こんにちは。NECワーキングマザーサロン(以下サロン)東京南・川崎チームの茂木さゆりです。
去る6月27日、目黒不動前にて当チーム初となるサロンが開催されました。
当日は10名のご参加者(&1名の赤ちゃん)が参加。
にぎやかなサロンとなりました。
サロンは10秒自己紹介、二人組での「GOOD&NEW」、人生、仕事、パートナーシップを切り口として自分の主体的な希望を考えるペアワークのプログラムを経て、
参加者全員で「母となってはたらく」ことを語り合う全体シェアリングへと突入します。
2時間という限られた時間。
すべての時間全員で話し合ったらいいじゃないか、と思われる方もいるかもしれません。
しかし、これらのプログラムを通して、時間を区切り、自分の主体的な希望にフォーカスをして、
思いを言葉にし、その思いを他人から返されるプロセスを経ることで
改めて自分について気付かされるところが大きいと感じます。
今回の参加者の中でも
「自分の希望を描いた絵を見てもなんだかすっきりせず、言ったことについても漠然としない気持ちがあった。
しかしそれは自分の希望がわかっておらず、不安に感じていたのだということに気が付いた。」
という声があったように、全体シェアリングまでのプロセスでも発見があるのがサロンの面白さですね。
さて、メインの全体シェアリング。今回の裏テーマは「うるおい」?
前半は育休中の方が多かったからか「復帰後、時間的な制約により産前と同じように働けないなかでどのように仕事と家庭に折り合いをつけていくか」という話題になりました。
「仕事も子育ても100を目指すとしんどい。どちらも75でよしとする。」
「前と同じようには仕事ができない自分をそのまま受け入れる。」
産後、新たに「母」という役割が加わり、以前と同じようには仕事をすることは難しい。
そのうえで「75でよし」「前と同じようには仕事ができない自分をそのまま受け入れる」という決意は、ご自分の強い信念からつかみ取ったものなのか、それとも仕事と子育ての両立を果たすためのあきらめなのか…。
そんな中「仕事に打ち込むためには家族の健康や心の安定が不可欠で、その土台にはパートナーシップがあるのではないか」という発言がありました。
現状をお聞きすると、
「パートナーとは家庭の所用をこなすだけの間柄になっている。」
「もっと話をしたいのに、話すと喧嘩になる。」
皆さんの希望は「毎日を穏やかに過ごしたい。」「うるおいがほしい…。」と切実。
出産前は違ったのに、どうしてこうなってしまったのでしょうか。
今回のサロンでは「無意識に夫との話し合いを避けていた」「夫のことを全然考えていなかったことに気が付いた」などの発言が出たところで終了しました。
サロン終了後はチームメンバーでサロンの振り返りを行います。
前半の「仕事と家庭、どう折り合いをつけるか」という話題。
そもそも仕事と家庭って譲歩や妥協をしなければ両立しえないもの?
なぜ譲歩や妥協が必要だと感じるのでしょう。
またサロンの中では自分のパートナーシップを、他の参加者のパートナーシップと重ね合わせて
共感するという場面が多々見られました。
子どもが生まれて、産前の二人だけの関係性とは変わっていくのが当たり前。
産後それぞれ「父」、「母」という新しい役割の増えた二人で
参加者の皆さんはどんな新しいパートナーシップを築いていきたいか、聞いてみたいなと思いました。
サロンは「自分のおもいにむきあい、言葉にする」ことで、自ら一歩踏み出すためのきっかけとなる場所。
言葉にすると短いけれど、自分が今まで当たり前だと感じていたこと、全く疑いすら感じていなかったことを新しい視点で見つめなおしてみる、さらに行動に移してみる、という作業は容易なことではありません。
もし「あれ?」と感じることがあったらまたサロンに足を運んでみてください。今年度のサロンは始まったばかり。チームメンバー一同お待ちしています。
≪今後の開催予定≫
7/20@武蔵小杉→満席御礼!
8/29@自由が丘→現在準備中、開催1か月前より受付開始予定です。
〔問合先〕NECワーキングマザーサロン 東京南・川崎チーム
メール:wms7tm.k@gmail.com
(文責:茂木さゆり)