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2018年02月21日

(北チーム進行役)「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」を終えて

みなさま、こんにちは。
9期NECワーキングマザーサロン、北チーム進行役を務めました田辺知美(ともちゃん)でするんるん
先月末に行われたイベント「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」にて登壇させて頂きました。
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私が話したのは、NECワーキングマザーサロンの活動に関わっていく中で自分の中に起こった変化について。
この場で、改めてお伝えしたいな、と思います。

《参画を決めた時の自分》
私がNECワーキングマザーサロンの進行役をやろうと思ったのは、サロンという場を必要としている人に届けたい、という思いに加えて「自分に自信をもてるかもしれない」という希望があったからでした。

その時の私は二人目の復職2年たったところ。仕事へのモヤモヤがとても大きく、そんな状態の自分に自信がないし自己肯定感がかなり低い状態。

そんな感じだったので、進行役をやる、というのは私にとってかなり大きなチャレンジでした。


《サロンを開催するようになってからの自分》
サロンでは、参加者の方々のいろんな状況での悩み・希望・葛藤を聞く機会が多くありました。
聞いて行く中で、「私自身はどうだろう?」と自分の事を振り返るきっかけにもなりました。
すると、モヤモヤしている自分の中に、「悲しい」もうやだ〜(悲しい顔)「寂しい」バッド(下向き矢印)「嬉しい」わーい(嬉しい顔)など、色んな感情が潜んでいる事、さらには「こうしたい、こうありたい」ぴかぴか(新しい)と思っている自分がいる事に気付きました。

自分の事を気づくというのは不思議な感じですが、まさにその通りでした。
そして、そこから「今のままの自分を受け止めよう、受け止めたい」と思えるようになってきました。
そんな風に自分を受け止められるようになると、出来てない自分以外の自分にも目を向けられるようになり、

“自分にはまだ色んな可能性があるのかもしれない、(可能性が)あることを信じたい”という気持ちの変化も感じられるようになっていました。


《サミットで登壇したその後》
少し話がズレますか、サロンを開催する中で印象的だったことの1つに、参加者の方が言葉にして行く中で力強くなっている気がする、ということがありました。

サロンの中では進行役という立場のため、中々自分の事を話す、という機会はなかったのですが、今回のイベントで多くの参加者の方々の前で話してみて、不思議と力が湧いてきている自分がいました。

まさにサロンで見た言葉を紡ぎながら力強くなる参加者を自分で体験した感じです。

ただ、これはどこで話してもいいわけじゃなくて、イベントがサロンのような安心して話せる場だったから、だとも思っています。
改めて、サロンという場がもたらす大きな変化に魅了されています。


今期のサロンは終了しましたが、次期も引き続き多くの人にサロンという場が届く事を願っていますし、ぜひ興味のある方には参画して、参画側の楽しさやその中で起きる自分の気持ちの変化を味わってほしいです黒ハート

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NECワーキングマザーサロンの活動に興味のある方、活動説明会へぜひご参加してくださいグッド(上向き矢印)

3月3日(土)10:00〜11:45 JR目黒駅徒歩7分
詳細はこちら→ https://blog.canpan.info/wms/archive/2200
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(文責:田辺知美)

2018年02月07日

(栃木チーム進行役みいちゃん)「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」を終えて

今回のサミットでは、第一部に登壇させて頂きました、
みいちゃんこと永井美衣です。

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第一部で登壇させて頂いた中で、コミュニケーションの話になった時、

「子育てを通して、『相手にも意思がある』と思えるようになり、
会社でもコミュニケーションが円滑にいくようになったと感じている。」


という内容をお話させて頂きました。

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例として、会議中に肘をついてダラッとしている人がいたら、以前は

「あの人、この仕事やりたくないんだな。」

と思ってしまっていたが、復職後は

「体調が悪いのかも知れない。」とか
「いつもああいう姿勢なだけなのかも知れない。」
「実は言いたい事があるのに言えずにいるだけかも知れない。」

と思えるようになり、フラットに接する事が出来るようになった。
といったニュアンスでお伝えしたと思います。

これって実は、2回目の育休中に挑戦した、NECワーキングマザーサロンの進行役の研修の中で
つかさっちん(”聞く”研修担当の方)が取り上げて下さった、

「事実と判断を切り分ける」

という内容を、子育てを通して実感して行った結果なのです。
上の例で書くと

事実→会議中に肘をついている
判断→やる気がないのだろう

と、切り分けることで、自分の価値観でものを見ている事に気付く、という事です。
研修で得た知識はこれに留まりません。


そして、こんな素晴らしい内容の研修、このプロジェクトでは、
運営メンバーにも広く開いていて、プロジェクトに参加していれば誰でも聞けるんです!!!

