<お知らせ> NECワーキングマザーサロンプロジェクトは2018年12月で活動を休止しました。 10年間の活動を通じて得られた経験・知見を、広く「対話の場づくりをしたい人」に向けて、期間限定で手渡していきます。 「マドレ式対話の場づくりプロジェクト」のサイトでご紹介していきます。 ■NECワーキングマザーサロンプロジェクトについて 「NECワーキングマザーサロン」とは「母となってはたらく」がテーマの、対話を中心としたワークショップです。「母となってはたらく」ことに不安や葛藤を抱えるひとたちが、自分に向き合う機会を得て、少しでも自分のおもいを整理したり考えを進められる、そのきっかけとなる場としてつくられました。 このプロジェクトは、産後ケアの普及啓発に取り組むNPO法人マドレボニータが主催し、 NECが協賛する社会貢献活動として、2009年から2018年まで10年間実施。30都道府県131市区町にて、1,045回開催され、のべ7,483名が参加しました。 サロンの開催運営・プログラム進行はすべてボランティアメンバーが担当。毎年度100名におよぶボランティアメンバーが応募・活動し、10年間でのべ903名が参画しました。 『産後白書2』 〜子育てしながらはたらく・はたらきたい女性1400人のリアル 「NECワーキングマザーサロン」の取り組みをまとめた小冊子です (2011年3月14日発行) 【活動記録】NECワーキングマザーサロンプロジェクト(第1期〜第10期) ●第10期(2018年度) ・2018年6〜11月「NECワーキングマザーサロン」開催 ●第9期(2017年度) ・「第9回NECワーキングマザーサミット 母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」」開催 ⇒報告記事はこちら ・「NECワーキングマザーサロン」開催実績はこちら ●第8期(2016年度) ・「第8回NECワーキングマザーサミット〜関係性こそが答えのない時代を切り開く、未来をつくる」開催 └記録映像〔第1部〕〔第2部〕、ブログ報告〔第1部後編〕〔第2部〕 ・「NECワーキングマザーサロン」開催実績はこちら ●第7期(2015年度) ・「第7回NECワーキングマザーサミット〜私たちの〈働き方〉が未来を創る」開催 ⇒報告記事はこちら ・「NECワーキングマザーサロン」開催実績はこちら ●第6期(2014年度) ・「第6回NECワーキングマザーサミット」2014/1/23(金)開催 └記録映像はこちら⇒〔第1部〕〔第2部〕 ・「NECワーキングマザーサロン」開催実績はこちら └2014年6月〜11月、全90回を41地域(市区)にて開催し、のべ772名が参加されました ・第6期プロジェクトメンバーの紹介はこちら ●第5期(2013年度) ・「第5回NECワーキングマザーサミット」2014/1/24(金)開催 ・「NECワーキングマザーサロン」開催実績はこちら └2013年6月〜11月、全113回を48地域(市区)にて開催し、のべ880名が参加されました ・第5期ファシリテーター&サポーターの紹介はこちら ●第4期(2012年度) ・「第4回NECワーキングマザーサミット」(2013/1/21月)開催 └第1部のプレゼン資料はこちら ・「NECワーキングマザーサロン」の開催実績はこちら └2012年6月〜11月、全115回を43地域(市区町)にて開催し、のべ882名が参加されました ・第4期ファシリテーター(15名)の紹介はこちら ・第4期オフィシャル・サポーター(83名)の紹介はこちら↓ └〔東北・関東〕〔東京23区〕〔東京市部〕〔東海・関西・福岡〕 ●第3期(2011年度) ・「第3回 NECワーキングマザーサミット」(2012/1/23月)開催 ・「NECワーキングマザーサロン」開催実績はこちら └2011年6月〜11月、全169回を42地域(市区町)にて開催し、のべ1229名が参加されました ・第3期ファシリテーター(23名)の紹介はこちら ・第3期オフィシャル・サポーター(84名)の紹介はこちら ●第2期(2010年度) ・「第2回NECワーキングマザーサミット」 (2011/5/20)開催 ・「産後白書2」発行(2011/3/14) ・「NECワーキングマザーサロン」開催 └2010年6月〜11月、全123回を34地域(市区町)にて開催し、のべ761名が参加されました ・第2期ファシリテーター(16名)の紹介はこちら この他、サポーターは全国約60名! ●第1期(2009年度) ・「第1回NECワーキングマザーサミット」(2010/3/8月)開催 └報告はコチラ ・「NECワーキングマザーサロン」開催 └2009年9月〜2010年2月、全102回を29地域(市区町)にて開催し、のべ638名が参加がされました ・第1期ファシリテーター(19名)の紹介はこちら |
2018年12月09日
【開催報告_北海道札幌市】12/2第5回サロン開催しました!
