がしたいと考えが変わった。
・勤務時間が限られても成果が上げられると認められたくて、
 復職直後は弱みをみせないように仕事をしていたが、
 次第に上司に認められるだけが仕事じゃない、自分のやりたい仕事がしたい、
 と考えるようになった。
など出産を経て自身の働き方を見直すようになった経験が語られました。
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中には以前は漠然とした不安を抱えたまま仕事に執着していたが、
自分が仕事に求めるものを分析し、現在はそれが実現できる会社に転職したという方も。
同時に子育てにおいても自分の譲れるところ、譲れないところを分析し
(この方の場合は朝晩一緒に子どもと食事をとることは譲れない)、
希望を明確にしたといいます。

産後、今までの生活に子育てが加わり、復職後の生活に不安を感じるのは当たり前。
ただやみくもに不安を感じるのではなく、その原因はなにか見つめ、
上司や人事に話してみる、職場を変える、など自らの力で解決していくこと。
他の方の発言を受け、サロン終了後の参加者の方からは
「改めて自分の生き方を考えたい」という声が多く聞かれました。

また「はたらく」ことについて、
「自分の思いを実現すること」は仕事以外の場でも可能ではないか、という話にも。
地域の子育て活動などで、お金や人手も限られる中、
周囲を巻き込む熱量を持って活動に取り組んでいる人がいます。
「はたらく」に関し、「自分がどうしたいか」だけではなく、
「社会をどうしたいか」まで含めて考えたいという発言もありました。
「自分がどうしたい」を実現するステップは、
「社会をよくしたい」という行動を起こすことにつながる
のかもとも感じ、
サロンから新しいことが始まりそうな予感にわくわくしたのでした。

この「NECワーキングマザーサロン」も有志による活動です。
私は2年前にはじめて参加者としてサロンに参加し、
昨年からプロジェクトメンバーとしてお手伝いをさせて頂くようになりました。
自分自身サロンを通じ、揺れ動いてきた2年間でした。
出産して主婦になり、でもいつかはまた仕事がしたい、でもそのいつかっていつ、
どうして今じゃないの、そもそも夫は私が仕事したいことを知ってるっけ…。
こうした自問自答を繰り返すうちに、
周囲の価値観や世間のあるべき姿を自分の考えとしていたのかもしれない、と感じるようになりました。
自分のほんとうの思いに向き合う、戸惑いや驚き、面白さが忘れられず、
プロジェクトメンバーとして参加を続けているのだと思います。

そして今回のサロンではこのサロンが目指すもの、
自分の思いを実現した先に社会をどうしたいかという行動が待っていることに気づき、
改めてサロンの果たす役割の大きさを感じました。
2年間活動してきて、やっと活動の本質に近づけたのかもしれません。
恐るべし、サロン(笑)。これがつい継続して参加してしまう理由です。

今年度の活動は11月を持って幕を閉じますが、同時に来年度に向けた活動は始動しています。
ご興味のある方はぜひメンバーまでお気軽にご連絡ください!

最後に進行役のまみさん、半年間お疲れ様でした!
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城南チームでの活動はこちらで最後になりますが、
進行役まみさんのサロンは
11月29日(土)大井町きゅりあん
での開催がラストです!
詳しくはこちらをご覧ください。

【文責 茂木さゆり】

*城南チームのこれまで・これから ---------------------------------
第1回:6/28土  大田 開催報告
第2回:7/19土  大田 開催報告
第3回:8/30土  品川 開催報告
第4回:9/15月祝 川崎 開催報告
第5回:9/24水  品川 開催報告


【開催報告】11/22@練馬サロン開催しました

こんにちは!
練馬・杉並チームプロジェクトメンバーの堂道まこです。

11/22(土)、練馬・杉並チーム最後のサロンが開催されました。
進行役の吉田聡美さんとチームメンバーの村田萌さん、堂道がスタッフとして迎える中、6名の女性と2名の赤ちゃんが参加して下さいました。

赤ちゃんが場に加わった瞬間、参加者の顔がより和やかになりました。
その圧倒的な存在感に惚れ惚れしつつ、和やかなムードでサロンが始まりました。
「今日は●●ちゃんのママではなく“自分はこうありたい”と主体的に話す場にしたい」と進行役の言葉からスタートし、自己紹介・2人組でのワークを経て全体シェアリングへ。


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全体シェアリングでは、様々な立場から様々な想いが語られました。

「ロールモデルがいない事が困っている事だと気付いた。頑張らなきゃいけない条件で復帰すると、それが当たり前になってしまう。

職場の男性に対しても風穴を開けたい。女性だからこういうこと必要なんです、ではなく男性の方にも意識を変えていきたい」

子どもに見送られるときに、好きな職場に行く背中を見せたい

「派遣はあくまでサポートなので、なまじバリバリ働いていた経験があるだけに、もっとエネルギーを仕事に向けたい自分もいる。かといって育児との両立や一から就活することに抵抗がある。今は、恵まれているものに目を向けて子育て中だからと割り切る

思わず涙がこぼれた女性には、進行役が「不安は、話すと放れる。話せば話すほど放れていくと思う」と言葉を向けました。


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進行役が最後に話した言葉を紹介します。
「サロンに参加しても自己解決にはならない。自分はどうしたいか、どうありたいかということのきっかけになればいい。何十年後かに今を振り返った時に、“いかにやり切ったと思えるか”が大事なのだと思う。“あの時、自分が選択した”という納得感があればいいのではないか」

サロンは正解を導く場ではありません。
私は半年間のサロンでの活動を通して、“人に話すということは、有効な解決策の一つである”と確信することができました。
どんな立場であれ、悩みや色んな想いを抱えて生きています。
そのことを認識することができただけでも、サロンに参加した意義がありました。

参加者の皆様からは、
「共有できただけで嬉しい」
「現状を把握でき、モヤモヤを吐き出せた」
「想いを言葉にするのは難しい。でも考えることで少しは前進したような気がする」
というような声を頂きました。

終了後は晴れやかな笑顔で記念撮影!
それぞれが想いを語った、あたたかいサロンとなりました。
ご参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。



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第6期(2014年度)の開催は終了しましたが、またどこかで皆様と想いを紡ぎ合うことができますように。
(文責:WMS練馬杉並北チーム プロジェクトメンバー 堂道まこ)




2014年11月25日

【開催報告】11/22釧路ラストサロン開催しました!