「サロンを安心安全な場にする」

という明確な目的のために。
私は3年前にサロンに参加者として参加してマドレボニータを知り、
2年前はサロン運営メンバーとして参画し、サロン期間中にメンバーに見守られながら出産(立ち合いって意味ではないです(笑))、そして1年前に進行役として参画する、という経験を通して、
本当に成長させて頂いたと感じています。

また先日のサミット終了後、参加者さんから、

「第一部の中で、『2回目の育休中は自分に投資した。』とおっしゃってましたが、
具体的には何をしたのですか?」


とご質問頂きました。本当に色々やったので、その場では一部しか答えられませんでした。
この機会に、ここでも回答させて頂きます。

・NECワーキングマザーサロンの進行役に挑戦

・産後ケア教室に産後210日ギリまで3ターム(4回クラスx3か月)通った。
(産後ケア教室に参加する人は本当に面白い人が多く、卒業した今も深く繋がっています。
母親になってから知り合った友人で、子供の名前を後になって知る関係って意外となくて、めっちゃ貴重!)

・マドレ繋がりで知り合ったたねちゃんこと種井さんがやっている、
「フランクリンメソッド」
という身体について深く学べるワークショップに参加。
(これは単身で参加していたので、子供は託児所へ。一人目では産後半年も経たずに、というか保育園以外に子供を預けるなんて考えつかなかったけれども、ちょっと勇気を出してやってみると、プロの保育士さんに子供を見て貰えるし、子供にとっても信頼出来る大人がたくさんいるんだと思える経験はとても豊かなんだと感じました。
子供の個性によるところも大きいと思うけれども、こんな経験のお蔭で、2人目は慣らし保育もスムーズで、結果、お互いのストレスが軽く済んだな、と実感しています。)

・上記の体験で託児のハードルが下がった事で、単身参加のセミナーにも多数出席

・マドレボニータ繋がり(一昨年の進行役ゆきちゃんこと石井さん)主催の講座や読書会に参加
(お金に関する講座、ナチュラルクリーニング講座、ライフシフト読書会←これは本当に視野が広がる素晴らしい会でした! 等)

・コーチングを受けた(復職して色々悩むだろうから、自己基盤が大切だと思ったので)

・”ストレングスファインダー”というアセスメントツールの勉強会を自主開催

・マドレで知り合った友人達繋がりでパン教室に通う、パーソナルカラー診断を受ける、骨格診断を受ける

などなど。

引きこもりだった第一子育休とは雲泥の差です。

(ちなみに、第一子産後は、”産褥期”という言葉すら知らず、産後ハイで退院直後から動き回り、
産後2か月で体力が底をつき、それ以来毎日泣いて過ごす・・・そして引きこもり・・・でしたorz)

1回目復職は引きこもりからズルズルと這い出した感じでしたが、
2回目は会社と家の往復だけでは知り合えなかった人との繋がりも充実し、本当にパワーアップして、復職が楽しみになる位でした。

育休は、自分の可能性を拡げてくれる”第3の場”と出会える貴重なチャンスだと思います。
マドレボニータは、”第3の場”をつくるきっかけをくれる場だとも感じています。
幸いにもマドレボニータの存在を知れた皆さんには、私も経験した、

「パワーが充填される感覚」

を各々の感覚で味わって貰えたら、本当に嬉しいです!