NECワーキングマザーサロン(以下サロン)札幌チーム運営メンバーの川辺真美子です。
去る12月2日、札幌チーム 第5回サロンを開催しました。
連日の雪が残る中、4名の方が参加してくださいました。
私はこの半年間、進行役として携わり、サロンを「安心、安全の場」にするために、進行役を始めた時から思っていたことがあります。
それは
全体でみんなで話をする時、
「参加者さん全員が必ずしも話をしなくてもいい場であるということ」
「話したい人が話したいタイミングで話せばいいと思っていること」
なぜかというと、みんなの前で話をするのは勇気がいることだと私は思っているからです。
「何か話さないと!」ってドキドキする場って、安心・安全の場ではないな。
と思うのです。
そして、ドキドキしてしまって他の方の話が頭に入ってこないことがあったら、とても残念なことだと思うのです。
自分の時間を作ってきてくださった参加者さんが、
サロンという場がみんなの前で言葉を発しなくても何かを感じ、気づける場であったらいいな
と思っていたのです。
私はこの自分の思いを運営メンバーには幾度となく伝えてきました。
ですが、参加者さんに伝えるということはしてきませんでした。
だから今回、最後のサロンでは、自己紹介の時と、全体で話をする場の前と2回、意識をして参加者さんに伝えました。
それが良かったのかどうかはわかりませんが、私は、誰かが手を挙げて話してくれるのをじっと待ちました。
誰も話さない時間も、思考を巡らせるいい時間になったと思っています。
そして、本当に話したい人が話したいタイミングで話をする、そんな時間になったと思います。
参加者さんが他の方の話を聞いて、自分への問いかけが見つかったんだなぁと感じた時がありました。
他の参加者さんが、話し手の話を認め、受け止める、そんな素敵な時間もありました。
何を話してもいい。
自分の言葉で今考えていることや、思っていること、悩み、葛藤、それを安心して安全に話ができる場がここにはあると思いました。
とてもいい時間でした。
7月から始まった札幌でのサロン。
9月には地震があり、中止となる回もありましたが、
毎回毎回サロンでは気づきをもらえ、進行役という立場ながら私もたくさんのことを学ばせていただきました。
本当にありがとうございました。
札幌サロンに参加してくださった皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に本当にありがとうございました!!
またどこかでお会いできたら嬉しいです。
(文責:川辺真美子)
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2018年12月04日
【開催報告】12/2(日)台東区寿にてサロンを開催しました
【開催報告】10/14第4回京橋サロン〜他人の話を聴くことで、自分の心と向き合う〜
今回は5名の方に参加いただきました。
他人の話を聴きながら、自分の心の中のモヤモヤや、ザワザワと向き合うことで、
一体自分が何を望んでいるのかが見えてきます。
お互いの話に、心から耳を傾ける、素晴らしい時間となりました。
ラストサロンは、初上陸・江東区清澄白河開催です!
※資料として『マドレ式ワーキングマザーの教科書』(A5判冊子)をお渡しします。
結婚・妊娠・出産の経験がない方でも、どなたでも大歓迎です!