こんにちは!
北海道チームプロジェクトメンバーの永野間(ながのま)かおりです。

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11月22日(土)、釧路市生涯学習センターまなぼっとにて
北海道ラストとなる釧路サロンが参加者6名で開催されました。

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今回は東京からサロン本部メンバーののもゆみさんも見学・参加。
前日からのもゆみさん・あいちゃん・永野間の3人でサロンの振り返りと、
これからヘの期待!展望!なども熱く話し合ってました^^



ではラスト釧路サロン、当日のレポートです。
今回も未妊の方、育休中の方、はたらく母とさまざまな立場の参加者の方が
2時間めいっぱい「母となってはたらく」をテーマに自分のことばを紡ぎ出してくださいました。



●夫の転勤、延長した自分の育休、
今後の自分自身のキャリアは?「育休中」だからのこその葛藤●


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「子ども2人産み育てての育休を選択。それまで興味のなかった転勤や、
上のポジションに上がる同期のステップアップ。
そんな仕事に関しての叶わない希望を、みんなどう解消していますか?」


自分一人で考えていると、他の人はどうなんだろう?と、
いろんな話や意見を聞きたくなります。

でも、サロンでいつもいいなぁと思うのは、
そこで安易なテクニックやコツが上がって、
「じゃあこうしましょう!」とはならないんです。

「じゃあこうしよう!」ってできることなら、私たちはすでにやってますもんね^^;


今回も、進行役のあいちゃんや、他の参加者のみなさんから続々と、

「そのおもいをパートナーにわかって欲しいとおもってるのかな?」
「夫婦でケンカになってもいいんじゃないか?パートナーが返しやすい質問を
 投げかけてみれば、対話が深まっていきそう!」
「育休でいま家に子どもといて、どんな風に感じてる?」
「仕事復帰の予定はいつごろ?」


と、発言に対してより具体的な質問や、本当に相手の立場に立った
真摯なことばが集まりました。
サロンは話したい・聞きたい方が集まる場。
だから、質問も投げかけも自分ごととして真剣に交わされる。
その本気度に、毎回感動します。


そしてそんな本気の質問・投げかけがあると、発言した方が、「私はどう思ってる?どうしたい?」と、
さらに自分自身で考えを深めていけるんです。

いろんな具体的なやりとりの後、最初の発言をされた方からはこんなことばが。

「私は仕事から離れて、家で子どもと向き合う自分ばかりが大変だと思っていて、
 夫の苦労まで想像できていなかったのかも知れない。
 自分で『できない』と思ってはなから諦めていないか?もっと考えたい」


同時に、その場の全員がその話題について一緒に考えたり、
自分だったら…と置き換えることで、場にも個人にも視点や考えに幅が生まれます。
勇気を出して口火を切ってくださった参加者の方、ありがとうございます!


●「30代後半になってからだって、仕事でチャレンジしながら
 成長する自分を子どもに見せたい!」●


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現在、1人目のお子さんの育休中で、産前も仕事にやりがいがを感じて、
スキルアップに意欲的だったという方からの発言です。


ここだけ切り取ると、「イキイキきらきらしたママ」と受けとられるけれど、
サロンではそこに行き着くまでの紆余曲折もシェアされました。

これまで当たり前にチャレンジしてきたことを、出産・産休育休で一時中断することへの焦り。
周りから遅れをとるんじゃないか?の不安。
スキルアップの中断がいつまで続くのかの葛藤。

仕事にやりがいを感じるからこそのもがきが、たくさんあります。


そう、最初からバリバリ前向きなワーキングマザー!なんて、いないんですよね。

でも、自分一人で思い悩んでいると、周りがみんなキラキラ輝いて見えてしまって、
「こんな風に足踏みしたり立ち止まっているのは私だけなんじゃないか?」
と錯覚してしまう。

だから誰かの葛藤に耳を傾けてみる。
すると、その葛藤は子育てしながらはたらく上で誰でも当然もつものだと、
生身のコミュニケーションによって体感できる。
それが、自分にとっての「母となってはたらく」を考えるうえでの大きなチカラになります。



●子どもが産まれたらできないことってなんだろう?
独身の今のうちにしておいた方がいいことは?●


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これから妊娠・出産をする未妊の方からは、

「子どもを産むタイミングは?それまでにしておきたいことは何だろう?」

そんな話題が出ました。
よくよくお話をうかがうと、

「独身の今のうちに、自分のやっておきたいことの欲求は止めどないんじゃないか?」

そんな不安があったそう。


なるほどー。これって、未妊の方に限った不安じゃないですよね。

これから産育休をとる人、2人目を産む人、仕事復帰を控えた人。
新しいフェーズに入っていく前には、何かを選ぶのと同時に
手放したり諦めることがあるんじゃないか?の不安が、必ずある。


周りからはこんな発言が上がりました。

「子どもが居るからこその新しい自分や、
 子どもが産まれたことでできることが増える自分もいる」


「子どもの柔軟な発想に仕事のヒントを得られることもある。
 子どもに教えてもらうことも、一緒に楽しめることも増える。
 だから、子どもがいることでできること・できないことと
 分けなくてもいいのかも知れないですね^^」


未妊の方、妊娠中の方、専業主婦の方、育休中の方、

いろんな段階・立場の女性が集まるからこそ、
話題は幅広く、発言の根っこにあるおもいやその裏側も、
もっともっと深く一緒に模索していける。

ことばにすると薄っぺらいですが、一人じゃないって、本当に心強いです。
話したいことがある、聞いてくれる人がいる、一緒にあーでもないこーでもないと
一緒に考えられる場がある。

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そんなサロンは、これまでの北海道サロン全10回に参加してくださった
55名の参加者のみなさんがいたらからこそ、成り立ってきました。

今回のサロンをはじめ、6月から11月までの北海道サロンに参加してくださったみなさま、
本当にありがとうございました!