ありがとうございました。

【文責:永井美衣】

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(イベント前に全国から集まった進行役は研修を行っていました)

****

家庭や職場、地域などで、まわりの人とのコミュニケーションをより良いものにしたいな、と思っている方のために、対話の基本となる「聴く」ことの基礎を学ぶ講座を行います。
文中にも出てきた、つかさっちんこと八田吏さんが講師をつとめます。
相手との豊かな関係性をつくりたい、その糸口をみつけたい、練習場所や仲間がほしかった!…という方、ぜひご参加ください。お待ちしております。


【安心・安全を高める聞き方・あり方】編
・日時:2018年2月17日(土) 13:30〜15:30 (開場13:15)
・会場:大崎第一 区民集会所 第4集会室(和室) ※JR五反田、目黒より徒歩10分
▼お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeXlxBe4Y_5t22BpXzkCm7yL9Sqpr6CjgHxLpYnp2p2Y7FrIg/viewform

【人はなぜ問題を抱えるのか?なぜ「聞く」が効くのか?】編
・日時:2018年3月3日(日)13:30〜15:30 (開場13:15)
・会場:田道住区センター三田分室 第3会議室(和室) ※JR目黒より徒歩7分
▼お申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdixD1PdNTcx6OKAaEM1hCHkENe2Z9MDBuOa4iep1lmggs_tg/viewform

※両日 異なる内容を扱いますが、連続講座ではありませんので、単発受講も可能です。
※ワークを挟んで実際に体験しながら学んでいきます。

・参加費:3,240円(税込)/各回
・定 員:15名 ※お子さまの同伴はご遠慮ください。単身でのご参加をお願いいたします。
・対 象:テーマに関心のあるかたどなたでも
・講 師:八田 吏(はった つかさ) NPO法人マドレボニータ研究開発事業部長
・問合先:wms@madrebonita.com (担当:高橋)

NECワーキングマザーサロン・プロジェクト
[ブログ] https://blog.canpan.info/wms/
[FBページ] https://www.facebook.com/wmsalon
[Instagram]https://www.instagram.com/necwms/

【プロジェクト担当:高橋葉子、八田吏】

2018年02月04日

(湘南目黒チーム進行役あっか)「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」を終えて

先日1/27に、2017年のNECワーキングマザーサロン第9期の活動をまとめ、「母となってはたらく」に興味を持つみなさんと復職について考えるイベントが無事開催されました。

私は湘南目黒チーム進行役としてグループシェアリングの進行と、全体に向けて「今期の活動を支えた人枠」でお話をさせてもらいました。
真剣な眼差しで聞いてくれている方、ウケてくださっている方、ブンブンと頷いてくださる方、いろいろな表情が見えましたが、この大人数の中でも「聞く」ことを大事にしている場なんだなあと話している最中に嬉しくなりました。

私が話したことは、プロジェクトメンバーとのチーム作りを通してかけがえのない仲間たちに出会えたことと、「参画することで挑戦し、それが自分の力にかわる」というチャレンジすることの楽しさについてです。
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得意ごとを持ち寄り、相手を信頼したチーム作りで、いつしか仲間同士応援し応援されるものになっていきました。メンバーの「初めての挑戦」に立会い応援し、自分も一歩踏み出す勇気をもらえる。

サロンの場で起こったことは必然、と進行研修を担当してくれたつかさっちんは言っていました。
「やってみよう」の気持ちから行動に移すとき、それはとても勇気のいることです。失敗したらどうしよう、そんな考えが頭をよぎります。しかし時には失敗しても、次また挑戦すればいい。
NECワーキングマザーサロン本部の厚いバックアップ体制も、自分のチームの応援し合う気持ちが、私に新しい挑戦をもたらしてくれていたと思います。

第3の場だからこそ挑戦できる。

母となってはたららくのイベントも運営側はみんなそれぞれの挑戦をして、その場にいました。普段は事務職や営業職、SEなど多彩なバックグラウンドの人たちが、母となってはたらくを伝えるために自分の仕事とは違ったアプローチで挑戦したのです。
たくさんのキラキラした想いの詰まった場になっていたかと思います。

来期の説明会ももうすぐ始まりますね。NECワーキングマザーサロンが、多くの人の素晴らしい挑戦の場となりつづけることを願ってやみません。
(文責 湘南目黒チーム 田坂あす香)

2018年01月27日

1/27イベント会場への行き方>「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」

最寄駅から会場までの行き方のご案内です。

イベントは13:00開場、13:30開演です。

池袋駅から7分程度ですが、出口が分かりづらいので、池袋に不慣れな方は迷うかもしれません。
どうぞ、余裕を持っていらしてくださいね。


■会場:生活産業プラザ 3階 大会議室

東京都豊島区東池袋1-20-15  ※地図はこちら

※駐車場はございません。
 公共交通機関をお使いいただくか、車の場合はお近くの駐車場をお探しください。


■アクセス:池袋駅JR東口より 徒歩7分

※ JR「東口」は、いけふくろう像、パルコがある方面です。

※「西武東口」ではなく、JRの「東口」を出てください。

※ JRを利用される方は、「北改札」(大塚駅寄り)を出ると、東口に近く便利です。






●JR池袋駅「北改札」をご利用の方


1)JR池袋駅の「北改札」を出たら右(東口)へ。

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2)いけふくろう像の前の階段を上り、外に出ます。(ここがJR東口)
  正面に薬局、その上に、大きな高橋一生さんがこちらを見つめています。

