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2016年01月27日

【7期参画を振り返って】松浦優子(静岡チーム進行役)

こんにちは!!
NECワーキングマザーサロン第7期進行役@静岡県の松浦優子です。

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先週末にNECワーキングマザーサミットも無事に終了し、
「本当に終わってしまったのね、、」というさみしさも感じながら
ふぅ〜っと一息ついているところでございます。


昨年3月に「やってみよう!」とエントリーしたところから始まり、
約2ヶ月の研修(うち合宿1泊2日!)を受け

昨年6~11月の間、月に1回静岡県内でサロンを開催してきました。
サミットも終えた今、サロンに進行役として参画したことを振り返ってみました。

時期サロン、参画してみようかな、、と思っている方の参考になれば嬉しいです!!


◎実は私もサロン参加者だった

一昨年、浜松で開催されていた第6回NECワーキングマザーサロンになんとな〜く気になるなぁ〜くらいの心持ちで参加しました。

そこで初めて気付いた自分の脳の鈍化と、密かに抱いていた夢。
"なんとなく"頭の中にあったものが、ワークに取り組み、
言葉にして聞いてもらうことで明確になりました。

「私ってそんなこと思ってたのか!?」という衝撃。
そのゾクゾク感がたまらず、もう1回参加しました。笑



◎課題をこなすだけじゃない、研修期間

4月からオンラインで課題をもらって、自宅で練習→動画UPということを繰り返しました。
何度も繰り返して動画を見たり、練習していくなかで、今まで見えなかった自分の一面や、"こうやって話すと、人にはこう伝わるのか!"というような新しい発見もあり、
上手く出来なくて頭を抱える時もあれば、そんな発見にワクワクすることもある研修でした。

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北海道から福井県まで。アツい進行役仲間!!


◎ママ友じゃない、沢山のアツい仲間

一緒に研修を受けたアツい志をもった9名の進行役仲間はもちろん、
そんな私たちが道に迷ったり不安なおもいを抱えたままで臨むことがないように、
見守り、話を聞いてくれる。時にはピシッと締めてくれる、沢山のサポーターがいてくれました。

また、地域ごとにチームを組んで運営をしていくので、
自分の住む地域にも"ひとつの目標に向かって力を出し合う"仲間が出来ました。
これもまたこれからの自分の人生を豊かにしてくれる出会いだと思っています。

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静岡チームメンバーでの新年会☆彡半年間本当にありがとう〜!!


◎正直、大変だった集客!!

毎月の課題は"沢山の人に来てもらうこと"。
どんなに良いプログラムでも、人に参加してもらわないとその良さを分かってもらえない。

静岡チームメンバーで、「あそこには告知しに行ったか?」「ここのイベントページに掲載してもらうのはどうか?」など、Facebook上でやり取りをし、出来る人がその時出来る告知活動をしていきました。

苦労もありましたが、良いことも。サロン告知のニューズレターを配ったり、チラシを設置してもらえないか?と行った先で顔を覚えてもらえたり、友人にも「こういうことやってるんだね〜頑張ってね!」と声をかけてもらえたりするようになり、地域につながっていく感覚もありました。

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初開催の島田サロン!友達がたくさん来てくれて嬉しかった、、!


◎参画前もいまも変わらないおもい

サロンを開催するたびに出会う参加者の言葉や表情。
「あれってどういう意味だったんだろう、、?」と考え込んで見えてくる自分の後ろ姿。
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考えれば考えるほどに、分からなくなるサロンの意味。私って何がしたいんだ?
そんな思考にとらわれる時期もありましたが、自分の中でずっと変わらないおもいが。

それは
参加したことで参加者も自分も悩んだり、涙したり、モヤモヤしたり、笑えたりすること。
それらを全部ひっくるめて
"自分を主語にして素直に語れる場"って絶対に必要だ!ということ。

なにか見えないモノにぐるぐるに縛られていた心が、ふっと放たれたような表情。
そんな参加者の皆さんの表情を見るたびに心が温かくなり、パワーをもらいました。


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LASTサロン@浜松☆彡


このプロジェクトは一般市民によるボランティア活動で運営されていますが、
全てが終わったいま、お金では決して手に入れることができない温かくて、力強い絆を自分の手元に感じます。


と、いうことで。時期の参画を迷っている方がいたら、わたくし富士山の上から叫びたい!
「ぜひ!!挑戦してみて!人生もっと面白くなるよ!!」
、、まぁ私、富士山登ったこと、ないんですケドね、、。


今後も沢山の人がエンパワメントされるこの輪が、広がっていくことを祈ります☆


【文責:松浦優子】

2016年01月19日

【7期参画を振り返って】満尾ひとみ(信越チーム進行役)

こんにちは!
WMS信越チーム進行役の満尾ひとみです。

11月にラストサロンを終え、走り抜けたこの1年。
たくさんのものを与えてくれたこのプロジェクトに少しでも恩返しを。
ということで、

NECワーキングマザーサロンって気になってきたけど、、、って方には参加してみたいな☆と思ってもらえたら。

参画側に興味あるけど、、、って方にはチャレンジしてみたいな☆と思ってもらえたら。

という思いで今期の参画を振り返ってみたいと思います。

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7月。ナガラボさんが、取材をしてくださり、私とサロンの出逢いから参画への想いを素敵にまとめてくださいました!(そのときの記事がこちら!


記事中にもありますが、私はこの取材を受けている間、自分でも「何がそんなに楽しいねん!」と突っ込みたくなるほど、ニヤニヤにやにやしながら話が止まらなかった記憶があります(笑)


昨年8月。初めてサロンに参加したときには、思うように自分の気持ちが言葉に出来ず、モゴモゴしていた私だったのに。。。


決してモヤモヤしなくなったわけではありません。


例えば、出張の帰り、「あー、今日も娘と夜ご飯食べれなかった。」と思うと「申し訳ない」って気持ちがちらっと顔を出すことはあります。けれど、以前のように、そんなモヤモヤや罪悪感に心が覆われることがなくなったから、「母となってはたらく」について生き生きと楽しく語れる自分になったのだなと思います。


その後、サロンを重ねる中で様々な出会いに恵まれた今は、より一層そんな感じ。


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そんな変化を与えてくれた進行役へのチャレンジ

何が変化を起こしてくれたのか。

振り返ってみたいと思います。


思いで繋がる仲間との出逢い


私は昨年8月に参加者としてサロンに出逢いました。

そこで出逢った澄恵さん(藤田澄恵さん)、悠香さん(上野悠香さん)と「また長野市でマドレボニータのイベントを開催したい!」という思いで繋がり、12月に高橋葉子インストラクターが長野市まで来てくださり、カップル講座を開催しました。


それまで母になってから出逢った人たちとは、「母」という役割で繋がっていた。

だから、会話といえば、離乳食とか昼寝とか、子どもの話題ばかり。


だけど、澄恵さんや悠香さんとの繋がりは、「母になっても個人としての自分を大切にできる場を作りたい。」といった思いで繋がる関係だったから、すごく居心地良かった。



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<そして広がった愉快でアツいチームメンバーとの繋がり> 


思いで繋がるといえば、欠かせないのが進行役仲間

研修期間中SNSで繋がり、合宿でリアルに場を共有しながら濃い2日間を過ごした仲間。


全国に思いを共有した仲間がいるというだけで心強かった!


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<進行役仲間のけーちゃんが上越サロンまで来てくれた!> 


そうした仲間と思いの実現に向けて動く中で、


「母になっても、社会人になっても、社会の中で生み出せるものがあるんだ!」


と気づくことができました。


そして、この気付きが、視野を広げてくれ、


「母になったからといって、何かを諦める必要はない。」


と思えるようになった気がします。


また、私はサロンから帰ると、いつも娘のことが3倍可愛く見えていました。

「個人としての自分」を大切にしてもらえる関係や場ができたことで、「母」という自分の役割をより愛おしく感じ、素直に自分の一部として受け入れられるようになった気がしています。


  モヤモヤと付き合う。そのための繋がり。


信越チームが開催した全6回のサロン。

いろんなステージの女性が参加してくださいました。

ご参加者の年齢も様々だし、お子さんの有無、お子さんの年齢も様々。


サロン後の感想でよく見られたのが、「仕事と子育て、その両立は何年たっても悩むもの。」ということ。


それを「あー、まじか。嫌だな。辛いわ。」みたいな受け止めにならないのがサロン後!