最後に、進行役あいちゃんからのメッセージをまとめますね。

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「はたらき方を変えていけるのは女性の強みだと、私はを信じています。
 日常に戻ってからも自分のことをこんな風に話していいし、
 やりたいことをやっていいんだと、私は思います。
 そしてそこでこんな風に『女性のつながる力の強さ』を活かしていけたら!
 母となってはたらくことに、いろんな葛藤を感じている人はきっともっとたくさんいます。
 だからそんな話が誰でもできるように、北海道サロンを絶対に残したい、
 来年度も開催したいです!」


あいちゃんとサロン活動を通して一緒に過ごした半年間。
ずっと感じてきたのは、彼女の「人生」と「母となってはたらくこと」への
圧倒的な肯定感でした。

できない・ムリと言わず、どうやったらできるか?をまず考える。
関わった相手を、必ずしっかり受けとめる。
話を最後までじっくり聞いて、その人の本心に、その人自身でたどり着けるような、
具体的でハッとする問いを投げかける。
そこでどんなことばが返ってきても、動じない。
笑顔で受けとって、またことばを返す。何度でも、それを繰り返すことができる。


これまでの仕事や進行役研修で培ってきたスキルはもちろん、
あいちゃんのもつあったかくて、人を信じて受けとめる圧倒的な肯定感が、
北海道サロンをつくってきました。
あいちゃん、ありがとう!これからもよろしくね^^

北海道では今年度初開催だった「NECワーキングマザーサロン」。
あらためて、参加者のみなさま、サロンプロジェクトメンバーのみなさま、
そしてあいちゃん、ありがとうございました!


●北海道サロンに関してのお問合せ:WMS北海道( wms6hokkaido@gmail.com )まで、メールにてお問合せ下さい。


★WMS北海道情報★
【WMS北海道これまでの開催報告&今後の開催予定】
・6/28:釧路サロン→開催報告ブログ
・7/19:釧路サロン→開催報告ブログ
・8/23:釧路サロン→開催報告ブログ
・9/13:網走サロン→開催報告ブログ
・9/20:札幌サロン→→開催報告ブログ
・10/18:札幌サロン→開催報告準備中
・11/15:網走サロン→開催報告ブログ
・11/22:釧路サロン→こちらが開催報告ブログです☆

(文責 WMS北海道 プロジェクトメンバー 永野間かおり)

2014年11月20日

【開催報告:11/15(土)中央区入船にてサロンを開催しました!】 わたしは「どうありたい」が言葉にならない!?


こんにちは! NECワーキングマザーサロン(以下、サロン)横浜・千代田チーム、メンバーの牛島希です。

秋晴れの日、銀座と築地にほど近い新富町に新設された、21世紀型学童保育「キンダリーインターナショナル 明石・日本橋校」にてサロンを開催しました。

2015年4月開校予定ということで、未使用の施設は未だピカピカまっさらの状態。
この度、サロンの開催の場所としてお貸しいただき、いつもとは違う雰囲気の、とても素敵な場所で開催できたこと本当に嬉しく思います。

今回は、進行役のさがみん、サポーターの私、そして飛び入り参加でサポーターとして入ってくれた杉並南・世田谷チームの進行役のななちゃんも含めて総勢8名での開催となりました。
育休中の方、専業主婦の方、復職された方、それぞれ現在置かれている立場は違えど、「母となってはたらく」をテーマにみなさんの胸のうちを言葉するために朝から集まってくださいました。

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自己紹介をして、24時間以内に起こった良かったことを書きだして伝えるワーク"GOOD & NEW"、そして、シェアリングへ。「母となってはたらく」を人生、仕事、パートナーシップを軸に考え、それぞれの想いを言葉にしていきました。

今回もサロンから沢山の”タネ”と、気づきの多いフレーズが挙ったのでご紹介します。

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今回のサロンで感じたのは、口からでてくる”言葉”と、心で思う”ありたい姿”とのギャップ、でした。

自分が母としてどうありたいのか、パートナーとどんな関係でありたいのか、仕事でどうありたいのか。
頭では分かっているようでいて、言葉にしてみると上手く言葉にできなかったり、自分が心で思うありたい姿とは異なっていたり。

自分の想いを言葉にして、周囲の方に恐れず伝えてみることの重要性についてもお話がありました。
ある参加者の方が「言ってみたら意外に良い方向に進んだり、自分が予想していなかった方向へ転換したりと、物事が何らかの形で動いていくきっかけになった」と。
言葉にして伝えるということ、私も試してみようと思いました。

言葉にするためには、まず、「ありたい自分は何か」としっかり向き合うことが最優先。
けれど、子育てや仕事で毎日流れるように時間が過ぎていってしまう毎日の中にいると、自分のありたい姿に向き合うことってなかなか難しい。

「これは母だけでなく父である男性にもとても重要なことだよね」というお話もあり、本当にそうだと思いました。
サロンのような場なのか、また異なる形なのかもしれませんが、父である男性もどうありたいかを考えられる時間と場があればいいですよね。

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最後に、サロンの中で気づきの多かったフレーズを、備忘録もかねて残しておこうと思います。

◯「人は自分に何かを足せば満足すると思いこみがち」
人はこの知識が足りないから、時間がないからと、何かを足せば不安が解決すると思いがちだけれど、不安がどっからくるかしっかり向き合うことが大切。

◯「まだ起こっていもいない現実を想像し、将来を不安に思っても意味がない」
現在育休中の方から、「復帰後忙しくなってしまうことが分かっているだけに、できる限りの準備をして復職に望みたい。でも気持ちが焦って空周りしてしまう」というお話がありました。
限られた時間に色んなことをやっておきたい!と思われる方は多いと思います。
けれど、今後自分がどうありたいかを明らかにして、まだ起きていないギャップに苦しまないことが必要なんだなと思いました。

◯「自分がイキイキする瞬間て?」
イキイキしている自分てどんな自分でしょうか?それは本当にコレでしか体現できないもの?
本当に自分が求めるもの、ニーズを掘り下げていく必要があるかもしれません。

◯「パートナーにありのままを伝えることに恐れがある。うまくやっていきたいから」
「こうありたい」という自分の想いを伝えるために、あれこれ言葉を飾ったり、戦略を練ったり??それって、本当の「ありのまま」なんでしょうか?
また、パートナー自身はどうありたいかを聞けているでしょうか?
お互いの想いを、対等に、同じように扱っているか、その意識が大事なのかな、と思いました。

以上です。

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ちなみに、今回のサロンが、私にとって、今年最後のサロンになりました。
サポーターとして参加させて頂き、こうやって最後のサロン参加を終えた今でも、心の中はもやもやだらけ。

「このもやもやの原因は何なんだろう?」と考えてみると、私がこのサロンのサポーターになってみようと思った当初に、「経験を通して得られるのではないか?」と期待していたことと、実際終わりを迎えてみて結果的に得られたことへの、納得感とギャップの両方が原因なのかなぁと思います。