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3)横断歩道を渡り、三菱東京UFJ銀行と薬局(サンドラッグ)の間の道を進みます。(サンシャイン通り)

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4)左手にヤマダ電機のある交差点を直進します。
  スターバックスがある四つ角を、左へ曲がります。

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5)80m程歩くと、左手に公園(中池袋公園)が見えます。
  公園の向かいにある道を、右へ曲がります。
 ※周辺の建物が工事中で、道幅が狭くなっていますので、気を付けてお進みください。

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6)右手の茶色っぽい建物が生活産業プラザです。
  建物に入り、ホールのエレベーターで3階に上がると、目の前が大会議室です。

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●JR以外の路線/「北改札」以外のJR改札をご利用の方

東口・北口方面に進み、「チェリーロード」をパルコ方面に進むと、いけふくろう像の横にでます。

もしくは、出口22・25を出ると、東口付近の地上に出ます。

上記2)から、同様にお進みください。

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●赤ちゃん連れ/ベビーカーの方

いけふくろう像の前の階段を上がらず、奥に進むと、パルコ入口があります。(10時開店)。
パルコのエレベーターを利用し、1階に上がると、東口に出ます。
上記2)から、同様にお進みください。



(文責:「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」実行委員・間藤晴見)

1/27(土)イベント「母となってはたらく〜みんなの復職のかたち〜」

母となった女性の「復職」をテーマにイベントを開催します!

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「子育てしながら、前と同じように仕事できるんだろうか…」「心の余裕がなくなりそう」「職場の人に迷惑かけないかな…」「子どもに何か影響があったらどうしよう…」

ふと、そう感じた経験はありませんか?

母となってはたらくひとたちは、実際どのように「復職」の壁を越えているのでしょう。どんなふうに働き、どんなふうに日々の育児や家事をしているのでしょうか。

さまざまな働き方・暮らしをしている、“ごく普通の”女性たちにお話を伺い、同じように不安を抱える人たちと話したり、私のおもいを言葉にしてみながら、「私の母となってはたらくかたち」を探していきませんか?

これから子育てをしながら働こうとしている方、是非ご参加ください。



母となってはたらく〜みんなの復職のかたち

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●日時:2018年1月27日(土) 13:30〜16:30 (開場13:00)

●会場:生活産業プラザ 大会議室
東京都豊島区東池袋1-20-15 https://goo.gl/maps/CjWGrpL1kQo
「池袋駅」東口より徒歩7分(JR、東京メトロ丸の内線・有楽町線・副都心線、西武線、東上線、都バス、民営バス)

●対象:どなたでもご参加いただけます
産休・育休中で「子育てしながら働くこと」に関心がある方、ぜひご参加ください。
カップルでのご参加も歓迎です。
性別、職業、年齢、子育て経験の有無は問いません。
※生後150日以内(※2017年8月30日以降生まれ)のお子様は一緒にご参加いただけます。

●参加費:500円
小冊子『産後白書2〜産後から考える働き方』(A5版全44ページ)をお渡しします。
カップルでご参加の方には、『産後白書3〜産前産後のパートナーシップを語る』とのセットでお渡しします。

●定員:70名 (要予約)
※満席となりましたので、受付は終了いたします。(1/15)
※キャンセルの状況によっては、当日受付を行う場合があります。
 その場合は当日、Facebookページツイッターにてお知らせします。


<プログラム>
第1部:パネルディスカッション
〜みんなの復職のかたちを知ろう

母となってからの復職を経験された、さまざまな働き方・暮らしをしている、“ごく普通の”女性たちに、どのように復職の壁を乗り越え、どのように子育てをしながら働いているのか、お話を伺います。