※生後210日までの赤ちゃんは一緒にご参加いただけます。
2018年4月22日以降にお生まれのお子さまは一緒にご参加いただけます。
2018年4月21日以前にお生まれのお子さまは、信頼できる方にお預けになって、
単身でご参加ください。
2018年12月03日
【東京・神奈川夜】開催報告 11/9(金)夜に武蔵小杉・NEC共創スペースで開催しました
11/9(金)に、武蔵小杉のNEC中央研究所・共創スペースにてサロンを開催しました。
「共創スペース」とは、通常の会議室とは違う雰囲気の空間で、社内外のメンバーとともに新たな社会価値を創り出すことを目的に作られた場所です。ここで社内、社外の参加者とともに「母となってはたらく」を語り合いました。
わたしを含めて夜チームに複数のNECグループ社員がいることもあり、強い思いを持って開催した今回のサロン。
会社としてはこのような場を設けることに賛同してはいますが、社内では、社内のいち社員はどのような思いを抱いているのか。
通常勤務を一週間終えたあとの夜、どのような思いが出てくるのか。
もちろん通常のサロンとして他のサロンと同様に社外の方も参加される中で、どんな化学反応が起こるのか。
期待を抱きつつも、当日までの最後の一週間はなにかに追い詰められたような、あるいはそれとも別の、心の奥底に見たくない何かが隠れているようなプレッシャーがありました。
ワーキングマザーサロンは、制度や現状を認識した上で、「わたしはこう思っている、こうしたい」という気持ちを確かめる、その気持ちをただ認める場です。
この社内で事前準備・広報から当日の運営まで全部動かすからこそ向き合わざるをえないことも浮き彫りになってきて、それはやはり、当日までに抱いてきたとおり見たくない、淀んでいたものでしたが、その淀んだ、ぐるぐる渦巻いているものが動き出す感じもしました。
「幸せ」は自分次第、自分で納得していればそれでいい。でも正直今の自分は幸せとは言い切れない、しんどい、変わりたいし変えたい。今はしんどくて仕方ない時なんだということを受け止められました。
今期のサロンの運営メンバーになって、サロンという場をつくることを半年かけてやってきたことで、様々なバックグラウンドを持つ方に出会い、それぞれにも自分にも様々な道があることを改めて心の中に落とし込むことができました。
そして、今回のサロンに限らずずっと母や妻ではない自分に向き合ってきて、そして見つけた答えはとんでもなく淀んでいて、でも譲れないものでした。見つめること自体も大変だし、変わること変えることも辛いですが、一つずつ確実に整理していきたいと思えました。
サロンも今年も終わろうとしている今、そんな気持ちをサロンという場で見つけられたありがたさを噛み締めています。
東京・神奈川夜チームの開催は、残すところ1回となりました。
明日!!12月4日(火)18:30〜に(株)ヒロモリ内会議室(品川)にて開催します。
https://blog.canpan.info/wms/archive/2445
●お問合せ先
東京・神奈川夜チームまでメールでお問い合わせください
<NECワーキングマザーサロン関連書籍>
〜マドレオンラインストアで購入できます
●別冊マドレジャーナル「NECワーキングマザーサロン」特集
プロジェクトの成り立ちや変遷、考察、メンバーの声などがぎっしりつまっています。
http://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=83342440
●産後白書2〜子育てしながら働く・働きたい女性1400人のリアル
http://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=27388459
●マドレ式ワーキングマザーの教科書 (サロンご参加者に配布しています)
http://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=18639802
<NECワーキングマザーサロン関連サイト>
●公式ブログ https://blog.canpan.info/wms/
●公式facebookページ https://www.facebook.com/wmsalon/
●NECサイト http://jpn.nec.com/community/ja/resources/mother.html?