「産後何年でも、悩みはきっとあって、その都度自分に向き合っていくしかないんだと腹をくくれました。」

「自分が何がしたいか。気持ちを整理して、家族とよく話し合って考えていきたいと思った。」


といった感想を、私はぶんぶん頷きながら噛みしめていました。


私は、サロンの締めにいつも同じ言葉を伝えていました。

それは、ムーミン谷のリトルミイちゃんのこんな言葉。


「逆よ、まったく逆よ。自分と向き合うには一人になるんじゃないわ。いろんな人と関わりあうのよ。自分の知らない、自分を知らない人たちと関わりあうのよ。見えてくるわよ、本当の自分が。」


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モヤモヤすると、ついつい一人で抱えちゃう。

一人で考えると、「自分が諦めたり、我慢したり、セーブすれば、解決するかな。」と思ってしまう。


でも、そうやって自分の思いを押し込めるだけが解決策じゃない。

モヤモヤせずに生きることはきっとできないけど、モヤモヤと上手く付き合いながら、乗り越えていくには、自分の思いと向き合う機会を与えてくれる、人との繋がりがあれば、いいんだな!と気づきました。


そしてなんといってもこのワーキングマザーサロンは、日本のどこにいても活動に参画できる仕組みになっているのです!

転勤族の私は、根なし草のように各地を転々としながら子育てをするなんて、どうなっちゃうんだろうと途方に暮れていましたが、そんな不安まで一緒に解消されちゃいました☆


B  自分の人生を考える。


   このサロンへの参画を通して、


自分はどんな人生を送りたいかな。

自分は社会にどんな風に貢献していたいかな。


と考える機会をたくさんもらいました。


そして考えたことを家族と共有するうちに、「家族って人生を共有する存在なんだな。」思うようになりました。


私の人生。

パートナーの人生。

子どもの人生。

それぞれと社会との繋がり。


最初は、「不在にしてごめん!なるはやで帰ってくる!」と出かけていた私。でも、終わるころには、「楽しんでおいで。」と気持ちよく送り出してくれる家族に対して、「今日も楽しんでくるね!」と素直に答えられるようになりました。


家族とは、それぞれの人生を共有して生活しているから、時に思いを調整する必要があるけれど、「どんな人生を送りたいか。」というビジョンと「どんな思いでそうしたいか。」というその時々の思いが共有できていれば、素直に応援し合えるし、応援してもらうことに申し訳なさを感じなくていいんだなと今は感じています。


産休・育休で仕事から離れたことが辛すぎて、「2人目はあなたに生んでもらいたい!」と

八つ当たりしていたいつかの私からすれば、なんというパラダイム転換☆笑


今回の進行役へのチャレンジも気持ちよく応援してくれたパートナーには感謝です。

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<チームメンバーからもらった花束とラストサロンから帰ったらパートナーが作ってくれてた焼き芋♪笑>



改めて振り返ると、これだけ多くのものを与えてくれたこのプロジェクトと支えてくださった皆様に感謝の思いでいっぱいです。


サロンが必要としている一人でも多くの人に届きますように。

サロンからパワーをもらえる人が益々増えますように...☆

2016年01月11日

【7期参画をふりかえって】上松恵子(岐阜チーム進行役)


こんにちは☆ 岐阜チーム進行役の上松恵子です。
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(こちらは岐阜チームのキックオフサロンの写真☆とーっても緊張しています!)

みんなからは「けーちゃん」と呼んでもらっていますわーい(嬉しい顔)

このNECワーキングマザーサロンの進行役に挑戦しようと思ったのは、
締め切りギリギリの2015年3月末。

その時から、まだ1年も経っていないのが信じられないくらい、濃い時間を過ごすことができました。

私自身、あの時、背中を押してもらえたことにとっても感謝しています。
だからこそ、このブログを読んでくださっている方に
少しでも勇気と自信を持ってもらえたら・・・そう思いながら、ブログを書いています。


私は3年前にマドレボニータと出会い、産後ケア教室に参加。
同時に育児休暇中で、『母となってはたらく』にモヤモヤしていた時期でもあったので
NECワーキングマザーサロンに参加者として参加しました。

そこで、独身だった時の働き方や思いから抜けきれていない自分に気がつき、
母となってどう働きたいか、を改めて考えるきっかけをもらいました。

それをきっかけに実はその後、転職も。

大好きな会社で、良き人に恵まれた職場だったので未練もありましたが、
<自分の街で長く働きたい><直接、教育現場・地域に関わりたい>そんな思いに気がつき、
転職を決意することにつながりました。

転職して二年目。
子どもも成長し、改めて、自分にとっての<母となってはたらく>を考えるタイミングで
この進行役として参画できたことは、とっても貴重な経験だったと思います。


それは3つの出会いからでした。


1つ目は、岐阜チームメンバーとの出会い
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(5月開催 岐阜キックオフサロン☆)

保育園、職場の往復の毎日に、
サロンのことはもちろん、
自分のこと、家族のこと、仕事のこと、趣味のこと、
安心して話せる仲間ができたことで、
『人を信頼すること』を学び、『チームで行動するダイナミズム』
を味わわせてくれました。
このメンバーとの出会いは、私の人生を彩かにしてくれています。



2つ目は、全国の進行役8名の仲間と、最初から最後まで温かく見守ってくれた
プロジェクトメンバーのみなさんとの出会い

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(久しぶりの進行役とリアルな場を楽しむ☆)

それぞれの『ありたい姿』に真摯に向き合い、
言い訳をせず、前向きに取り組むみんなに刺激をもらい、
最後まで走り続けることができたと思います。

『こうなったらいいなぁ』という他力本願な願いではなく、
『こうありたい』という主体的な思いは人の心をも動かし、
自分の未来も変える大きな一歩
なんだなぁと、つくづく感じました。


そして3つ目は、6回のサロンで出会うことができた、
岐阜・名古屋・桑名の62名の母たちとの出会い。
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(11月開催 岐阜県立図書館サロン☆)

母となった人生を、いい意味でもがく母たち。同じ時を生きるもの同士、心強い同志。

まさに、今年のテーマ<地域でつながる>のごとく、
これからも、ともに、励ましあって、ともに歩んでいきたい、そんな魅力溢れる方ばかりでした。



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(6月開催 青空サロン☆練習に付き合ってくれたみんな、ありがとう!)

最初、全く自信がなかった私ですが、
ありのままの私を受け入れ、そして、できることからはじめていく。
そして、周りのメンバーと、一つ一つ乗り越えることができました。

まさに、チームメンバーとのキックオフで書いた言葉
『このメンバーと見たことがない景色を見たい!』
それがサロンを終了した今、叶っていることを実感しています。


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(9月 岐阜駅ミスドに大集合☆実は初めての全員集合!)

だからこそ
“いまできていない”からといって、諦める必要はなく、
自分自身の最善を尽くし、仲間を信じること”で、
(仲間にはパートナーや子ども、地域の方、職場の方も含まれますね)
新しい自分、新しいチーム、新しい一歩が始まることを信じることができる”ということを、
私はサロンの取り組みの中で感じました。


大人になっても、成長したい。
これからも、自分の未来を自分の言葉で考え、主体的に選ぶ、そんな女性でありたい。

改めて、そう思いました。


このような機会をもらえたことに感謝し、
そして、この恩返しはもちろんですが、恩送りも始めていきたい。
そのスタートに今、私は立っていると思います。


本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。

(岐阜チーム進行役:上松恵子)

2015年10月21日

7期進行役のみなさんにインタビュー★【その2】

こんにちは、マドレボニータのメールマガジン
「マドレ★タイムズ」編集部の北澤ちさとです。

いよいよ今期のワーキングマザーサロンも10月・11月の開催を残すのみとなりました。
そこで、10月21日配信のメルマガではブログ連動企画として
「進行役のみなさんにインタビュー」を3回にわたり掲載いたします!

【その1】【その2(この記事です)】【その3】

今期の進行役として、研修とサロンの開催にこれまで取り組んできたみなさんに、
「これを聞いてみたい!」という4つの質問を編集部からお聞きしてみました。

プロジェクトメンバーとしての活動に興味がある方も必見です!
個性あふれる進行役の皆さんの声、ぜひじっくりお読みくださいね。
(毎月配信無料メルマガ「マドレ★タイムズ」登録はこちらからお気軽にどうぞ!)