第2部:シェアリング
〜わたしの「母となってはたらく」を考えよう

ワークや対話を通して、手を動かしながら、話しながら、聞きながら、みんなでシェアしながら、自分の「母となってはたらく」を考えてみましょう。

第3部:活動紹介
〜「母となってはたらく」を語りあう場、支えあう人たち

「母となってはたらく」を語りあう場をつくる活動、NECワーキングマザーサロン・プロジェクト。話す、聞くということが私たちにもたらす力、この場をつくる人たちに起きていること、などを紹介します。

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問合せ先: wmst@madrebonita.com (本イベント事務局)

主 催:認定NPO法人マドレボニータ https://www.35.madrebonita.com/
協 賛:NEC(日本電気株式会社) http://jpn.nec.com/community/ja/resources/mother.html
後援:豊島区
協力:ワーキングマザーサロン豊島

(文責:イベント事務局)

2017年02月13日

【開催報告】【第2部】第8回NECワーキングマザーサミット

引き続き、第8回NECワーキングマザーサミットの開催レポです!

▼前回のブログはこちらから
【開催報告】【第1部・前編】第8回NECワーキングマザーサミット
【開催報告】【第1部・後編】第8回NECワーキングマザーサミット

【第2部 テーマトーク&対話のワーク】

第二部は、司会のつかさっちんこと八田吏さんに、全体サポートメンバーの種ちゃんこと、
種井美緒さんが加わり2人での進行となりました。

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「母となった女性」のまわりにある、あるあるエピソードを
なんと!!!”寸劇”形式で、今期の進行役が役になりきって発表しました。

まず最初は、保育園入園にまつわる夫婦のあるある話。

保育園の送り迎えにまったくやる気がない夫へのモヤモヤ。
そしてそのモヤモヤを、児童館にて仲良しのママ友と話すが、
表面的な会話で終わって、さらにモヤモヤしてしまうさゆりさん。
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※会場からは、進行役たちの思いがけない熱演に、笑いが!

さゆりさんを演じた、目黒チーム進行役のくまちゃんこと、茂木さゆりさんは
「演じながら、2人の子どもなのに、どうして夫は保育園のことに無関心なんだろうと
 モヤモヤした。でも何がモヤモヤしていたのか、言葉にしきれなかった」
と語りました。

それをうけて、種ちゃんからは
「夫も、妻も、復職のイメージが具体的にできていないのでは?」
「頭の中でぼんやり思い描いている状態と、言葉にして口にだすのは全然ちがうこと」
と解説してくれました。

また、児童館で夫の悪口で盛り上がるママ友との会話に対しては
「ママ友と夫の悪口で盛り上がることで、夫を仮想の敵にしてしまっている」
という、世の中の男性陣にとっては、衝撃的な告白もありました。

続いての寸劇は、職場での光景。時短で働く母が、ある出来事をきっかけに、
担当していた仕事から外されるというお話。

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「もやもやするけれど、職場の人に「いてもいいよ」と言ってもらいたいから、
自分の本音を職場で口に出すことができない。」

「でも『いてもいいよ』と言ってもらいたいということは、
職場は安心できない場所になっているということ?」

もっとそれぞれの立場の人が、丁寧に言葉を紡いで、
「何が大変なのか?」「どこまでできるのか?」を
互いに共有していくことが大事なのではと考えさせられました。

そして最後は会場内の全員での「シェアリング」を行いました。

進行は、埼玉チームのはるちゃんこと、間藤晴見さんでした。
いつもは「母となって働く」がテーマですが今日は「親となって働く」をテーマに。
約100人が一斉に行いました。

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シェアリング後の全体での発表の場では、

「仕事をテーマに考えた。今まで自分は未熟だと思っていたけれど、
 そうではないし、未熟であっても、自分の意見は出していいんだと思えた。」

「今、いる会社はあまりワーママに理解のない職場。
 でも、ワーママの仕事の仕方は、時代の先端を言っているなと感じている。」

「妻がこのプロジェクトに参画したことで、どんどんパワーアップしている。
 自分も、妻のことを、妻でもなく、母でもなく、一個人として見られるようになった」


など、それぞれが感じたことを、シェアしました。

ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
ふとした時に、このサミットのことを思い出して、
あの会場のエネルギーを思い出していただいたらうれしいです。

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※当日のTwitter中継のまとめはこちらから


サミットレポは、番外編に続きます!