●マドレボニータ公式サイト http://madrebonita.com
●マドレボニータ公式Facebookページ https://www.facebook.com/NPOmadrebonita/
また、NECワーキングマザーは東京・神奈川夜だけでなく、
全国各地で12月9日まで開催予定です。
是非周囲の女性にご紹介ください。
【お申し込み方法】
下記の専用フォーム(地域別)よりお申し込みください。
折り返し、各サロン担当者よりメールにてご案内をお送りいたします。
【北海道】 【栃木・埼玉・東京・神奈川】 【愛知・島根】
【対象】「母となってはたらく」というテーマに関心のある女性。
就労、妊娠・出産経験、婚姻などの有無、状況や年齢に関わらず、どなたでもご参加いただけます。
※生後210日以内のお子様は一緒にご参加できます。(同伴可能な日にちの確認はこちら)
【定員】10組
【参加費】500円
※資料として『マドレ式・ワーキングマザーの教科書』をお渡しします
(文責:辻沙紀子)
2018年12月02日
【葛飾】11月25日(日)第5回つくばサロン開催報告
一番左が私です。身長170センチ。頭一つ飛び出ております笑
葛飾チームの第5回つくばサロンの開催報告です!
今回ですが、茨城県はつくばにある、「つくばカピオ」で開催しました!
「あれ?『葛飾チーム』ですよね?」と思われた皆さん、ナイスツッコミです(笑)
実は、葛飾チームの運営メンバーのひろちゃんはつくば在住。
葛飾チームでは以前から、「つくばでもやれたらいいよねー」と、
『脱・葛飾区』を胸に秘めていたのです。
念願かなっての開催となり、チームとしても個人としても、感無量でございました。
そんな葛飾チームにとって「遠征」となったつくばサロンですが、4名もの方にご参加いただきました!
しかも、うち一名は北海道にお住いの進行役のもよちゃん!
東京・茨城・北海道という、3つの都道府県を結び付ける、びっくりサロンとなりました。
サロンが始まる前は、皆さん静かなご様子でしたが、
自己紹介そしてそのあとのGood & New
(24時間以内にあったよかったことを個人・ペアワークでシェアします)
を経るにつれ、表情が柔らかく・明るくなってきます。
全体シェアリングでは、複数のテーマを、みんなで少しずつ話し合いました。
「復職する際、どのような勤務スタイルを選択するか」
「時短で働くこと」
「働く度合いを今よりも強めていくこと」
「家事代行使いたいわー!」などなど…
私個人としては、シェアリングをしながら、「自己肯定感」「パートナー・家族との対話」
という言葉が頭に浮かんでいました。
「自己肯定感」・・・
育児して、家事して、かつ社会に出て働くということは、
大多数の人に『頑張っている』と言われる状態のはず。
にもかかわらず、時短という働き方を選ぶ自分にちょっともやぁ。
社会に出るという選択をした自分にちょっともやぁ。
もやもやするのはなぜ?
「パートナー・家族との対話」・・・
上の話に加えて、パートナーはどう思っているのか、聞けずにもやぁ。
こんな風に思っていたりしないかな?と、気がかりでもやぁ。
一緒の家に住んで、多くの時間を一緒に過ごしているのにね?
いきなり自分の話で恐縮ですが、たとえば、私は私のニックネームが
「愛『ちゃん』」であることを、割と頻繁に
「アラサーに『ちゃん付け』は許されるか?」と自問します笑。
誰に許されれば安心するんだよ私は、というのと、
上に書かせてもらったことは、自分の中では似ている話なんです。
自分で自分を肯定してあげること。
誰かに自分を肯定してもらうこと。
どっちもないと、自分が思う「こうあるべき」に縛られてしまうし、
窮屈な思いをしてしまうなあと思ったんです。
私自身は、皆でシェアリングしながら、そんなことを改めて実感して、
これからはこうしようかなあという方向が見えて、すっきりすることができました。
つくばサロン、最後にパシャリ。皆さん素敵な笑顔!
次回の葛飾チームラストサロンは、墨田区錦糸町で行います。
ありがたいことに満席御礼!
最後のサロンを、参加者もメンバーも楽しみたいと思います!
皆さんも自分の気持ちを見つめなおす・整理する場として、
ワーキングマザーサロンを活用してみてはいかがでしょうか。
「母となってはたらくこと」について語り合いたい女性であれば、どなたでも参加できます。
今期のサロンも残り少なくなってきました。ぜひ参加してみてください!