<【藤居料実さん (活動地域:東京都品川区・目黒区・神奈川県川崎市、他)】

★これまでのサロンの中で出てきた、印象的な話やフレーズを教えてください。
「子どもが将来いい大学や会社に入れなければそれは私の責任だ」
実は今年ではなく去年のご参加者の発言なのですが、今までのサロンで一番深いご発言です。

あの日のテーマは一言でいうと「子どもの人生はだれのもの?」でした。
「愛する我が子をちゃんと育てたい」で始まった思いが、いつの間にか夫の役職や、
家の中の綺麗さや、子どもの入った学校のランクに成果を見出そうとしてしまう。
そこまで追い詰められる母親の息苦しさに共感するメンバー有り、疑問を投げかける
メンバー有りで、振り返りも非常にモヤモヤしました。

このとき私は「共感」の側だったのですが、メンバーの話を聞いて初めて
「自分の親がそう思って私を育てた(であろう)から私もそういうものだと思っている」
という自分の思考回路(恐ろしいことにそれがベース?!)に気づくきっかけに!
そこから長い時間をかけて「親から自分を分離する作業」をやるはめになったのですが、
始まりはあそこだったなぁと、今でも印象深いご発言です。

★サロン活動の中での、ハプニングや失敗談がありましたら教えてください
●進行役への不安でパニック症状発生
私事ですが、営業職として専門商社に入社した当時、仕事のハードさと
自身の能力の低さが相まってパニック症状を起こし、ドクターストップが
かかって事務職に転向したという経緯があります。
そこから結婚、出産、マミートラックときて、今回進行役をやらせてもらったことは
自分にとっての大きな挑戦でした。
止まっていた時計が動き出すがごとく、自分の中の何かが喜びとともに動き出すのを
感じていたのですが、 久しぶりの緊張感でなんと8年も前のパニック症状を
引きずり出してしまいました!

でも当時と違ったことはじっくり話を聞いてくれる人が近くにいたこと。
話してごらん、と評価もアドバイスも叱咤激励もなく、ただ話を聞いてもらうことで、
自分が何に不安を感じていたのか一つずつ整理し、気持ちを落ち着かせて前に進むことができました。
一時は自分でもどうなることかと思ったのですが、8年前の自分ごと癒してあげられた気がします。

★進行役として活動する前と現在で、ご自身のどんなところが変化した(成長した)と思いますか?
小さな変化はたくさんあるのですが、あえていうならバラバラだった自分が
一つに統合されてきた感覚でしょうか。 今まで、職場での私、母としての私、
学生時代の私、子どもの頃の私、といろんな場所やステージごとにずれがあった気が
していたのですが、最近どこにいっても私は私と思えるようになってきた気がします。

「こんな私でも大丈夫」と思える経験をいくつかさせてもらって、その場で
「求められ(ていると勝手に思い込んで)いる像」をちょっとずつ手放せるように
なってきているのかもしれないです。

★パートナーとのエピソードを教えてください
●子育てに病んでいた時のことを今さらですがわかってもらえました
まず、進行役に限らずですが私が家を開けることが多いのもあって、
夫が子どもに父親としてがっつり関わる機会が増えました!
で、夫は上の子のイヤイヤ期のときは長時間労働でほとんど家にいなかったので、
下の子が2歳になった今、初めてイヤイヤ期というものに直面し、日々奮闘しています。
夫がそうやって子育ての大変なところを一緒にがんばってくれることで
自分も励まされるし、夫の中にも子どもと接することで
揺さぶられる価値観のようなものがたまっていく。

そこをああでもないこうでもないと話せる素地ができたことも嬉しいし、
過去を整理したり、気持ちに寄り添えるのはすごくありがたい瞬間です。

まだまだサロンで扱うには課題感のある「パートナーシップ」なのですが、
サロンでいただいたヒントを持ち帰り、これからも話をしていけるといいなぁと思っています。


【種井美緒さん(活動地域:埼玉県さいたま市ほか、栃木県足利市)】

★これまでのサロンの中で出てきた、印象的な話やフレーズを教えてください。
「母となってはたらくって、悩みが尽きないからこそ、
共有できるだけの体力と仲間が必要」

”悩むことは悪いことではない”とか”悩んでいる自分を責めるよりも、
もっと必要なこと”に気づかせてくれる一言でした。

「子育てに飽きても諦めない」
子育てをしながら”大切なものに気づく→悩む・葛藤する”のサイクルを繰り返す自分に、
最近少し飽きてきたけど、そうは言っても子育てを途中でやめるわけにはいかない。
悩んでも、壁にぶつかっても、自分の大切なものは諦めない。「子育てに飽きた」という言葉に
ユーモアを含みながらも、みんなが共感していた言葉でした。

「子どもが生まれてから、いろんな場所に参加したけど、
こんなに本音を話している場は今までなかった。
・・・今、ようやくスタート地点に立てた気がする」

という言葉を涙しながら話してくれた方がいました。
”自分が思っていることを、受け止めてもらえる場がある”ということ自体が、
大きな力を持っているんだなぁと、実感した言葉でした。

・(フレーズというわけではないのですが)、一人の参加者が、
仕事や子育て、夫や実母との関係性の中で抱えた悩みや葛藤、そして
在りたい自分を物語っている姿に、とても力強さを感じたサロンがありました。
実際、その話しに心を動かされて、別の参加者が自分を主語にして話してくれました。

自己解決を促す、一歩を踏み出す勇気というのは、「モヤモヤの正体が明確になる」
とか「新たな気づき・視点が見つかった」とか、いろんなことによって得られるけど、
「明確にならなくても、ただただ心を動かされた」ということも大切な側面なんだなと、
学ばせてもらったシーンでした。

「2つの気持ちが同居していてもいい」
「自分のためと子供のため、2つは共存できない想いなのか?」
”仕事と家庭”とか、”子どもと自分”とか、”今と未来”とか、どちらか一つしか
選べないと思って葛藤することが多いけど、本当にそれは相反するものなのか?という
ことにハッとさせられた言葉でした。

「子どもが生まれてから、自分が自分でなくなってしまう感覚があった。
私は考えることで自分を取り戻していったと思う。でも、その場での出会いや、
人とのつながりがなかったら、私はここまで来ていなかった」

自分を取り戻す、主体的に人生を歩むためには、その一歩は、他の誰かが
「これが正解ですよ」と差し出してくれるものではなくて、自分で踏み出さ
なければいけない。だけど、一歩を踏み出す勇気・モチベーションは決して
一人で挑まなくていいんだ、人との関わりの中で作っていけばいいんだ、と思わせてくれた言葉でした。

★サロン活動の中での、ハプニングや失敗談がありましたら教えてください
サロンが終わってから、いつも反省ばかりしていましたが、
この質問を考えてみて「でも、『失敗』っていう失敗はしてないかも」という気づきに至りました。

ハプニングとしては、進行役研修初日に息子が初めての入院となり、
出だしからテンヤワンヤしました(^^;(幸い4日で退院しました)
入院中に、6期進行役(7期全体サポートメンバー)のともみん(細川朋美さん)が病院に駆けつけてくれて、すごく心癒されたというか、励まされたのも、良い思い出です☆

★進行役として活動する前と現在で、ご自身のどんなところが変化した(成長した)と思いますか?
●「聞く」ということが少しわかってきた気がする。
今まで、友達の悩みを聞いていて、アドバイスできず、一緒に「うーん・・・」と
なってしまう自分が嫌いでした。でも、進行役として活動する中で「批判されずに
受け止めてもらえることは、それ自体に価値がある」「問題を解決するだけの力は、
話している本人にある」ということが実感としてわかってきたので、
今までは余計な言葉を自分に言いきかせながら話を聞いていたのが、『聞く』ということに
集中できるようになってきたと思います。

●言葉がまとまらなくても、取りあえず出してみようと思えるようになった。
今までは、思いを言葉にするというのは、おもに書き言葉だったのですが、今年は話し言葉でする機会がグンと増えました。
元々Facebookなどに投稿するときも、頭に思い浮かんだまま書くのではなく、
「この言い方の方が伝わるかな?」「この順序がいいかな?」ということに
時間をかけるタイプで、まとまり切る前に言葉にすることに対して抵抗が
あったのですが、今年はサロンの中や、プロジェクトメンバーや、パートナーと、
色んな場面で、話して伝えるということにチャレンジしています。