(文責:東京東チーム兼サミット広報チーム 金丸亜由美)

【開催報告】【第1部・後編】第8回NECワーキングマザーサミット

前回から引き続き、第8回NECワーキングマザーサミットの様子をお伝えいたします。


▼前回のブログはこちらから
【開催報告】【第1部・後編】第8回NECワーキングマザーサミット

【第1部プレゼンテーション】

かずみちゃんこと、藤居料実さんからの話を受け、続いて、
今期世田谷チームの進行役を務められたゆりさんこと、
山口有里さんから、実際にサロンを開催した現場で起きた参加者の
変化について発表がありました。

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 ”あるサロンでの出来事。ある参加者の方が「パートナーが話してくれない。
 私は一生懸命話をしているのに・・・」という悩みを話してくれました。 
 別の参加者の方が「私は逆の立場。夫からいつも意見を求められる」

 一見、異なる2人の発言でしたが、紐解いていくと、どちらの感情の
 根本にもあったのは「不安」でした。そして、その先にある望みは
 「自分の思いを大切にしたい」でした”


 このサロンを通じて、進行役のゆりさんは「どんな感情も否定しなくていい。
 ありたい姿は自分で決めていい」ということに気が付いた、とまとめてくださいました。
  
 続いて、横浜・湘南チーム進行役・ひろちゃんこと、生貝紘子さんから
「自分の思いを大切にすることが、新たな一歩を踏み出すきっかけに」というテーマで、
 自身が体験した職場での話を話してくれました。


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”子どもをもってから、職場で、子どもの話は聞かれるけど、仕事の話は
 聞かれなくなった。あたらしい仕事を振られることもなくなっていた。

その状況に息苦しさを感じていた昨年、昨年度参加者としてこのサロンに
参加して、自分の想いを口にした。

そうしたら、その場にいたみんなが聞いてくれて、「この気持ちは話していいんだ」と気が付いた。

今年度は、自分が進行役として、参加者の話を聴く立場になった。
参加者の話を聴きながら、常に「自分はどうありたいか?」を自分に問うようになった。 

そんなときに、上司との面談があり、また「子育てを第一にね」と声をかけられた。
今度は、自分の気持ちを大事にしようと思い、「私は子育て第一ではなく、

子育ても仕事もどちらも大事にしたい」と言ってみた。"


この一言で環境が劇的に変わったわけではないけれど、
「自分の思いも大切にしていいんだと気が付けたことは、自分にとっての一歩だった」
とひろちゃんはまとめてくれました。


なお、ゆりさんとひろちゃんは、進行役として過ごした1年間を振り返ったブログを
書いてくれています。想いの溢れる読み応えたっぷりな内容となっています。
こちらも合わせてご覧ください。ぴかぴか(新しい)

世田谷チーム 山口有里さんのブログ
横浜・湘南チーム 生貝紘子さんのブログ


まだまだ、サミットレポは続きます♪


※当日のTwitter中継のまとめはこちらから


(文責:東京東チーム兼サミット広報チーム 金丸亜由美)

【開催報告】【第1部・前編】第8回NECワーキングマザーサミット

こんにちは。サミット広報チームのあゆみんです。

1月28日(土)Impact Hub Tokyo (目黒)にて、
第8回NECワーキングマザーサミットを開催いたしました。

このサミットは、半年間実施してきたNECワーキングマザーサロンの
集大成として8年前から開催されています。

近年は、外部からゲストをお招きしたトークイベント形式が多かったのですが、
今回は、第8期プロジェクトメンバー有志が知恵を持ち寄り、0から内容を
練り上げるというスタイルで実施しました。

今回のブログは、サミットの開催レポートでするんるん

司会は、つかさっちんこと、マドレボニータ事務局の八田吏さんです。

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開会に先立ち、NECコーポレートコミュニケーション部
CSR・社会貢献室の津浦さんよりお話がありました。
(津浦さんは、当日の朝の準備からお手伝いしてくださいました!ありがとうございます♪)

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そして、いよいよ第一部の開幕ですぴかぴか(新しい)


【第1部プレゼンテーション】

第1部は、全体サポートメンバーのかずみちゃんこと、藤居料実さんによるプレゼンテーションから始まりました。

テーマは「NECワーキングマザーサロンの取り組みからみえてきたこと」。
サロンの運営方法、特徴等について、丁寧に語ってくださいました。

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・「母となって働く」がテーマの対話を中心としたワークショップ
 「母となって働く」というテーマに関心がある女性なら誰でも参加できる

