昨年、横浜市港北区でサロンを開催させていただきました。

沢山の方に支えられて開催したNECワーキングマザーサロン、
半年を振り返り、もしそれをひと言で表すとしたら・・・
『喜』
この一文字が、真っ先に頭に浮かびました。
「居場所ができた喜び」
「出会えた喜び」
「自分をじっくりと見つめられた喜び」
そんな3つの喜びを軸に、ファシリテーターの活動を振り返ってみたいと思います。
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☆自分の居場所ができた喜び
人生で始めてのサロン運営とワークショップ形式でのファシリテート。
最初は全く自信がありませんでした。
サロンの参加者の多くは、
自分と違う立場である現役WMや、育児休業中の方。
そんな皆さんの気持ちに寄り添った進行ができるのか、
また、今後どのように働いていきたいか定まらず、日々揺れている自分に、
果たして舵取り役ができるのか、と、不安はつきませんでした。
でも、いざサロンが始まってみると、参加者の皆さんもまた、
母となって働くことへの不安を口にしており、
でも、その不安を、他の参加者の方と話したり聞いたりして共有していくうちに、
徐々に明るい表情になっていくのをみて、
「みな話したくても話す場がなかったんだ」
「自分の思いを言葉にし、自分に向き合う時間は必要なんだ」
と感じました。
また、サロン終了後に、みなさんが会場に残ってお話したり、
活発に連絡先を交換する姿を見ると、
「ああ、自分でも誰かの役にたつことができるんだ」と、
だんだん自信がついていきました。
☆出会えた喜び
サロンの参加者のみなさん、ファシリテーターの仲間、サポーターさん、
プロジェクトのスタッフさんとの出会いがありました。
皆、自分を高めようと努力し続ける素敵なひとたち、
このプロジェクトに参画しなければ、
きっと出会うことのなかった方たちだと思います。
特に、全国にいるファシリテーターの15人は、
研修期間を含め、約8ヶ月という長丁場を共に歩んだ仲間。
皆、途中、パートナーとの関係や子どもの体調不良など、
ままならないことも多々ありましたが、
そんなときは、励ましあい、支え合って乗り越えました。
家族でも、同僚でもなく、でもこのプロジェクトを通してできた仲間は、特別な存在。
今後の人生においても、ずっとかけがえのない大切な存在になるとおもいます。
☆自分をじっくりと見つめられた喜び
サロンを通じて、沢山の方のお話を聞き、
自分の言葉で繰り返し思いを語るうちに、
自分はこれからどのように生きていきたいのか、
自分は子育てしながらどのように働きたいのか、
という、自分の軸が見えてきました。
そして、半年のサロンが終わるころには、
母となった自分だからこそできることをしたい、
人として意義のあることをしたい、
そしてその姿をこどもに見せたい、という思いが湧き出てきました。
そして、母になったから、専業主婦だからできない、ではなく、
自分の人生はこれからなんだ、
母となった自分のキャリアを今から作り上げていけばいい、
と思うようになりました。
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来期のファシリテーターをやろうかと迷っている方や、
サロンにもっとかかわりたいな、と思っている方がいたら、
是非、チャレンジしてみてほしいです!
ファシリテーターとして参画することは、決して簡単なことではありませんが、
今後の糧となる貴重な経験が、沢山できるとおもいます。
あ、応募の前には、サミットに是非☆
会場でお待ちしています〜!
(文責)吉竹雅子