「言葉が磨かれていく」というような実感はないのですが(^^;、
まとまらなくてもとりあえず外に出してみる、瞬発力みたいなものはついてきたかなと思います。

★パートナーとのエピソードを教えてください
今まで度々夫と話しあう機会はあったものの、勇気を振り絞って言った割には、
返ってくる言葉が「え?それ?」ということが多く、
「コミュニケーションが大切ってわかっているのに、パートナーに
自分の思いを伝えるのが怖い、パトナーシップに上手く向き合えていない」
という悩みを
前半は抱えていました。
8月に『他チームを覗いてみようskype』で、そのことをテーマに話して、
色んなヒントをそこでもらったことと、色んな人が我が家のパートナーシップに
向き合ってくれたことが勇気になって、夫とじっくり話す時間をとりました。

そこで、「今しか見えていない私と、論理的に物事を捉える夫。
見えているものが全然違うから、一方的に気持ちを伝えるだけでは足りなくて、
お互いの言葉を咀嚼して腹の中に落ちるまで言葉を尽くす」というのが、
我が家のパートナーシップの形なのかも、という気づきに至りました。

「私のやりたいようにやれば」と言っていた夫の言葉が、それまで冷たく
聞こえていたのですが、話し合いを通して「本当に全面的に応援してくれているんだ」
ということがわかり、大きな力になっています。
とはいっても、日々の生活の中で溜めこまずに思いを伝えるというのは、
まだまだ課題なのですが、以前のような「向き合えていないからダメ」と
考えるのではなく、「やっぱ難しいことだよね」と認めながら
「自分たちはどこまでできるかな?」とチャレンジの気持ちです。


【満尾ひとみさん(活動地域:新潟県上越市、長野県長野市)】

★これまでのサロンの中で出てきた、印象的な話やフレーズを教えてください。
全体シェアリング終盤に、
「あー、一人で考えてたことも言葉にすると全然違うんですね!!」

参加者さんがポロっとおっしゃった言葉。サロン、やって良かったーと思った瞬間でした。

★サロン活動の中での、ハプニングや失敗談がありましたら教えてください
青色Tシャツに合うボトムス選びに結構頭を悩ませています(笑)
一回、ナマ足にショートパンツ履いていったら、二時間もあぐらで座っていると
汗がすごくて…衣装選び失敗したーと後悔しました。

★進行役として活動する前と現在で、ご自身のどんなところが変化した(成長した)と思いますか?
何か困難にぶつかったとき、「自分が頑張ればいいや」と思いがちだったけど、
チームメンバーと一緒に活動する中で、委ねること、思いや状況を言葉にして
共有することが出来るようになってきた気がする。

★パートナーとのエピソードを教えてください
育休中の夫は、平日しか開いていない子育て広場にチラシを持っていってくれたり、
振り込みに行ってくれたりと最早私設秘書のように協力してくれてます
サロンがあった日の子どもが寝たあと、夫は必ず「今日のサロンはどうだった?」と
聞いてくれるので、その時間が私の振り返り第二部になっています。

ーーーーーーーーーーーーーーー
みなさん、ありがとうございました!
インタビュー【その1】はこちら★
インタビュー【その3】はこちら★

7期進行役のみなさんにインタビュー★【その3】

こんにちは、マドレボニータのメールマガジン
「マドレ★タイムズ」編集部の北澤ちさとです。

いよいよ今期のワーキングマザーサロンも10月・11月の開催を残すのみとなりました。
そこで、10月21日配信のメルマガではブログ連動企画として
「進行役のみなさんにインタビュー」を3回にわたり掲載いたします!

【その1】【その2】【その3(この記事です)】

今期の進行役として、研修とサロンの開催にこれまで取り組んできたみなさんに、
「これを聞いてみたい!」という4つの質問を編集部からお聞きしてみました。

プロジェクトメンバーとしての活動に興味がある方も必見です!
個性あふれる進行役の皆さんの声、ぜひじっくりお読みくださいね。
(毎月配信無料メルマガ「マドレ★タイムズ」登録はこちらからお気軽にどうぞ!)


【田中裕子さん(活動地域:福井県鯖江市、福井市、越前市)】

★これまでのサロンの中で出てきた、印象的な話やフレーズを教えてください。
同居について、仕事に対する考え方など、
福井県の女性ならではだと感じることが多々ありました。
(知ってはいた、分かっていたけれど、改めて実感したという意味です)

★サロン活動の中での、ハプニングや失敗談がありましたら教えてください
・アポなし取材。
・申込みなしの当日参加。

…事前にFacebookなどでメッセージを送ってくださっていたが、こちら側で確認できておらず、返信していなかったにもかかわらず当日来てくださった方が2名もいらっしゃいました。

上記2件とも、動揺はしたものの、サロンそのものには差し支えありませんでした。

★進行役として活動する前と現在で、ご自身のどんなところが変化した(成長した)と思いますか?
質問の仕方、聞く力が備わった。

★パートナーとのエピソードを教えてください
正直以前とかわりはありません。
お互い仕事(家業)もプライベートも含め、全て運命共同体な間柄です。
理解してもらえずイライラしたこともないですし、お互いがお互いのことを理解し、
支え合いながら、前に進めていると思います。


【松浦優子さん(活動地域:静岡県島田市、浜松市、袋井市、菊川市)】

★これまでのサロンの中で出てきた、印象的な話やフレーズを教えてください。
「そういう考えがあっても良いんだな、と今聞いていて思いました。
今の自分に見えている情報だけで、未来のことを考えていても仕方ないんだなー、と。」
「今話をしていて、職場までの移動時間も貴重な"一人の時間"なんだと気づきました。有難いことですね。」

"やっぱり話すことって大切!!!と感じた"←アンケートからも多数あったコメント

★サロン活動の中での、ハプニングや失敗談がありましたら教えてください
・研修中に進行役のFacebookグループでなく、個人のFBページに進行練習動画をアップしてしまった(2回)
・サロン当日に横断幕を忘れた!
・サロン進行中、台本を忘れるのは常だが、一回苦手なパートのカンペが
はがれ落ちていたことがあり「えーっと、なんでしたっけ」と進行一時中断してしまったことがあった。

★進行役として活動する前と現在で、ご自身のどんなところが変化した(成長した)と思いますか?
・SNSツールが使えるようになった!!(それを理由に祝☆インターネット開通)
・早起き(4時代)できるようになった!!
・全国に自分の本音を打ち明けたくなる仲間が出来た!!
・苦手な"委ねる"を沢山経験できたことで、以前より義両親にお願いすることが出来るようになってきた。(課題取り組み時間確保や、サロン当日の子供預け)
・「サロンに参画している」という楽しさと自信が、次への行動につながる力になっている

★パートナーとのエピソードを教えてください
課題や告知活動などが、自分の思っているように行えていないときに、
夫にツラく当たる私に「自分が好きでやってるんでしょ?もうそんなに大変なら
やらなきゃ良いじゃん」と言われたこと数回。
その度に"私は誰のために、何のためにやっているのか"を振り返るきっかけになっていた。


【上松恵子さん(活動地域:岐阜県岐阜市、愛知県、三重県)】

★これまでのサロンの中で出てきた、印象的な話やフレーズを教えてください。
「『母となってはたらく』に対する軸を探しにきました。」との話に、
「軸ってあると良いかも知れないけど、無くても大丈夫。
むしろ、その軸は常に変わるかもしれないから、
常に、そして、柔軟に、軸を捉えることが大事。」


★サロン活動の中での、ハプニングや失敗談がありましたら教えてください
時間を区切るために、大事な、大事な相棒:タイマーを忘れました(涙)
サロンサポートメンバーに目配せして、
スマホのタイマーで代替しましたが、冷や汗いっぱいでした。

★進行役として活動する前と現在で、ご自身のどんなところが変化した(成長した)と思いますか?
●<主体的に考えること>ができるようになった。
こうなったらいいなぁという他力本願な考えではなく、
こうしたい、こうありたい、という主体的な希望をもち、
それに対して、行動できるようになりました。

★パートナーとのエピソードを教えてください
わたしが、仕事・家庭のほかに第三の場を持つことを、こんなにも応援してくれるとは思わなかったです。
具体的には、週末のサロンの時間に子どもと出かけてくれたり、
わたしの練習相手になってくれたり…。

自分自身がパートナーに委ねる前に、
パートナーに頼ることを勝手に諦めてたんだなぁと実感。
勝手にプンプンおばさんになっていた私を反省しました。

ーーーーーーーーーーーーーーー
みなさん、ありがとうございました!
インタビュー【その1】はこちら★
インタビュー【その2】はこちら★

7期進行役のみなさんにインタビュー★【その1】

こんにちは、マドレボニータのメールマガジン
「マドレ★タイムズ」編集部の北澤ちさとです。

いよいよ今期のワーキングマザーサロンも10月・11月の開催を残すのみとなりました。
そこで、10月21日配信のメルマガではブログ連動企画として
「進行役のみなさんにインタビュー」を3回にわたり掲載いたします!