【12月のサロン開催予定】
https://blog.canpan.info/wms/archive/2489
●お問い合わせ●
WMS葛飾チームまでメールでお問い合わせください。
katsushika@madorebonita.com
(文責:葛飾チーム 白川 愛)
2018年12月01日
【2018年11月〜12月9日の開催日程】
【2018年11月〜12月9日のサロン開催日程】 ※受付開始は、各日13時頃からの予定です
■□■北海道■□■
●11/9(金) 10:00-12:00 津別町
【満席】
>会場:旧永山武四郎邸(札幌市中央区北2条東6丁目)
■□■茨城県■□■
【満席】
●11/9(金)18:45-20:45 神奈川県川崎市
●11/10(土)10:30-12:30 東京都武蔵野市
●11/11(日) 09:45-11:45 東京都品川区
●11/16(金)19:00-21:00 東京都千代田区
●11/17(土) 9:45-11:45 東京都練馬区
●11/17(土) 10:00-12:00 東京都豊島区
●11/17(土) 10:00-12:00 埼玉県戸田市
【満席】
【満席】
●11/25(日) 15:30-17:30 東京都荒川区
●12/1(土) 09:45-11:45 東京都中央区 ※開催日時と場所が変更になりました
●12/2(日) 09:45-11:45 東京都品川区【満席】
●12/2(日) 10:00-12:00 東京都台東区
会場:台東区寿区民館(台東区寿1-10-12)
会場:株式会社ヒロモリ(港区港南2-12-32 SOUTH PORT品川6階)
会場:中目黒住区センター(目黒区中目黒二丁目10番13号中目黒スクエア内)
会場:田園調布せせらぎ公園集会室(大田区田園調布1‐53−10)
●12/9(日) 09:30-11:30 東京都墨田区
会場:田無 Ripple NishiTokyo(西東京市南町5丁目7−8 サンスクエアオオヤマ1F)
会場:森下文化センター(東京都江東区森下3−12−17)
都営地下鉄大江戸線 清澄白河駅より徒歩8分
【開催報告】11/25 城南・多摩川チーム第6回@二子玉川
第6回目となるサロンは、秋晴れの中、緑のツタにおおわれた、二子玉川地区会館別館にて開催しました。
いつもは私が外出する時に決まってグズグズする3歳息子が、この日は笑顔でバイバイタッチ!
嬉しい反面、寂しさも胸に抱えながら、会場に向かいました。
今回も、第二子妊娠中の方、育休中の方、今年の4月に復職された方、新婚の方、など、様々な状況の方々がご参加くださいました。
サロンでは参加者さん同士で、
・人生
・仕事
・パートナーシップ
のいずれかについて対話して頂きます。もちろん、自分のタイミングでお話頂いて大丈夫。
必ず発言しなければならない訳ではありません。
この日は、「パートナーシップ」についてお話しくださった参加者さんが多くいらっしゃいました。
うーん、個人的にも難しいなぁと感じているパートナーシップ。
好きで結婚したけれど。
子供が産まれてもこの関係は変わらない!と思っていたけれど。
おじいちゃんおばあちゃんになっても手を繋いでいたい、と思っていたけれど。
でも現実は…!