サポーターのボランティアを始めた当初はサロンに対し、ワーキングマザーとして生きていくためのノウハウやアドバイスを得られることを期待していた自分がいたように思います。

私自身、今年の1月に始めて出産を経験して、母となりました。
それまでは、ある意味男女関係なく、寝ても覚めても仕事するような生活をしており、そのようなコミットを求められるような職種で働いていました。
そして、部署で初めての産休育休取得者となり、来年の4月に復帰することに対する恐れがあったんです。

ワークとライフのバランス。言葉にするとシンプルだけど自分がベストである状態を定義して実現していくことはめちゃくちゃ難しい。

ワークについては、私が今までやりがいをもってやってきた、海外との案件が復帰後はできなくなるんじゃないか。
そもそも、小さい子供を置いて、海外出張なんかしたいの?できるの?そしたら、これから何を目指して仕事していったらいいんだろう?そもそも、定時で帰って仕事になるの?

ライフは、自分の人生、パートナーの人生、子供の人生。
今まで、自分のありたい姿だけを明らかにして、それを目指して突き進むというもっとシンプルな形だった。
それなのに、出産後は急に複雑になって、自分だけの人生においてありたい姿、パートナーとどういう関係を保ちたいか、子供とどうありたいかを合わせて考え始めると、急にありたい姿に矛盾が生じたり。

サロンがセミナーのような場所ではないことは頭では理解していたのですが、心の中では他の「先輩ママ」たちが、上手くたち回ってる(?)様子を拝見して、あわよくば「来年使えるテクニックがあれば活用させてもらえればいいな」みたいな考えをしていたなと思います。ここが、期待とのギャップでした。

そして、納得したことは、母となってはたらくというテーマは、恐らく死ぬまで向き合うものなんだなと。
はたらくと言っても色んな形態があると思いますが、仕事を定年退職したって、そのあとどう社会ではたらくのかを悩むわけです。きっと。

サロンには色んな状況の、色んな思いをもった方がいらっしゃいました。
それぞれが、その時々にありたい姿を胸に思いを言葉にする。それを繰り返して、人生が前にか上にか動いて行くんだと思います。
だからこそ、ある一定のターゲットを対象にノウハウを伝えるセミナーとは違った魅力と波及力があるんだなと深く納得しました。

本当に楽しかった!ありがとうございました。
これからも、母となって働く自分がどういうありたい姿を胸に、どんな言葉にしていくか、本当に楽しみです。

■NECワーキングマザーサロン千代田/横浜/福岡で逢いましょう■
福岡:11/22(土) 09:45-11:45 福岡市中央区港 <★こちらも受付中★>
横浜:11/29(土) 09:45-11:45 横浜市中区桜木町 <★こちらも受付中★>


【文責:牛島 希】

2014年11月18日

【開催報告】11/11(火)川口西公民館サロン

こんにちは!埼玉・赤羽チームの新行内(しんぎょうじ)です。
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11月はNECワーキングマザーサロンプロジェクトの最後の月あせあせ(飛び散る汗)
チーム当初の予定にはありませんでしたが、
ぜひ追加で開催したい!という進行役ともみんの熱い想いを受けて、
11/11(火)川口西公民館にてサロンが開かれましたぴかぴか(新しい)


短期間だった告知にも関わらず、参加者7名、赤ちゃん5名でスタートです

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10秒自己紹介・Good&Newといった簡単なワーク、ストレッチを挟み、心と体をほぐして、いざ全体シェリングへ。

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・本当は働きたくない
・夫と想いを共有したいのに聞いてくれない。
・男は仕事だけしていればいいのでうらやましい。
・妊娠・産後の女性だけでなく、未妊の女性にも目を向けてほしい。
・ケンカするのが嫌だから、自分が被ればいいと思ってしまっている。
・育児に参加したい夫が職場で浮いている




普段感じている事を口にしていくと、それに反応して他の方から言葉が出てきます。


・女性は不満を言うだけで、男性の気持ちをわかっていないのでは?
・コミュニケーションの取り方に問題があるのでは?
・周りの人に自分の想いを伝える大切さ、難しさ。
・夫が育児に参加する機会を奪っていないか。



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参加者の方の立場・価値観は様々で、仕事や子育て、家族に対する悩みも様々です。
でも、挙げられる悩みを紐解いていくと、「自分はどう感じているのか、そしてどうしたいのか」全てそこにいきつくような気がします。


表面上の悩み・不満ではなく、なぜ自分は不満に感じるのか、本当はどうしたいのか、を考えていくことによって、堂々巡りに陥りがちな悩みから一歩抜け出すことができるのではないかと感じました。


****

私は企業でWMを6年間やっていましたが、長男の就学を機に退職しました。

周りには両立に悩む友達はいても、働くこと自体に迷いを感じている人はいませんでした。働きたいと思えない自分はダメなんじゃないかと悩むこともありました。

退職してからサロンに参加し、色々な方と出会い、話を聞く中で「私は子育てがしたいんだ」とはっきり自覚することができ、すっきりしたのを覚えています。

その後も、また働くことになったり、家族の環境が変わったり、職場がなくなったり(笑)、色々なことがありました。でも「自分はどうしたい?」を軸に考えるサロンに参加することで、今は迷いなく自分の道を歩むことができていると思います。


長い人生には色々なことがあります。
「自分が我慢すればいい」ではいつか壊れてしまいます。


参加して頂いた方には「自分はどうしたい?」に焦点をあてて考える機会を、これからも持って頂きたいですぴかぴか(新しい)

まだサロンに参加したことのない方は、11月いっぱい、全国で開催されるサロンに ぜひぜひ足を運んでいただければと思いますぴかぴか(新しい)


****

サロン後は、参加出来る方のみランチへ!

からあげが有名な「海峡」
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(でも私は博多明太ビビンバ!)