【その1(この記事です)】【その2】【その3】

今期の進行役として、研修とサロンの開催にこれまで取り組んできたみなさんに、
「これを聞いてみたい!」という4つの質問を編集部からお聞きしてみました。

プロジェクトメンバーとしての活動に興味がある方も必見です!
個性あふれる進行役の皆さんの声、ぜひじっくりお読みくださいね。
(毎月配信無料メルマガ「マドレ★タイムズ」登録はこちらからお気軽にどうぞ!)


【永野間かおりさん(活動地域:北海道北見市、網走市)】

★これまでのサロンの中で出てきた、印象的な話やフレーズを教えてください。
「本当は週2,3回のパートではなく、私はもっとはたらきたい。
夫は家事育児をほとんどしないので、自分のできる範囲でとおもっていたが、
みなさんの話を聞いて、自分一人で家事育児を抱え込むんじゃなくて、
もっと夫とわかち合っていっていいんだとおもえた」
と発言されました。

パートナーシップもその価値観も、夫婦それぞれ。違う価値観や関係性に
触れるからこそ、「私は何を大事にしたいか?」「そのために何ができるか?」を
あらためて考える機会になるのだとおもいました。参加者の発言が、その人自身の
道のりを振り返ったり、将来におもいを馳せるのはもちろん、他の誰かの勇気付けや
気付きにつながる。その瞬間に立ち会えた時、話す・聴くことによるエンパワメントと、
その先の可能性の広がりを強く感じます。

★サロン活動の中での、ハプニングや失敗談がありましたら教えてください
●自己紹介をすっ飛ばしてしまったこと。輪の中にいたチームメンバーが、
戸惑い気味に教えてくれて助かりました(ありがとう!笑)。
●手元にタイマーを置き忘れたこと。忘れ物ばっかりしているのは、小学生の頃から変わりません(笑)

★進行役として活動する前と現在で、ご自身のどんなところが変化した(成長した)と思いますか?
自分でいうのも何ですが(笑)、思考や人とのコミュニケーションの取り方が
柔らかくなったと思います。これまでは、自分の価値観に頑なに固執してしまう面が
あったのかも知れません。でもサロン進行役を経験することで、「価値観は人それぞれ」
「大事にしたいものはみんな一人ずつ違う」ことを実践で学び、じゃあ私はそこからどう
人と関わってつながっていこうか?と、これまでよりゆったり考えられるようになりました。

★パートナー(夫)とのエピソードを教えてください。
夫と今まで以上に、仕事のことや将来のことを気軽に話すようになりました。
それはサロンでたくさんの「母になってはたらく」おもいや話題に触れて、
「じゃあ私はどうだろう?」とサロン後もしつこく(笑)考えているから。
自分の考えを整理したり、夫の意見も聞きたくて、「あのね」とか「どう思う?」と
切り出すことが多いです。
そうやって話し合いながら、転勤族の夫と、自営業の私が
お互いの仕事や学びをどうやって同時に(または交互に)進めていくか?も、チーム感をもって話しています。


【山井七恵さん(活動地域:宮城県仙台市)】

★これまでのサロンの中で出てきた、印象的な話やフレーズを教えてください。
サロンの後にメールで感想を送ってくださった方より
ーーーーーーーーーーーーー
話を聴く機会は多いけれど、
自分が主語で話す機会は少なかったと気づきました。
なれていないのと緊張もあって、
自分の思いを伝えることは難しかったです。
また、子供が産まれてからは子供が主語で考えることが多かったので、
自分が主語で考えることはとても大切だと分かりました。
仙台ではこのような働くママを支えるような活動は少ないように感じます。

ーーーーーーーーーーーーー
わたしも自分がサロンに初めて参加したとき、同じように自分を主語として
話すのは難しいけど大事なんだなーと思ったのを思い出しました。

★サロン活動の中での、ハプニングや失敗談がありましたら教えてください
横断幕を忘れました…。

★進行役として活動する前と現在で、ご自身のどんなところが変化した(成長した)と思いますか?
自分の望みとは?に目を向けることが増えた…かな?と思います。


★パートナー(夫)とのエピソードを教えてください。
●夫の「託児アレルギー」再発!?
サロンとは関係がない仕事での用事ですが、わたしが出張に行くことになりました。
1泊2日ですが、夫の出張と初日がかぶってしまいました。
とはいっても夫が帰ってくる日なので、わたしが出発してから夫が帰宅するまでの
3時間だけ空白の時間が発生することになりました。

その日はベビーシッターさんにお願いするつもりで夫に話したら、
「かわいそう、出張をやめれば?」(ちょっと怒りモード)との返答。
あまりにびっくりして一瞬頭が真っ白になりました。

連日夫の帰宅が遅く話す時間も少ない中、なんとか納得(ではなかったことが後から判明)
してもらいシッターさんにお願いしてその日を乗り切ることができました。
後日に「あのとき最初は反対していたのに納得してくれたのはなぜか?」と聞くと、
「今でも別に納得してない」という返答でした。

その返答にすごくモヤッとして、
「あなたも仕事だし、わたしも仕事だった。代案も考えもせず反対だけして
どういうつもりか。自分だけが大事な仕事をしているつもりでいるのか。
わたしは息子の預け先を探したがあなたは何を?」と、
「わたしはあのとき行ってらっしゃいと言って欲しかったのに!!」という気持ちをぶつけました。
結果、「ごめんね」と言われその場は終わって、わかってくれたのか
収めたかっただけなのか?は心配でしたが、それ以降わたしの仕事のことを
気にかけてくれたり、休日に息子と2人きりで出かけてわたしが一人で家で仕事をする
時間を作ってくれたり、明らかに変わりました。

以前は衝突を避けて言わないでいて、ある日突然切れて
自分でもどうしたいのかわからない!!みたいなことがあったけど、
一時的な衝突を恐れないで思っていることを話すことで、
関係がより良好になったのかな?と思います。

夫の託児アレルギー(預けるなんてかわいそう精神)は
息子の保育所入所とともに治まったものと思っていたけど、
根本は変わっていなかったことが今回わかりました。

多分、嫌なものは嫌なんだろうなと、わたしは虫が嫌いなのですが、
それと同じようなもので、誰がなんと言おうと、なんか嫌!っていう
感じなのかなと思いました。
それは多分なくすことは難しいだろうし、その都度話しあっていく他ないのかなと。
こうやって解決したと思ったことが再度浮上してくることって、
大なり小なりよくあるもので、終わりはないのかなとあらためて
感じることができた一つの出来事でした。


【関口幸季さん(活動地域:東京都大田区・世田谷区・品川区・杉並区)】

★これまでのサロンの中で出てきた、印象的な話やフレーズを教えてください。
「モヤモヤはともだち」というフレーズ。
第1回サロンで出てきたのですが、今モヤモヤしている自分を
励ましてくれるフレーズだな、と感じています。
サロンの最中、自体の中の話はすっからかんなくらいに忘れていて、
その後に考えたことや振り返りで話したことのほうが、よく覚えています。(残念ながら)
なので、↑のフレーズしか思い出せないの〜(ノД`)・゜・。

★サロン活動の中での、ハプニングや失敗談がありましたら教えてください
第1回サロンでタイマーを忘れたこと!スマホに助けられました。
それから、2回目のサロンでワーク進行手順が頭から抜けてそわそわしたので、
その後は事前に必ずワーク進行練習をするようにしています。おまじないとして。

★進行役として活動する前と現在で、ご自身のどんなところが変化した(成長した)と思いますか?
「話を聞く」ことがどういうことか、考えるようになりました。
また、自分の中に「〜ねば」や「〜しなければ」が隠れていると、
自分を疑うことができるようになったと感じています。
それが、いいか悪いかというより、自分にはそんな思い込みや
思考停止する何かがあるかも?と客観視する感じです。

それが成長かどうかはさておき、そう考えられるようになったことで、
自分の目の届く範囲は確実に広くなったのではないかと。
一方向からしか見てなかったものを、違う方向からも見られるようになった、という感じで。

★パートナー(夫)とのエピソードを教えてください。
・サロン後、毎回「今日のサロンはどうだったん?」と聞いてきます。めちゃ気にしています。
・進行役研修中、朝活をしていたのですが、一緒に起きて仕事して、朝スカイプとか
 実は聞いてたり、登場したり…。
・夫自身の仕事と、私のサロン活動の違いについて、私と意見が相違しているが、
 まだここは話合えていません。進行形モヤモヤ。

ーーーーーーーーーーーーーーー
みなさん、ありがとうございました!
インタビュー【その2】はこちら★
インタビュー【その3】はこちら★

2015年07月11日

【もっと知りたい!サロンのこと☆】全体サポートメンバーって!?