子供が産まれても、生活スタイル・考え方などが全く変わっていない夫に、イライラしてしまう毎日…。
こども優先で物事を考える私と、自分優先・夫婦優先で物事を考える夫。
話し合っても平行線のまま…という事も良くありました。
話し合う事って、ものすごくエネルギーを使いますよね。
こんなに疲れるなら、いっそのこと黙っていようか、とも思ってしまったり…。
でもこの日のサロンで、大事なことに気づかされました。
それは、
「想像すること」
相手の発言の裏には、どんな想いがあるのだろうか。
どうしてそんな発言をしたのかな。
そうやって想像することで、パートナーの言葉の奥にある意図を、感じ取れるといいよね。
うんうん、確かに。
今まで、自分の想いを夫に伝えることに精一杯で、夫の発言の奥に何があるのかな、
と想像したことはありませんでした。
想像することできっと、
「私はこんな風に思ったんだけど、そういう事なのかな?」
と夫に聞き返せるのかな、そうすることでお互い、より深いところの想いに辿り着ける、かもしれないな。
そんな風に思えました。
暗くなってきた帰り道、
「平日夜遅く、我が家の真っ暗な外階段を上ってくるときの夫は、どんな気持ちなんだろうな〜」
と、夫の気持ちに思いを馳せながら帰路についたのでした
≪次回は、城南・多摩川チームのラストサロンです!!≫
◆開催概要
【日時】2018年12月8日(土)9:45〜11:45(受付開始9:30)
【会場】田園調布せせらぎ公園
https://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/hall/denenchoufuseseragi_shuukai.html?fbclid=IwAR1JI0S_GQEkWlgm-3ZAkWe5BLNL_YE5ysMmYo53Iy6oB2zXvlJ2t2lJiWQ
【アクセス】東急東横線多摩川駅より徒歩1分
大田区田園調布一丁目53番10号
詳細・お申し込みはこちら
2018年11月29日
【東京・神奈川夜】12/4(火)@品川 会場:ヒロモリ会場までの経路案内
<サロン開催詳細>
●日時
2018年12月4日(火)18:30〜20:30(開場18:20)
●会場
株式会社ヒロモリ内 会議室
(東京都港区港南2-12-32 SOUTH PORT品川6階)
●アクセス
JR品川駅 港南口より徒歩10分
------------------------------------------------
JR品川駅 改札を出たら、
@港南口(東口)方面に向かって、自由通路を直進。
A自由通路を抜け、正面エスカレーターで駅下の「ふれあい広場」に降りてください。
➂ふれあい広場を斜め右側のモニュメントを目指し、直進。富士そば奥の通りを右手に進みます。
Cこの通りには、左側にビックエコー、右手にローソンがあります。
次の信号を左折し、突き当り、「Philips」ビルまで直進。
D「Philips」ビルの前の横断歩道を渡り、右折します。
E直進し、ビル建設現場を通り過ぎ2棟目のビルが「SOUTH PORT品川」です。
F入口から入り、右手のエレベーターで、6階まで上がってください。
入居している会社の表示看板が進行方向奥にあります。
6階がヒロモリのフロアです。
右手の入り口からお入りください。
2018年11月28日
【名古屋・豊田】第6回開催報告
11月18日(日)に758キッズステーションで第6回目のサロンを開催しました。名古屋・豊田チームは今回が最後のサロンとなりました。
職種や職場環境も様々な方々にご参加いただき、普段とは違う観点から自分の状況を客観的に捉えたり、お互いに新たなものの見方・考え方に触れる場になったのではないかなと思います。
今回が最後のサロンということで進行役のなっちゃんも感慨ひとしおの様子。
私自身も参加者やスタッフとしてサロンにかかわりながら、「どう働きたいのか」「どんな母でいたいのか」、自分の気持ちに向き合うことを続けてきましたが、その作業もようやく一区切りついたと実感することができた場でもありました。
私は5年前に第1子、2年前に第2子の育休を経て復職していますが、この5年間、ずっと育児と仕事の両立に葛藤する日々でした。仕事に重心を置けば、子供のことでモヤモヤ。育児に重心を置けば、仕事のことでモヤモヤ。仕事をやめようと本気で考えたことも一度や二度ではありませんでした。
でも、壁にぶつかる度にサロンという場がありました。ここで自分の想いをただただ語ることで自分でも気が付いていなかった自分の気持ちに気がついたり、整理したりするということを何度も繰り返すことができました。
仕事も育児も100点なんて、到底取れません。振り返ってみると、そんな状況の中で、サロンの中でしてきたことは、自分が「本当に大切にしたいこと」は何なのかを見つめることだったのだと思います。