・一般ボランティアによって運営。第8期は一般ボランティアとして108名が参画

・第8期のサロン運営チームは北は北海道から、南は鳥取まで計13チーム。
 これとは別に、広報、アンケートなどを担う全体サポートチームが5チーム。
・第8期は42自治体で、サロン開催数91回、延べ参加者数659名

・サロンは「自分の思いに向き合い、対話によって深める場」
 たった2時間のプログラムでも、本質にたどり着きやすい構成。
 想いを言語化することを重視。

・プログラムを実現するために、進行役は2か月間の研修を受講。 
 参加者にとって安心、安全な場づくりをしている。

・「母となって働く、働きたい女性」を取り巻く環境は、 
 「待機児童問題」「男女の役割意識」「長時間労働」など厳しいものが多い。
 そんな中、当事者である女性は「復職したら、どうやって仕事と育児を 
 両立すればいいのだろう」という声が多くあがっている。

・女性活躍推進法など、制度は整えられつつあるが、文化が追いついていない。
 制度を使う事業主も、働く母たちも、実現したい本当の姿が描けていない。


個人的には、最後の「制度は整えられつつあるが、文化が追いついていない」
という一文にドキっさせられました。

私は現在、2人目の子どもの育児休業中です。働いている会社は、
女性の活躍を推進し、制度も恵まれているほうだと思っています。

でも、その中で、自分が会社や、社会で実現したい姿を描いたことはありませんでしたし、
もちろん、腹を割って、上司や同僚と話したこともありませんでした。

とりあえず「母になったら時短にして、黙々と、仕事をしなければならない」
と思い込み、自分の想いを封印していました。

でも、本当は、今の会社でやりたいことがあって入社したはずなのに・・・。

今春の復職に向けて、もう一度自分の想いと向き合いたいと思いました。

※第一部(後編)へと続きます!

※当日のTwitter中継のまとめはこちらから
(文責:東京東チーム兼サミット広報チーム 金丸亜由美)

2017年02月11日

第8回NECワーキングマザーサミット アンケート集計結果

NECワーキングマザーサロン 全体サポート・アンケートチームの柳沼尚子です。


1月28日に開催された『第8回NECワーキングマザーサミット』のアンケート集計結果をご報告します。


■実施日:2017年1月28日(土)

■回答者数:54名



【回答者の属性】

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【アンケート集計結果】


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サロンの活動自体に興味のあった方が多かったようです。
その他で多かったのは、「妻に誘われて」「妻が参加しているため」でした。
夫婦での参加も年々増えている印象があります揺れるハート


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第1部は「『NECワーキングマザーサロン』を紐解く」と題したプレゼンテーションでした。

・活動の背景やサロンの実際のエピソードについても知ることができ、改めてこの活動が本質的に必要なのだと感じました。

・各サロンの進行役をボランティアの方がされていることに感心しました。参加する人だけでなく、進行役になった人が成長されているのがすばらしいと思いました。

・サロンがどういうものか、どういう仕組みか、何が生み出されているのか、よくわかりました!

女性の目から見たリアルな声がわかり、大変勉強になりました。(男性)


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第2部は「みんなで考えよう、語ろう。わたしから始まる『関係性』」。
第8期サロン進行役による寸劇と「親となって働く」というテーマでのシェアリングを行いました。

寸劇がリアルでおもしろかったです。

・ママの周囲で起こっている事が具体的にイメージでき、共感した上で話を聞くことができたので、とても良いシェア力があったと思います。

想いの大事さ、話すことの大事さを再認識。

・全体シェアリングで、「育児で制約があるからといって、自分が意見や希望をいう事を躊躇する必要はない」という発言が印象に残りました。勇気がでました!