こんにちは!
第7期全体サポートメンバー広報チームのななちゃんこと光瀬奈々江ですわーい(嬉しい顔)

私は、一昨年に世田谷サロンのサポーター、昨年は杉並南・世田谷、群馬、信州チームの進行役としてサロンに関わってきました。
今年は、「全体サポートメンバー」という立場を選択。
全体サポートメンバーというしくみ自体、今期初の試み。

サロンの進行役や、チームメンバーと違い、ご参加者と直接やりとりすることがほとんどないだけにちょっとわかりにくい!?存在なのかなーと感じています。

一体どんなことをしているのか!?これからわかりやすくご紹介していきたいと思いますぴかぴか(新しい)

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今回は、どんな人がどんな思いで「全体サポートメンバー」に参画しているかご紹介します!!
今期の全体サポートメンバーは、とりまとめ役の林理恵さん(りえぞうさん)&土本広美さん(ひろちゃん)を含めて11名。
進行役やプロジェクトメンバー同様、全員ボランティア。
それぞれ「運営+考察チーム」「広報チーム」「アンケートチーム」の各チームに分かれ活動しています。

※写真はFacebookアイコンです。

●全体とりまとめ役
【林理恵(りえぞう)】
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川口市在住のの林理恵です。地元東川口でサロンを開催したい!と始めたのがマドレボニータ会員チームのキタカンボニータでした。早いもので今年で5期目の参画になります。今期は全体サポートチームのとりまとめ役としてサロンへの関わり方の新たな形を模索していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

【土本広美(ひろちゃん)】※福井、大田・世田谷チーム担当兼務
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東京都世田谷区在住の土本広美です。進行役、PJメンバーとサロンに参画して今年3年目。初めての試み「全体サポートメンバー」として、各地でより良いサロンが出来るためにはどうすればいいか、考えて活動していきたいと思います☆
このサロンは、「母となってはたらく」というテーマに興味がある女性ならどなたでも参加いただけます。今年もNECワーキングマザーサロンが多くの皆様に届くように頑張ります!

●運営+考察チーム(細川朋美、光瀬奈々江、大木佳子、戸谷淳子、水口陽子、竹下浩美、土本広美)

【細川朋美(ともみん)】※北海道、埼玉・足利チーム担当
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今年で4年目の参画となります。8歳・4歳の2時の母です。2人目育児休暇中にサロンに出会いました。サロンで出会う方々の魅力に引き込まれあっという間の3年が過ぎました。今期もいろいろな考えを聞き自分らしい働き方を模索できたらいいなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

【光瀬奈々江(ななちゃん)】※仙台、東京南・川崎チーム担当
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普段は公務員で5歳と3歳の二児の母をしています。自称サロンマニアでこれまでサロンに参加した回数は数えきれず。同じプログラムなのに毎回違った展開になり、他者に言葉を紡いだり、聞いたりすることで新しい気づきを得られるサロンに魅力を感じています。昨年の進行役で得た経験をもとに、このプロジェクトの中でも、進行役や運営チームのみなさまを後方支援する立場で今年は奔走し、ひいてはご参加者が安心して参加できる場づくりに貢献したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!

【大木佳子(よっし)】※仙台チーム担当
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2015年度サポートメンバーとして参画。2012年度、2013年度は、進行役として参画。2児の母であり、現在は住宅会社で働いており、2度の育児休暇を取得。NECワーキングマザーサロンという場が好きで、話すことが自分自身の考えを深めるきっかけになると思います。サロン開催をサポートし、共に楽しく、深い場づくりをしていきます。

【戸谷淳子(あっちゃん)】※福井、岐阜チーム担当
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愛知県在住の戸谷淳子です。夫と3才と4ヶ月の2人の息子との4人家族です。今は育休中で11月には復帰予定です。このWMSは話しを聞くだけではなく、自分の思いを話すことによってたくさんの気付きがあり、参加するたびに一歩進む勇気を与えてくれます。今期も様々な「母となってはたらく」女性達の思いにふれながら、自分の思いを深めたり気付いたりしていきたいです!

【水口陽子(よこちゃん)】※信越チーム担当
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サロン第1期から赤羽・埼玉チームで参画しています、板橋区在住の水口陽子です。今年は地域を超えてこのプロジェクトに貢献したい!と思い、全体サポートチームにエントリーしました。サロンで出会う人・言葉・気持ちの中で、私自身も中1男子・小3女子を育てながらのはたらき方も改めて見つめなおしていきたいです。

【竹下浩美(たけし)】※静岡チーム担当
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09年に産後セルフケアインストラクターになり、体を動かすことが好き!だけだった私の人生が、語ること、言葉で表現することも必要だ...という人生に変わっていきました。そうすることで、自分の人生の可能性が大きく広がっていくと思っています。大好きなワーキングマザーサロンという活動の全く新しい取り組みのチームメンバーとして関われることが今とってもワクワクしています!



●広報チーム(藤田澄恵、大木佳子、水口陽子、光瀬奈々江)

【藤田澄恵(すみえちゃん)】※信越チームメンバー兼務
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本年度長野県長野市、新潟県上越市でのワーキングマザーサロン開催プロジェクトメンバーの藤田澄恵です。2013年、2014年と長野県内でのサロン開催メンバーを経験後、単なる「ママ友」ではない産後〜復職〜期の大変な時期をともに乗り越える同志とも呼ぶべき仲間に出会ってそれぞれの一歩に感動し、また今年も自分の住む場所の近くで開催できたら、と思いメンバーに手を挙げました。また今年もそんなアツい同志の輪が広がるのを楽しみにしています。そうそう、転勤族で来た地で思い悩んできましたので、ご自身が、またパートナーが転勤族の方の「母となってはたらく」を話せる仲間に出会える場へのご参加ぜひぜひお待ちしております!

●アンケートチーム(石井尚子、大木佳子、戸谷淳子、柳沼尚子)

【石井尚子(なおちゃん)】
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4歳と1歳の2児の母です。第一子出産後に仕事に復帰した際は、常にもやもやしながら仕事を続けていました。そんな中、第二子出産後、昨年初めてサロンに参加したことが、自分にとって母となって働くことの意味を見つめなおすきっかけになり、ここを原点にして確実に自分が変わってきたと実感しています。
ぜひたくさんの方々にWMSへ参加してもらい、子育てしながら働くことについて、希望も不安もみんなで共有し、参加者の皆さんが前進するための糧になればと考えています。今回はサポートメンバとしてそのお手伝いができればいいなと思います。

【柳沼尚子(やぎ)】
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荒川区在住、2010年と今年3月生まれの2児の母。医療サービスの会社で経理を担当しています。一人目の育休中はただ育児するだけで精一杯で、充実感がないまま終わってしまいました。今回の育休では今までやりたいと思っていて一歩踏み出せなかったことにチャレンジしていきたいと思っています。アンケートチームの活動を通して、参加者皆さんの声を広く世の中に届けられればと思います。

ーーーーーーーーーー

こんなメンバーで全体サポートメンバーとして活動しています!
今後ともよろしくお願いいたしますぴかぴか(新しい)

次回は、各チームごとにどんなことをしているのかご紹介しますexclamation×2

(文責:全体サポートメンバー広報チーム 光瀬奈々江)

2015年06月17日

【感動!】第7期進行役合宿2日目をレポート☆

こんにちは!
サロンマニアで全体サポートメンバー広報チームのななちゃんこと光瀬奈々江ですわーい(嬉しい顔)

昨日に引き続き、今日は第7期NECワーキングマザーサロン進行役合宿2日目の様子をレポートします☆

【第二日目はいざ実践!】

合宿の2日目も、全体サポートメンバーでもあり、第5期進行役(世田谷)を務めたひろちゃんこと土本広美さんと、第6期進行役(埼玉)を務めたともみんこと細川朋美さんも進行役研修をサポートにきてくれましたぴかぴか(新しい)