私の母は専業主婦でした。私も母のようにいつもたくさんの品数の美味しいご飯を用意して、バックや洋服を手作りしてあげられるお母さんになりたいと思っていました。そして、そうなれない自分が苦しい時期もありました。
でも、サロンを通じて、たくさんある「大切にしたいこと」の中で本当に大切にしたいことは何かと考えた時、それは子供たちと笑顔でたくさんおしゃべりをすることだと気が付きました。
それ以降は、さほど大切ではないことはどんどん手放していけるようになりました。今では外食もバンバンしますし、お惣菜も買っちゃいます。母が手作りしてくれていたものも、アマゾンで買っちゃいます。
そして、先日、保育園の誕生日会で6歳の息子から、こんなお手紙をもらいました。
「お母さん、いつも僕の話を聞いてくれてありがとう。お母さんがいつも応援してくれるから、僕は体操をいっぱい頑張ることができます」
私は理想のお母さんにはなれていないけど、今大切にしたいことは大切にできているんじゃないかと思うのです。
また、第1子の育休からの復職後、あまりにも仕事に重心を置きすぎてしまったことへの後悔から、第2子の育休からの復職後は、とにかく子供との時間を優先し、仕事に対しては「守り」の姿勢で臨んできました。でも、その一方でもっと仕事で成果を出したい、仕事を通じて成長したいという気持ちに蓋をできない自分もいました。
そんな中で、もう一度、前に進めるよう背中を押してくれたのもサロンでした。夫とも何度も話し合いを重ね、先月からフルタイム勤務に戻しました。産後初の海外出張にも挑戦することができました。
長時間労働をしていたころの働き方にはもう戻らないつもりなので、歩みはゆっくりです。でも、前に進んでいる実感は少しずつ得られるようになってきています。
改めてこの5年間を振り返り、サロンという場を通じて、自分自身の大切にしたいことに率直に向き合えたことに、今は本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
このような場を提供してくだったNEC様、マドレボニータ様、サロンで出会った方々、そしてサロンを運営してきた仲間たちにこの場をお借りしてあたらめてお礼を申し上げたいと思います。
(文責:的場 希実)
2018年11月24日
【開催報告】長時間労働が前提の環境で、母たちは「はたらく」をどう考える?(WMS11/16@日比谷)
「NECワーキングマザーサロン」(以下、サロン)は、2018年6月から12月上旬まで開催されているプロジェクトです。詳しくはこちら。12月9日までのプロジェクトなので、開催エリアによって(全国で16チームで開催しています)はそろそろラストの会が近づいていたりしています。
私たちは夜の時間帯で開催している「東京・神奈川夜チーム」です(他チームは昼の時間帯での開催がほとんど)。
11月16日(金)夜に日比谷図書文化館でサロンを開催しました。
この日は、チームメンバーが「霞が関でサロンを開催したい」と切望して実現した会でした。詳しくはこちらのブログを見てみてください。
日比谷公園内にある日比谷図書館は、霞が関の官公庁街、ビジネス街のすぐ近く。
この立地で開催することの「意味」をチームメンバーで考えていました。
官公庁やメディア関連など、「長時間労働」を想起させる職種の人たちが働いている近くで開催したい。
それは、「長時間労働に一石を投じたい」ということではなく、「長時間労働を前提とした環境のなかにいる母たちは、どうはたらきたいのか?をともに考えたい」からでした。
ワーキングマザーサロンは、ウォームアップのワークをしてから、ペアで話をし、そこで思ったことや感じたことを全体で共有します。(話したいな、と思った人が話します)
対話をすることで、「会社や制度がこうなってくれたら…」という第三者ではなく、「私はこういう気持ちがある」「私はこうしたいと思っている」などと、「私」を主語にして話すことで、今の自分の状況を把握していきます。
この日に参加した母たちも、長時間労働前提の環境ではたらいている方がいらっしゃいました。
時間制約のあるなかで、「習熟度の足りなさを時間で補填できない」、「自分が役に立てているのかわからない」などの不安を口にする方も。
「時間をかけること」「その場所にいること」によっての、わかりやすい評価軸があるとき、時間の制約がある母たちは、たちすくんでしまいます。
時間をかければできるのに…という気持ちが渦巻きつつ、「貢献できていない(と自分で思ってしまう)」状況に焦りを感じる…。
参加者全体で話し合っていたときに、
「貢献するというのは、具体的にはどんなことなのかな?」と、自分が抱えている言葉を掘り下げていく場面がありました。「貢献しなきゃ(貢献したい)」という気持ちの先には何があるのでしょうか。みんなで考える時間となっていきました。