ランチもスピンオフ・サロンるんるんといった感じで話題はつきませんでした。

お忙しい中、調整して参加して下さった皆様、ありがとうございました。

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(文責:新行内 清美)


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★埼玉・赤羽チーム サロン全日程★
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(終了)6月21日(土)川口市戸塚公民館 →開催報告
(終了)7月26日(土)川口市芝南公民館 →開催報告
(終了)8月23日(土) さいたま市ヘルシーカフェ「のら」 →開催報告
(終了)9月20日(土) 川口市中央ふれあい館 →開催報告
(終了)10月14日(火) 赤羽LaLaガーデン内 「ララちゃんのおうち」→開催報告
(終了)10月25日(土) WithYouさいたま →開催報告
(終了)<出張開催>11月2日(日) 宇都宮東生涯学習センター→開催報告
(終了)11月11日(火)川口市西公民館→開催報告(当記事)
かわいい11月29日(土) 満席!北とぴあ(最寄駅:王子)

※すべて10〜12時で開催予定です。

(その他の活動ブログはこちら↓↓↓)
 ・第6期埼玉・赤羽チーム メンバー紹介
 ・8/2(土)中間ミーティング

チームメンバーブログリレー
 かわいい第1回:プロジェクトメンバー 鈴木美穂
 かわいい第2回:プロジェクトメンバー 川又浩子
 かわいい第3回:プロジェクトメンバー 水谷奈津美
 かわいい第4回:プロジェクトメンバー 藤井 忍
 かわいい第5回:プロジェクトメンバー 新行内清美
 かわいい第6回:プロジェクトメンバー 種井美緒
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2014年11月16日

【開催報告】11/15網走サロン満員御礼で開催しました!

こんにちは!
北海道チームプロジェクトメンバーの永野間(ながのま)かおりです。

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11/15(土)に網走市エコーセンターにて、今期2回目となる網走サロンを開催しました。
前回、9月網走サロンの開催報告ブログはコチラです。

今年度定期開催が初の北海道サロンは、毎回参加者募集に大苦戦中(正直!)。

でも、細々とでもこうして定期開催することで、
専業主婦でも、育休中でも、はたらく母でも、いつか産みたい・はたらきたい方でも、
同じ「母となってはたらく」に向き合いたい女性が集まってくれる。

進行役のあいちゃんも、プロジェクトメンバーの私もほんとうにうれしく、
11月でサロン終了なんてウソみたい、これは来年度も・・・!と、希望をもって話しています!



では、サロンであがった話題の一部をご紹介しますね!

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●仕事復帰、保育への葛藤・・・からのことばの変化●

「妊娠中から決めていた仕事復帰。でも復帰1カ月前から涙が出て仕方なかった。
 数ヶ月経った今では保育の良さを認識しつつも、
 こんな風に葛藤しているのは自分だけ?の不安もある。
 子育てしながらはたらく周囲の人は、もっと輝いているように見えるのに・・・」


妊娠中の方からも、

「3人目の出産・仕事復帰なのに具体的なイメージも準備もできていない、その焦りだけがある」

という声がありました。


また育休後に退職し、専業主婦になる選択をした方からも、
自分以外の人に子どもを託す不安が語られました。
保育への不安・認識・迷いは、どんな立場の母でも感じること。


そして、保育の問題で立ちはだかるのは、そんな風に葛藤する自分の意識だけじゃないのです。

「こんなに小さいうちから預けるなんて、
 君は子どもと離れたいからはたらくのか?と夫に言われる。
 子どもとだけ過ごす閉塞感はたしかにあるけれど、
 私だけと過ごすのでは身に付かない社会性を、保育園で子どもにもって欲しい。
 でも、毎日はたらいて仕事で人とつながりのある夫には、
 そんな私のおもいをなかなか理解してもらえない」

「預けるのがかわいそう、と夫は言う。
 たしかに、私も同じおもいをもって専業主婦になることを選択した。
 でも今その気持ちが揺らいでいる」

夫だけでなく、祖父母や周囲も、「3歳まではお母さんの手で育児を」と、まだまだ根強い3歳児神話。
本人が納得して選んだのならそれは尊重されて然るべきもの。でもそうじゃなかったら・・・?

本当ははたらきたい・社会に出たいというおもいを抱えているのに、
それをひた隠しにして子どもと過ごしていたら・・・。
もしかしたらその方が子どももかわいそうかも知れないし、何より自分自身が苦しい。

「はたらいて保育園に子どもを預けたら、子どもと向き合う生活から一変して
 心に余裕がもてた。お迎えの時間、笑顔で子どもを抱きしめられるのがうれしい」

「誰か(ここでは子ども)とずっと2人きりで過ごすのは、不健全なことだって感じてる」

「保育すれば確かに子どもの初めては見られない。
 でも、母であること、妻であることはたらいて外にでることは、
 私が私でいるために必要なこと」


はたらいて保育園に預けることでのメリットもたくさんある。
でも、それをこうして面と向かって伝えてくれる人がいるのといないのでは、
冷静さも安心感も全然違ってきます。

そんな声を聞いたら、それを咀嚼して自分なりの考えを、パートナーも伝えられますよね。

夫婦で話し合うのがむずかしいのは、もしかしたら、
自分でも自分自身の揺れ動くおもいを掴みかねているからかも知れない。

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そして、聞きながら思ったのですが、自分の考えって「ひと言」で言い表せるものでもない。
そんな単純じゃないし、話ながらも揺れ動くし、つねに周囲の声の揺さぶりにもさらされている。
それにじっくり耳を傾けてくれる人・時間・場があればいいけれど、
忙しい日々に追われていたら、それがどれほど難しいことか、わかりますよね。

だからサロンのような場が必要だと思うんです。思う存分揺れて、安心して話して、聞ける場が。


そして、自分のおもいは一度ことばで発したからといって、
そこで固定化されるものではないんですね。

話しながら、自分の声を耳で聞いて、「あぁ、私はこんな風に考えてるんだ」って感じる。
その上で、他の人のまた違った意見や考えを聞く。
さらに別の人の話を聞いて、そう言う考えもあるんだとハッとしたり、
「じゃあ私は?」とあらためて考え、問い直す。

サロンは、そうやっておもい・ことばを耕す作業の連続です。
自分が話題の発端になることも、その話題から別の話題につながって、
さらに語り合いが深まるような、躍動感ある空間。

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ことばで表現し、人の話に耳を傾けているうちに、
最初話したこととはまた違ったり、
さらに一歩踏み込み深まった意見をもてたり、
たった2時間の間でもことばも思考も変化するんだと、
輪の外側から見ていて感じました。

必要なのは、そこに参加しようと勇気を出して踏み出すこと、なんですね。

15サロンE.jpg

●子育てしながらはたらく「パートナーシップ」・
夫婦ゲンカさえできていない●


「子どもを預けてはたらくことへ、夫との話し合えなさ・わかりあえなさから
身動きがとれない状態。
最近はケンカもせず、ケンカを避けている。
これってよくないとは感じている」