午前中の最初は、サロン冒頭部分〜10秒自己紹介のところまでを、台本なしの一発勝負で進行練習パンチ
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NECワーキングマザーサロンとは?
誰が主催?誰が運営?
NPO法人マドレボニータはどんなことをしている団体?
進行役の自己紹介(どんな思いで進行役という席にいるのか?どんな場にしたいか?)
サロンを安心して話せる場にするために3つのお願い(赤ちゃん、情報の取扱い、写真撮影)
そして参加者全員で10秒自己紹介(お名前、お住まい、職業、産後何ヶ月など)

サロンでは、生後210日以内の赤ちゃんは一緒に参加できます。
210日以降の赤ちゃんは信頼できる方にお預けになってのご参加をお願いしています。
これには理由があります。
赤ちゃんも生後5・6か月頃になると、自我が芽生え、動きも活発になります。サロンは、2時間ワークをしたり、大人の話をする場であり、赤ちゃんにとっては退屈に感じられることもあります。
赤ちゃんはいつでもコミニュケーションを取りたいので、退屈に感じられると泣いてアピールすることでしょう。
以前、赤ちゃん連れでご参加いただいた方からも、「なかなか集中できなかった」とのお声もあります。
210日の意味は、赤ちゃんを一人の人として尊重しているからこそ。

進行役研修でも、サロンに参加してくださる方とその赤ちゃんのことを想定してどんな関わりがいいのかみんなで考察していきます。
ワーク中に赤ちゃんが泣いてしまったら?
泣いているのはコミニュケーションをとりたい証。
できれば、お母さんが赤ちゃんの声に応えてもらいたいのですが、ワーク中だとそうもいかない。
お母さんが手を動かしている間だけ、まわりの参加者やスタッフが代わりに抱っこをする。
でもいきなり抱っこをしてしまうと赤ちゃんを奪われたような気分になる(笑)ので、サロン冒頭部分で「この場では、赤ちゃんも参加者の一人。もしワーク中などに泣いたりしてしまったら、まわりのみんなで抱っこするなど、みんなで見守っていきましょうね。」ということを全員に意識的に共有しておきます。
そうすることで、赤ちゃん連れのご参加者も安心してワークに集中できます。
サロンでは、あくまでもご参加者も赤ちゃんもお互いに豊かな時間が過ごせるよう最大限配慮されています。

サロン冒頭部分のあとは、これまでたくさん練習してきたGood&Newとシェアリングのワーク進行をリレー方式で実践☆

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実際のサロンのように輪になってやるのは初めてのはずなのに、もうサロン開催したことがあるかのような堂々とした進行っぷりに私も驚かされました。と同時にすごく努力をされてきているんだなーと感動しました。

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サロンの大きなテーマは「母となってはたらく」ですが、実際にシェアリングというワークでは、「人生」「仕事」「パートナーシップ」という3つのテーマのどれかを選んで「話す」「聞く」を2人組になってやっていきます。
この3つのテーマは一見別のようで、根っこでつながっている。

3分間という短い時間ではありますが、誰にも邪魔されず、否定もされず、自分がどうありたいか、今思っていること感じていることをどんどん言葉にしていく時間です。
そしてその話を聞いていた方が「こういったお話でしたね」とまとめて返します。その時に、言葉にしていくうちに「人生」について話していたつもりが「パートナーシップ」ばかり話してるなー私!なんてことに気づいたりもする本当に面白いワークです。

そのワークをいかにわかりやすく説明し、やってもらうか。
進行役はタイマーやフリップの使い方ひとつとっても丁寧に練習を重ねていきます。

午前中を終えて、全員でランチへ!!
たわいもない話からやっぱりここでもパートナーシップが話題になったり(笑)
やっぱりいいな〜進行役仲間って☆

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午後は、サロンの肝となる全体シェアリングを実践。
ここは台本もなく一番難しいところ。
そして一日目で学んだ「まるごときく」「共感的にきく」が一番発揮される時間です。

2グループにわかれて一人が進行役、あとの人は参加者役で実践。
私もオブザーバーとしてグループの脇で拝見しました。

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オブザーバー的に外から進行役を俯瞰するのはとても新鮮でした。
進行役や参加者の表情。話の盛り上がり方や収束の仕方などいろいろな場面をみることができ、私にとってもすごく学びの時間となりました。

と、ここで、北海道の進行役・かおりんが飛行機の時間により途中退出。みんなでハグ!!

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続いて、全員で全体シェアリングについて考察。
進行役はどこに視野を置くか?
一人の話を聞きながらも、体は全体に向いている。全体に意識を置く。マットの真ん中に言葉を置いていくイメージ。
視界に誰までが入っているかを意識する。

最後は、2日間の研修を振り返り、全員でシェアリングのワーク。
横でみていても、みなさんのすごい熱量を感じました。
中には涙ながらに話している方も。

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そして、全員で輪になり全体シェアリング。

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(福井・ひろこちゃん)
マドレが知られていない福井での開催。一人でがんばろうとしなくていいと思えた。
みんなと出会いつながれた。
これからがんばって素敵な場を作っていきたい。

(埼玉・たねちゃん)
場がもつ力ってすげえな!と感じた。
ワクワクしている。
意図して作る部分もあるし、意図せず起こることもある。
起こることを楽しんで扱いたい。
サロンを開催することが楽しみに。

(東京南・川崎 かずみちゃん)
場に委ねるということを体感できた。
委ねて大丈夫なんだということ。
手放した先にみえたものは気持ちいいと感じた。 
今までの飢餓感。満たされない感じが埋まって行くような感じがした。
自分ががんばっているから、家族もがんばらなければというような周りに余計なプレッシャーを与えていた。
自分自身のハードルを下げて楽に生きやすくしたい。
何かを成し遂げないといけないものではなく、この場にいるだけでいいんだというのが体感できた。

(岐阜・けいちゃん)
すごい楽しかった!にやにやしてました(笑)
新しく発見できたことあった。
それは、人が成長する、がんばっている姿がすごい好きなんだと気づいた
みんな顔が変わった。表情が変わったのがみることができて、ワクワクにやにや。

(静岡・ゆうこりん)
みんなに会えたたことが嬉しくてしょうがない。
みんなでやればうまくいくとおもっていた。
オンラインでは感じられない温かさをすごい感じた。
場にきて空気で熱で感じた
楽しく教えてくれて、それが勉強になって嬉しかった。
進行役をやります、といった私たちを信頼してくれて応援してくれて
たくさんの暖かさを感じた。感謝したい。
絶対がんばらなきゃと思った。
リアルで伝わってくるものは違う。

(大田・世田谷 みゆきたん)
進行役から受けるキラキラ感。
そのキラキラ感の正体見たり。それが体感できた。
この人たちにはこういうものがあるからそのひとたちが好きなんだ。
安心できるし憧れていたんだとわかった。嬉しい。
7期のメンバーに自分がそこにいる。心からにやにや(笑)

(仙台・やみーさん)
ここにくるまでは、進行役してこうしなければという意識はないつもりだったが、きてみてそういう意識が意外とあったことに気づいた。
昨日泣いてしまって「泣いちゃいけないと思っていたんだね」と言われ、えそうなの?と価値観がひっくり返るようなかんじがあった。
自分のことを受け入れられれば他人も受け入れられるのかなと思った。
ここにきてよかった。

(信越・ひとみさん)
孤独だったんだなーと感じた
産休入って引っ越した土地での子育て。
現状変えたいと思い進行役に。
研修の最後の動画投稿できないままここにきてしまった。
ぶっちゃけ、最後モチベーションがわからなくて。
コメントしあうけど、それだけで安心できなかった。
いつでも言ってねと言われると、何から話していいかわからない・
不安だった。
場を共有して話すことにすごいパワーを感じた。
下がっていたモチベーションがあがりがんばりたいと思った。

(WMSプロジェクト本部・つかさっちん)
みんなに「ありがとう」ということしかない。
1期と3期と進行役やって今もこのプロジェクトが続いている奇跡。
大変だけどやってみたいとか。
そこにほしいものがあるはずと信じてきてくれて感謝してもしきれない。
これから何があるのかなと思うとすごい楽しみ。色々きけそうだなという楽しみ。

最後の最後は全員で輪になり、手をつなぎ、エネルギーを感じて終了。
私も感動して涙が止まりませんでした。

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こんなアツい場は他にはない!!
アツい心をリアルで体感した進行役たちがチームメンバーとともに全国各地のサロンでお待ちしています。
いよいよ20日からサロンがスタートします!!お見逃しなく!!