また、長時間労働が前提であるように見える環境の中でどうする?には、
「自分の裁量がある程度効くことをやっていく」
「制約がある分、無駄なことはやらない、効率的にやっていく」
と、「今、自分ができること」を共有していく場面も。
そして、参加者から出てきたのは、「信頼関係」という言葉でした。
「まわりの人との信頼関係ができていくと、業務的なものではなく、どういう役割があるかを考えていけるのでは」といった内容の発言に、ハッとするものがありました。
どれだけ効率よくパフォーマンスをあげるのかは、もちろん大切。でも、「わかりやすく」なくても、パフォーマンスを発揮させている何かがあるとしたら…。
そんなふうに考えてみたら、今、見ている風景が変わるのかもしれません。
さらに、「自分は思うところがたくさんがあるが、夫は何も変わっていないように見える」という言葉も。
パートナーにも仕事は頑張ってほしい一方で、「パートナーに(仕事を優先することを)譲ると、際限なく譲ってしまうことになりそうで怖い」。
陣地の奪い合いのようなことをパートナーとしたいわけではない…。でも、そこに自分は怖さを感じている。
「そのこと(怖さを感じていること)も含めて話をしてみては?」という提案もありました。
置かれている環境に、時間の制約のある中で、子育てしていく中で、すべてに順応できるわけではない。
焦りもあるし、不安もある。
そんな自分を会社の上司や同僚、パートナーに出していくことも、次なる一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。
一人一人にぴったりな答えが出るわけではないけれど、対話したり、共有したりすることで、見えてくることがあるんだなとあらためて感じました。
毎回、参加する人、その人たちの状況が違うので、いつもオンリーワンの「場」がそこにひらかれます。リピートする人もいれば、転機になって再度訪れてくれる方も。そんなサロンの引力を感じた会でした。
東京・神奈川夜チームの開催は、残すところ1回。
12月4日(火)18:45〜に(株)ヒロモリ内会議室(品川)にて開催します。
https://blog.canpan.info/wms/archive/2445
夜の時間ならではの「気持ち」が出てくる場になるかもしれません。
なにかにピンときた方、参加を検討してみてください。
●お問合せ先
東京・神奈川夜チームまでメールでお問い合わせください
また、NECワーキングマザーは東京・神奈川夜だけでなく、
全国各地で12月9日まで開催予定です。
是非周囲の女性にご紹介ください。
【お申し込み方法】 下記の専用フォーム(地域別)よりお申し込みください。 折り返し、各サロン担当者よりメールにてご案内をお送りいたします。 |
【対象】「母となってはたらく」というテーマに関心のある女性。
就労、妊娠・出産経験、婚姻などの有無、状況や年齢に関わらず、どなたでもご参加いただけます。
※生後210日以内のお子様は一緒にご参加できます。(同伴可能な日にちの確認はこちら)
【定員】10組
【参加費】500円
※資料として『マドレ式・ワーキングマザーの教科書』をお渡しします
<NECワーキングマザーサロン関連書籍>
〜マドレオンラインストアで購入できます
●別冊マドレジャーナル「NECワーキングマザーサロン」特集
プロジェクトの成り立ちや変遷、考察、メンバーの声などがぎっしりつまっています。
http://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=83342440
●産後白書2〜子育てしながら働く・働きたい女性1400人のリアル
http://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=27388459
●マドレ式ワーキングマザーの教科書 (サロンご参加者に配布しています)
http://madrebonita.shop-pro.jp/?pid=18639802
<NECワーキングマザーサロン関連サイト>
●公式ブログ https://blog.canpan.info/wms/
●公式facebookページ https://www.facebook.com/wmsalon/
●NECサイト http://jpn.nec.com/community/ja/resources/mother.html?
●マドレボニータ公式サイト http://madrebonita.com
●マドレボニータ公式Facebookページ https://www.facebook.com/NPOmadrebonita/
(文責:東麻吏)