結婚して、子どもがいたら、誰でも経験ある状態じゃないでしょうか。
わが家は・・・、もちろん何度も(!)ありますとも。

そこに、2カ月前に仕事復帰した方からのこんな意見がありました。

「これから、もし子育てしながらはたらきたいと思うのなら、
 はたらく前にしっかり夫婦で話し合った方がいい。
 保育のことも、今考えている不安や迷いも、
 はたらき出してからどんな生活になるかも、
 夫婦で共有できていないと、自分がつらくなる一方。」

ご自身の経験や葛藤も含めたリアルなことばでした。

女性の会話にありがちな、
「わかるー、ダンナほんと何でわかってくれないんだろうね?ムカつく!」
と男性を責めるだけでネガティブさを補強するような、そんな安易な共感じゃない。

本気で葛藤しているのが伝わるから、聞いた仲間も本気で返すんですよね。
「私はこう思いますよ」と。

真摯な大人同士の対話に触れられて、背筋が伸びるようなおもいでした。



では、最後に参加者のみなさんからのひと言を!

15網走サロン集合.jpg

◆「サロンに参加して、夫と話し合うのをこれまでおろそかにしていたことと、
仕事もやっぱりしたい!という気持ちに気づけた。
帰って夫と話して、娘の保育園のことなど話していきたい。」

◆「私に取ってはたらくことと子育ては最初から同時進行できたもの。
その自分の選択が間違っていなかったとおもいたい。
仕事で多くの母親たちに接する中でおもうのは、
専業主婦でもはたらく母でも自分がきちんと納得した選択した選択をして欲しいということ。
それにはパートナーとの関係が大事。
私は夫婦で向き合うまでに10年掛かったけれど、もっと早くに夫婦に向き合えていたらと今でも思う。。
職場の後輩にもパートナーとの関係性を大切にと伝えている。」

◆「ここまで自分にもやもやが溜まっているとは思わなかった。
もしかして、誰にも話をできていなかったのかも知れない。」

◆「はたらきたいっていう気持ちはみんなどこかにもっているのがわかった。
海外での生活、妊娠中の帰国、はたらきたいけれどはたらける状態ではなかった。
でも、サロンで聞いたことを参考に、これからの私のはたらくを考えていきたい」


◆「仕事が好きだったので、仕事に戻りたい気持ちも強かった。
サロンに参加して子育てしながらはたらくのは自分のためだけでなく、
保育される子どものためにもいいのだと思えた。
子どもを預けるのはさみしいかいもしれないけど、
がんばって夫婦で話し合っていきたい」

◆「自分はまず誰と向き合わなければいけないのかよく分かった。
夫と話したい。子連れの場では子育てトークやグチに終始しがち。
でもこうして前向きな話をきけてよかった。今後も機会があれば参加したいし、
サロンにも関わっていきたい」


◆「結婚も出産もこれからの私。でもみんな同じことで悩むんだとわかった。
そこで話すことって重要。TVで女性の力がとエラい人がいうのを聞くより、
こうしてサロンに参加して、いろんな話を聞くことの方がずっといいなと思えた」

◆「4月に仕事復帰を考えている。お金のため、社会に居場所を求めるからなど、
いろんな理由を考えていた。これからもずっと葛藤する日々なんだと思うけれど、
その都度家族で話し合って、納得いく選択をしていきたい。」


◆「産後の大変さを思い出せた。夫と話し合うことをしていかないといけない。
筋道立てて、望む方向にえるように、もっと考えて話し合ってみたい」

◆「自分自身に言い聞かせよう・思い込ませようとしていた部分があるのかも?と気づかされた。
もっと落ち着いて、自分のおもいに向き合ってこれからを考えていきたい。」


参加者の多くが産後クラス卒業生だった網走サロン。
みなさんの産後クラス卒業時からの変化や葛藤に触れられて、
私にとっても特別なサロンになりました。
また、サロンのおかげでつながることができた方も!
そんなみなさんと一緒に、この輪やサロン活動を、
来年も北海道のいろんな地域で続けて広げていきたいです!


サロン参加から、終了後はランチまで!
ご参加どうもありがとうございました!


次回、釧路サロンは11月22日(土)AM開催で、
今年度の釧路・北海道での開催はラストとなります。

お申し込み受付中ですので、今回気になっていたけれど参加できなかった方も、
またこれまでの釧路サロンに参加された方のリピート参加も大歓迎!
ぜひこの機会をお見逃しなく!

●お申し込み:★こちらの専用フォームからお申込みください★

●お問合せ:WMS北海道( wms6hokkaido@gmail.com )まで、メールにてお問合せ下さい。


★WMS北海道情報★
【WMS北海道これまでの開催報告&今後の開催予定】
・6/28:釧路サロン→開催報告ブログ
・7/19:釧路サロン→開催報告ブログ
・8/23:釧路サロン→開催報告ブログ
・9/13:網走サロン→開催報告ブログ
・9/20:札幌サロン→→開催報告ブログ
・10/18:札幌サロン→開催報告準備中
・11/15:網走サロン→開催報告はこちらのブログです☆
・11/22:釧路サロン→受付中


(文責 WMS北海道 プロジェクトメンバー 永野間かおり)

2014年11月15日

【開催報告】11/8杉並区高井戸サロンを開催しました!