次項有1日目の記事は→こちら
◎WMS北海道@北見市(6月20日)詳しくは→こちら
◎WMS福井@鯖江市(6月20日)詳しくは→こちら

(文責:全体サポートメンバー広報チーム 光瀬奈々江)

2015年06月16日

【潜入!】第7期進行役合宿1日目をレポート☆

こんにちは!
サロンマニアで全体サポートメンバー広報チームのななちゃんこと光瀬奈々江ですわーい(嬉しい顔)

いよいよ今週末から、北海道福井を皮切りに全国各地でNECワーキングマザーサロンが開催されます!!
満席となっている地域もありますのでお申し込みはお早めに!!

記念すべき第1回目のサロンは北海道と福井県で行なわれます。

◎WMS北海道@北見市(6月20日)詳しくは→こちら
◎WMS福井@鯖江市(6月20日)詳しくは→こちら


さてさて、今日はちょうど1ヶ月前に第7期NECワーキングマザーサロン進行役合宿が行なわれました。
あっという間に1ヶ月が経ちましたが、あの時肌で感じた進行役のみなさんの熱量がいまだによみがえってきます。

【第一日目は初の試み!公開講座】
合宿の一日目は、今期初めての試みで、NECワーキングマザーサロンやおもいを語り合う「場作り」に興味のある方に向けて講座の内容を公開しました。

午前中の最初は、アイスブレイク。
NPO法人マドレボニータ代表吉岡マコさんと自己紹介をしながら一緒に体を動かします。
(体を動かすことで緊張もほぐれ言葉も出やすくなります!)

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NECワーキングマザーサロンとは?
プロジェクトの概要と進行役の役割について。
「安全で安心な場」を作ることが進行役の役割、ということで「安全で安心な場」を作るための「きき方」について実際にまずは3人組になってお互いの話しを聞きます。


お昼には、なんとマドレTVによる潜入取材が!!
その様子はこちら↓↓↓
☆第3回マドレTV
「潜入!NECワーキングマザーサロン進行役研修合宿」
前半
https://youtu.be/rf3jSqC5CAA
後半
https://youtu.be/RKy7ANl_y_8
(ネットワーク接続状況が良くないため、一部音声のみになる箇所があります。)

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午後からは「その人の本当に話したいことをきく」について、やはり3人組になって「話す」→「きく」を繰り返し、それをみていたオブザーバーがみえてきたもの、感じたもの、をフィードバックしていきます。

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この時話していたテーマは「怒っていること」

講師の八田吏さん(WMSプロジェクト本部)は、「みなさん怒っている話しをしているのに、なぜか笑っているようにみえた。人は怒りの感情を認めたくない。触れたくない。そこにいかないように「笑う」」とフィードバック。

岐阜チームのけいちゃん(上松恵子さん)からはこんな感想が。
「テーマは怒りだったのが、自分が話しているのは不安だったと気づいた。不安を言葉にできているつもりができていなかった。不安を安心して話せる場所がサロンだったらいいなと感じた。不安を言葉にできたらすごい進歩。」

「その人が本当に話したいこと」「望み」をきくのはとても難しい。
基本的な聞き方は、レスポンスリフレクションの繰り返し。「思考」から「感情」へ、さらに進むと「望み」にたどりつく。
サロンでは、思考中心だった人が、感情の部分にたどりついただけでも、とても大きな一歩となる。

そんな気づきを得たあとは、「自分の価値観の扱い方」
「自分の感情を脇に置く」とは?


どうしても、人の話をきくときに、共感できないことがあると心がざわつくことってありませんか?
進行役は、その「ざわつき」に気づくことがとても重要
話に共感できなくて心がわついたり、イラっとするのは、自分の中の「〜すべき」「〜しなくては」という自分の中の価値観に触れたから。
この場では、それは流すことが大事。
あくまでも参加者のための場だから。

でも、自分の中で起きていること、感情を素直に言葉にしてもいい。
そこからつながることもある。

例えば、自分が場の中の発言が気になってしまって、何度もやりとりが生じてしまったら自分の中の価値観に触れているので中止する。
そこでやりたいことは自分がすっきりしたいこと。

進行役で、大事なことは、「まるごと聞く」「共感的に聞く」こと。
一人の話をじっくり聞く。
本当に大事にしたいことは何か?
本当に大事にしたいことがみえてきているとき、場に一体感が生まれる。


また、全体シェアリングの中で、途中要約したり、これまで出て来た話をまとめるのも進行役の役目。要約すると場が活性化する。

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仙台チームのやみーさんからは
「進行役は泣いていいのか?」という質問が。
それに対し、講師の八田吏さんからは「ネガティブの感情を出したら収集つかなくなるのではと思ってしまう。その感情を隠して平気な顔をしてやるのと、泣きたい気持ちを素直に出したのとどっちが得られるものがあるか」

私は、昨年のサロンで、思わずもらい泣きをしてしまった時がありました。
正直、泣いたことで進行できなくなってしまいましたが(笑)、振り返りでは、その姿が「素」で良かったと言われました。

どこか「進行役とはこうあるべき」にとらわれてしまうと、集中して話しをきけなくなります。
自分の感情を脇におき、まるごときく、共感的にきく」は、ありのままの自分で素直にきくことなのかなとあらためて感じた一日目の研修でした。

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☆一日目最後に記念撮影☆

さらにレポートは2日目に続きます!(笑)

(文責・全体サポートメンバー広報チーム 光瀬奈々江)





2015年05月21日

ただ今進行役研修中!【長野市&上越市:満尾ひとみ】

こんにちは!
新潟県上越市在住満尾ひとみです。

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夫と1歳になったばかりの娘と3人で生活をしています。

今日は,私の自己紹介と合わせて,
進行役研修の最後の山場☆実地研修(1泊2日の合宿形式!)
の様子をご紹介したいと思います。


<なぜ進行役に>

第7期のテーマは、「地域でつながる」です。

今期のサロンは
「住んでいる地域で、リアルに出会えて本音で語り合える仲間をつくる」
ということを目指しています。

私はこのテーマに強い思い入れがあります。

というのも,私は,産休に入ると同時に住み始めた
長野市で初めての子育てをしていました。

「○○ちゃんのママ」として誰かと出逢える機会はあっても,
「満尾ひとみ」として誰かと出逢える機会がない。
育休に入って,復帰後の自分のキャリアとか,
仕事と子育ての気持ちの上での折り合いの付け方とか,
もやもやしていることはいっぱいあるのに,話せる人がいない。
インターネットを介して,遠くにいる友達には話してみるけど,
なーんか満たされない。。。

そんな私を救ってくれたのが,
昨年,長野市で開催されたサロンと
そこで出逢った仲間たちでした。

「自分を主語にして語る」ことのできる場。
そして言葉にした想いを真摯に受け取ってくれる人たち。
実際に場を共有し,顔を見合わせているからこそ,出てくる本音。
まさにリアルにつながることの大切さを実感した瞬間でした。

今年も長野市でそんな場を作りたい!
欲張って,4月から住み始めた上越市でも!!
そんな思いで進行役に挑戦しています。

<研修ってどんなことをやってるの?>

5月15日(金)〜16日(土)
4月から始まったオンライン研修を経て,
全国から進行役研修仲間が東京に集まり,
実地研修に取り組んできました。

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もうこの2日間の濃密さは言葉じゃ表せません。
が,概要を少しだけ。

実地研修で集中的に取り組んだのが,「安心して話せる場づくり」。
場のデザインの仕方を学び,ひたすら聞く練習を繰り返す。

レスポンスとリフレクションを交えながら,共感的に聞く。
話し手が自分の思いを掘り下げられるように,話の構造を意識して聞く。
自分の中に沸き起こってきた感情をそっと横に置きながら聞く。

2人組で,3人組で,小グループで,全員で。
話して聞いて。聞いて話して。

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新しいことを学び,意識することを変えていくことで,
こんなにも変わるものかと驚きの連続でした。

そして気付いた,話すことの力。
言葉の威力。

普段は口に出さない思いを誰かに話すのはとっても勇気がいるけど,
言葉にできたときの,体重がちょっと軽くなったようなすっきりした感じと
後ろから誰かが背中を押してくれているような前向きになれる感じ。
そんな感覚を味わえたのも大きな収穫でした。

最後に進行役研修仲間全員で,
進行役として自分がどうありたいかをシェアリング。
2日間で最大の熱量が発生していました!

そんなボコボコマグマを抱えた9名が,

いよいよ全国でサロンを開催ぴかぴか(新しい)します!

あ,深夜のベンチで9名の母により開かれた夜会が楽しすぎたことは秘密w