最後に全体を通しての感想をご紹介します。


・自分の悩みや感じていることが自分だけではないと思えて励みになりました。

・自分も色々な想いが込み上げて、途中泣きそうになりました。こんな風に真面目に安心して話せる場があるのはすごく大切なことだと思います。

男性の姿がチラホラあったことにカンドーでした。

・夫や会社の管理職や経験者など、ワーママをとりまくステークホルダーにも知ってほしいと思いました。

自分の人生を自分で生きる、という力強い言葉に触れ、普段忘れていた自分自身に向き合うことの大切さを思い出しました。

・「制度が整えられても文化を築かねばならない」との言葉が印象的でした。人々の考え方が転換していくことは難しいですが、コミニュニケーションを続けていく他ないと思います。

・あっという間の3時間。このような活動をパパ版もあったら良いのにと思いました。(男性)

声に出して伝えてみること、この場に来て生の声を聞くことで得られるものの大きさを感じました。

・私は育休中で、復職に向けた頭の整理をしたいと考え参加しました。
プレゼン、シェアリング中想いがあふれて言葉に詰まる方が、何人かいらっしゃいましたが、きっと、大変なことだったのだろうとお察しします。それを会場全体で包み込む雰囲気のようなものを感じ、あーこの先大変でもこうして共有し合える方々がいるってどれだけ有り難いことなんだろうと思いました。


(文責:NECワーキングマザーサロン・全体サポートアンケートチーム・柳沼尚子)


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2017年01月24日

【サミット会場までの行き方】


最寄駅から会場までの行き方のご案内です。13:00開場、13:30開演です。

どうぞ遅れずに、余裕を持っていらしてくださいね!!


■会場:IMPACT HUB Tokyo イベントスペース

東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場ビル1階  ※地図はこちら

※駐車場はございません。公共交通機関をお使いいただくか、車の場合はお近くの駐車場をお探しください。


■アクセス:

目黒駅(JR山手線・都営三田線・東急目黒線)西口より

※「西口」は、「権之助坂(ごんのすけざか)」「目黒雅叙園」方面です。

・徒歩の場合:約10分(青ルート

・バス利用の場合:約6分(乗車4分(2駅)「大鳥神社前」下車徒歩2分(黄色徒歩水色ルート


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JR目黒駅の「中央改札」を出たら左(西口)へ

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(出てすぐにバス停がならんでいます)



●「目黒駅前」からバス利用の場合 ※バスはいずれも東急バスです


バス停1〜5番のいずれも「大鳥神社前」に止まります。(2駅目)

目の前に止まっているのは3番。後ろに続いて5番まで。

1,2番のバス停は、左手の交差点を右に曲がってすぐの所にあります。


3番:「大岡山小学校前」行(黒01)12:48/12:54/13:00/13:06/13:12

4番:「二子玉川駅・等々力7丁目」行(黒02)12:50/12:59/13:08/13:17



2番:「三軒茶屋駅」行(黒06) 12:53/13:05/13:17



「大鳥神社前」のバス停を降りたら、、

1)大鳥神社の交差点を少し通り過ぎているので、バスが着た方向(目黒駅方向)へ戻ります。

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2)大鳥神社交差点を左折します(山手通りへ)

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3)エメラルドグリーンの階段が特徴的!なビルを右斜めに入り、少し進むと、、

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4)HUB Tokyoの建物・入口があります。どうぞお入りください。

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●目黒駅から徒歩の場合

上記地図の青ラインをたどるとわかりやすいかとおもいます。

1)JR目黒駅の「中央改札」を出たら右(西口)へ。

出てすぐに並ぶバス停に沿って、右へ。

(※左手の信号を渡って権之助坂を下っても、同じ道に合流します)

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2)バス停をすぎたら、四つ角を左へ(目黒通りです)。

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3)そのまま坂を下り、目黒新橋を渡り(目黒川沿いの桜並木が有名です)、

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アーケードの商店街をぬけて、大鳥神社の四つ角(目黒通りと山手通りの交差点)を右へ(山手通り沿い・中目黒方面へ)。


4)エメラルドグリーンの階段が特徴的!なビルを右斜めに入り、少し進むと、、

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5)HUB Tokyoの建物・入口があります。どうぞお入りください。

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●その他のルート


「中目黒駅」からバス利用


3番:「大井町駅」行(渋41)12:46/12:54/13:02/13:10

-「田道(でんどう)小学校前」下車の場合:乗車5分・徒歩4分

-「大鳥神社前」下車の場合:乗車8分・徒歩2分


・乗車8分、「大鳥神社前」下車徒歩2分

※中目黒駅から徒歩の場合:18分


「大崎駅」からバス利用


・乗車13分、「大鳥神社前」下車徒歩2分  12:55/13:03/13:11

※「渋谷駅」行(渋41)は、大崎広小路、不動駅入口も通ります。


(文責:NECワーキングマザーサロン・プロジェクト本部・高橋葉子)