こんにちは!
自称サロンマニアの杉並南・世田谷チームの進行役、光瀬奈々江ですわーい(嬉しい顔)
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11/8(土)に開催された杉並区では今期ラストのサロン。その様子をご報告します☆

当日ご参加くださったのは、ご参加者8名、PJメンバー2名、赤ちゃん1名。
今回はなんと、同じ都内の進行役である日野のみゆきちゃん、練馬・杉並北のさとみんもいち参加者として駆けつけてくれました揺れるハート
仲間の応援はめちゃくちゃ感動するとともにちょっと緊張(笑)
でもいつも通りに進行することができました。

まずは、「母となってはたらく」という大きなテーマの前に、Good&Newというウォーミングアップのワークからサロンは始まります。
そして、お隣の方とペアになってシェアリング。2分間自分に向き合い、3分間と時間を区切って他者に向き合い言葉を紡ぐ時間です。

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そして全体シェアリング。
ワークを通じてどんな気づきがあったか投げかけてみると、色々な方が次々に思いを言葉にしてくれました。

産後すぐは、「育児・家事・仕事」をいかにバランスとるかを考えていたが、今は大切なことがたくさんあることに気がついた。こうしたいのにできないという前向きな悩みとこうすべきなのにという悩みがごっちゃになってモヤモヤしている。

◯自分の人生マルチタスク、バイキングやビュッフェのよう。やりたいことが多い。将来、仕事と子育てをしながらやりたいことができるのか。パートナー候補はいるが、パートナーがいるとなるとそうはいかない。G&Nをやってみて、人と会ってしゃべったり、議論したり、人と話し合っていくおもしろさに気がついた。

◯犠牲にならない、というところで、自分も産後が辛く、手がかかる子だったので、「私ばっかり」と心がとげとげしたいた。「〜すべき」にとらわれ、犠牲になってやっている感があるとイライラするけど、「〜すべき」から解放されたら自分を保っていられるようになった。

◯夫が転勤族。どうするのがベストなのか。どういう選択がかしこいのかを考えてしまい、モヤモヤ。自分がどうしたいかを考えられていない。

◯産後2年を振り返って、人ってこんなにも変われるんだと思った。優先順位をつけてロジカルに選んでいくこともアリだけど、妊娠出産という自然な流れを経験して、その変化に乗ってみようと思えるように。人生の要素が増えていくうちにロジカルに論理的に組み立ててしまうが、動物的カンに乗っていくのもアリと思えるように。

◯産後7か月で仕事復帰となる。親からはかわいそうと言われたりしているが、今日ワークを通じて色々な人の元気にふれることにより自分のプラスになるということに気がついた。復帰にあたり、両立できるか不安だけれど、ペースや体力など自分の自信のないところに気がつけた。まわりの支えも借りながら犠牲にしない働き方にしたい。

◯ワークで人生の話をしたが結論がでるわけではなくモヤモヤ。優先順位をつけてロジカルに考えたいが、産後はほとんど動物的カン、本能で生活している。これから仕事に復帰を考えるとこわい。

◯私もやりたいことがたくさんある。パートナーは無趣味。パートナーが文句も言わないのを当たり前に思ってしまっている。ありがたいと思わないといけない。子どもがいる身分を利用して子どもを預けてやりたいことをやっている自分にモヤっとしている。


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全体シェアリングでお話をきいていて感じたのは、ワークを通じて参加者一人ひとりが自分の状況を客観視できているなと思いました。
なかなか自分のことを客観的にみるというのは簡単にできそうでできないこと。そしてそのことを言葉にする機会や場というのは本当にない。
モヤモヤしていることも言葉に出してみることで、確実に次の一歩を踏みだす力につながる。そんなことを感じたサロンとなりました。

いよいよ次回は、進行役研修をおこなった想い出の下北沢で本当に今期最後のサロンです!!

2014年11月11日

【開催報告】11/9釧路サロン開催しました!

こんにちは!
北海道チームプロジェクトメンバーの永野間(ながのま)かおりです。


11/9(日)に釧路市生涯学習センターまなぼっとにて、
釧路サロンを開催しました。

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今回の釧路サロンは釧路市生涯学習フェスティバルまなとぴあ2014の
イベントの一つとしての開催。

前日に会場に立ち寄って、「どんなことするんですか?」
「おもしろそう、参加します!」とその場でお申し込みされる方も。
ありがとうございます!

当日は6名の参加者の方たちと一緒に、
「母となってはたらく」、そして
「この地域ではたらいていく私たち」について語り合いました。


参加者の方の多くは20代で、実際にはこれから
「母となってはたらく」に向き合う方たち。

いつもとはちょっと雰囲気の違ったサロンだからこその話題や気づきが、
たくさんあるサロンでした。


●「この時間に本音が出るんだよね」●

全体シェアリングに入ってすぐの、参加者の方から
おもわず漏れ出たことばです。

「このフワーッとみんなで話す時間に本音が出るんだよね。
 でも、いきなりこれ(全体シァリング)では、
 そんな本音が出づらいのかも知れないね」


そうなんです、いきなり「母となってはたらく」というテーマに
向き合うのではなく、まずは初対面の方同士、自己紹介をして、
ウォーミングアップのかんたんなワークをして、
絵を描きながら「自分」に向き合う時間をもつ。
その後はペアになって、そうして全体でのシェアリングへ。

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そうやって、ていねいなプロセスを踏むからこそ、
いざテーマに向き合った時に、自分の奥底にあるおもいやことばが
自然に沸き上がってくる、そんなプログラムなのかも知れません^^



●いつか子育てしながらはたらく不安●

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「子育てしている友達は社会との接点を失ったことを嘆いている。
じゃあ私はこれから先、その状況に置かれたとして、
そこで物足りなさを自覚したとき、
自分の選択に迷いが出てくるんじゃないか?と不安。
子育てしながらはたらくのは大戦争状態ですか?」


未妊の方からは、こんな質問も挙がりました。
この質問への答えは人それぞれ、そして同じ人であっても、
子どもの数、仕事の立場・内容、年齢に応じても、
答える内容が変わるんじゃないかと思います。

そうやってうつろい変化していくおもいだからこそ、
こうして時折誰かに質問されて、「私はどうおもってるんだろう?」と
立ち止まって考えるのも、貴重な機会ですよね。
子ども3人育てながら、バタバタ走り回ってはたらいている私自身にも、
突き刺さるような良質な問いを与えられたようでした。

そして、いつか産みたい・育てたい未妊のうちから、
子育てしながらはたらく人の生の声やおもいに触れることは、
自分の選択や可能性の幅を広げる助けになるんじゃないかと思います。

親、きょうだいや身近な友人・先輩の
「子育てしながらはたらく」しか知らないより、
日常なかなか接点のもてない人の話から初めて知ったり、
気づかされることがきっとたくさんありますものね。


他にも、今まさに取り組んでいる仕事の悩みや、
そこで感じていることが活発にシェアされました。

子育てはこれからだって、やっぱり、
はたらいていたり、はたらこうとしていれば、
何かしらの迷いや悩みは生まれる。


多くの人たちは一人で抱えるそれらを、
私たちはなぜサロンでわかち合おうとするのか?

ある参加者の方の最後のひと言が、
その答えを表しているように感じました。

9サロン最後.jpg

「これまで仕事のことで悩んで、それで今回のサロンに参加して、
 あぁ、私は自分一人でしかモノを考えていなかったんだなって気づかされた。
 私の中に『誰かと一緒にやろう・考えよう』という意識がなかった。
 だからたった一人の、狭いせまい考え方になっていたんだとわかった。」



本を読んでとか、誰かの立派な話を聞いておもったことじゃないんですよね。
自分のおもいを、自分のことばで紡いで表現したからこそ、
ほんとうに納得できる気づきや手応えを感じられたんだと思います。

そしてこんな風にわかち合おう、
そうすればもっと考えにも幅やゆとりが生まれることを、
「経験」から知っているのは、きっとこれから先の「母となってはたらく」に
大きなプラス効果を生み出すんじゃないかと思います。


他にも、こんなご感想をいただきました。

9釧路サロン集合.jpg

●「すごくおもしろかった!いろんな立場で、
また今後もお話ししたい方達ばかりだった。
これからもつながっていってください!」


●「え!もう終わり?!まだ1割りしか話せてない、話足りない(笑)。
いろんな立場のみなさんと話すことで、仕事だって何だって、
まだまだいろんなものが産まれる予感がしました。
サロンはポテンシャルの泉だって感じました。」


●「今日は若い年代の方に混ざって、若い人たちの考えに触れられてよかった。」

●「参加してよかった。ここに集まった人とのつながりで、何かが産まれそう」。

●「いちばんの参加目的は、「友達が欲しい」ってこと。
友達になれそうな方たちにたくさん出会えたことが何よりの収穫。
世代間の交流もとってもすばらしい!参加してよかったです。」



終了後の進行役あいちゃん、

「サロンね、ほんとサイコーなんですよ!」

そうだよね、何よりサロンを運営する私たち自身が欲しいとおもったこの場。
興味をもって、実際に脚を運んでくださるみなさんのおかげで、
開催できています。

9ランチ.jpg

サロン参加から、終了後はランチまで!
みなさまどうもありがとうございました!


次回、釧路サロンは11月22日(土)AM開催で、
今年度の釧路・北海道での開催はラストとなります。

お申し込み受付中ですので、今回気になっていたけれど参加できなかった方も、
またこれまでの釧路サロンに参加された方のリピート参加も大歓迎!
ぜひこの機会をお見逃しなく!

●お申し込み:★こちらの専用フォームからお申込みください★

●お問合せ:WMS北海道( wms6hokkaido@gmail.com )まで、メールにてお問合せ下さい。


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・11/22:釧路サロン→受付中


(文責 WMS北海道 プロジェクトメンバー 永野間かおり)

埼玉・赤羽チームブログリレー ”サロンと私” H林理恵 〜りえぞう〜


こんにちは、NECワーキングマザーサロン埼玉・赤羽チームメンバーのりえぞうこと林理恵です。

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(後方中央が私です)

今年でサロンメンバーとして活動して4年目となります。
初めてサロンに参加したのが第2子妊娠中の5年前。
第2子出産後、とにかく何かしたい!自分の地域に働く母が集まれる場所を作りたい!
という漠然とした思いから、サロンの運営に飛び込んでみました。

その後は、いろんなことがありました。。。
育児休暇復帰数ヶ月で職場を変わり、復帰と初めての職場でイチからのスタート、パートナーも仕事が多忙で環境の変化に戸惑っている私の想いをうまく伝えられずに時には辛いことも。。。

そんな中、サロンを卒業したメンバーで発足したマドレボニータ会員チーム「キタカン☆ボニータ」での活動と仲間が私を支えてくれました。
そして、中でもキタカン☆ボニータのメンバーとの出会いの場所でもある、サロンの活動はどんな場所で働いていても私の「働くにあたってどうありたいかの軸」を見直すことができるかけがえの無い場です。

サロンに参加して、
「こんな考え方があったんだ!目から鱗が!」と思ってまたサロンに参加する方、
「参加者としてだけじゃなくてもっと深く関わりたい!」と思ってプロジェクトメンバーになる方、
「サロンを通じて知ったマドレボニータの活動にもっと深く関わりたい!」と思ってマドレボニータの会員チームのメンバーになる方
それぞれの方が今の働く状況や思うことが違うように、サロンへの関わり方も様々です。

そして、何よりサロンに深く関わった人たちに共通するのが
「このサロンをもっと多くの人に届けたい」
という想いです。

私も毎年参画する中で、1人でも多くの人たちにサロンに来て欲しいという想いを強くしています。
なぜなら、母となって働く女性は日々真剣に働くに向き合っているのに、その想いを安心して言葉にすることのできる場があまりにも少ないと思うから。。。

安心して母となって働くを語れる場を一緒に作りたい!という方、まずはサロンに参加してみてくださいね!


(文責:林理恵(りえぞう))


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★埼玉・赤羽チーム サロン全日程★
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(終了)6月21日(土)川口市戸塚公民館 →開催報告
(終了)7月26日(土)川口市芝南公民館 →開催報告
(終了)8月23日(土) さいたま市ヘルシーカフェ「のら」 →開催報告
(終了)9月20日(土) 川口市中央ふれあい館 →開催報告
(終了)10月14日(火) 赤羽LaLaガーデン内 「ララちゃんのおうち」→開催報告
(終了)10月25日(土) WithYouさいたま →開催報告
(終了)<出張開催>11月2日(日) 宇都宮東生涯学習センター→開催報告
かわいい11月11日(火) 川口市西公民館(最寄駅:川口)
かわいい11月29日(土) 満席!北とぴあ(最寄駅:王子)

※すべて10〜12時で開催予定です。

(その他の活動ブログはこちら↓↓↓)
 ・第6期埼玉・赤羽チーム メンバー紹介
 ・8/2(土)中間ミーティング

チームメンバーブログリレー
 かわいい第1回:プロジェクトメンバー 鈴木美穂
 かわいい第2回:プロジェクトメンバー 川又浩子
 かわいい第3回:プロジェクトメンバー 水谷奈津美
 かわいい第4回:プロジェクトメンバー 藤井 忍
 かわいい第5回:プロジェクトメンバー 新行内清美
 かわいい第6回:プロジェクトメンバー 種井美緒
 かわいい第7回:プロジェクトメンバー 水口陽子
 かわいい第8回:プロジェクトメンバー 岡 優子