こんにちは。
メールレター編集部員の神谷直美@沖縄です。
日の入りの時間が遅くなって、少しずつ春

の気配を感じています。
沖縄は、夏のような暑い日

と、
まだまだ冬でしょ〜という寒い日

が交互にやってきて、
三寒四温が身にしみます

さて、6月〜11月まで全国各地で開催されたワーキングマザーサロン、
それぞれの回に気づきや葛藤があったと思います

参加していただいた方も、サロンの場で終わりではなく、
その後の人生、生活に変化が訪れているのではないかと思っています。
このメールレターでは、サロンの開催にあわせて、
サロンの様子や、ファシリテーターの一言などを紹介してきました。
今回は、
野田綾さん(岩手県盛岡市)、
藤井忍さん(東京都北区・文京区・埼玉県さいたま市・川口市)、
宇佐美香乃子さん(東京都板橋区・荒川区)
の3名のファシリテーターに
「サロンの経験を踏まえて来年度はどうありたいか」をテーマに、
「サロン」「仕事」「プライベート(人生)」「パートナーシップ」から1つをそれぞれ選んで3分話してもらう、
という方法でメールレター編集部の若菜ひろみがインタビュー

しました。
ファシリテートは、
宇佐美香乃子さん(以下かの)が担当してくださいました。
まずは、
野田綾さん(以下あや)と
藤井忍さん(以下しい)に半年の活動をふりかえってもらいました。
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かの「今日はML編集部より、ファシリテーターのみなさんに
活動を終えて経験を踏まえ来年度はどう活動していきたいか、
サロンや仕事プライベートなど含めてお話を伺いたいということで
しいさん、あやさんにご参加頂いています。
しいさんはサミットにも参加されて打ち上げの時に
(ファシリテーターの活動の振り返りなど)話をして頂きました。
前回のメールレターにものっていますので(そちらをご覧頂くとして)
あやさん、サミットに参加できませんでしたので、
半年を振り返って頂ければとおもいます。」
あや「(サロンの活動を通して)人と人とのつながりを感じています。
昨日、ちょうどサロンに参加されていた方から
『試験受かりました』というお知らせを頂いたばっかりです。
『サロンに参加して一歩ふみだして、チャレンジして次の入口に立った』
っというようなメッセージで、すごく嬉しくて、
今日みんなと共有しようかなと思っています。
今まで会ったこともない方とサロンの後、同窓会を開いたり、
岩手で来られる人と(一緒に)サミット観たりしたんですけど、
そこで、『その場限りじゃなくて地域につながっていく方』とかもいて、
いい出会いだったな。
参加者同士で仲良くなられた方もいて、それも嬉しかったことの一つです。
『自分がどうありたい』というのが結局、
『自分はどうかって』いう所ににかえってくるので、
それをずっと問続けていけた半年だったな。
一人じゃできなかったなと感じたので、
仲間と、全国のみんなと、マドレボニータと・・・みんなで作っているっていう。
盛岡で離れてたんですけど、あまり離れている感じがしないで、
ひとつのものを作り上げている感じがしました。」
かの「岩手でサミットを観る会を開催したそうですが
これはサロンに参加した方とか、サポーターさんとかが集ってみたんですか?」
あや「そうです。
最後のお礼状を送付した時にサミットのチラシも同封して
『もしよかったら見てください』ていう感じでご案内した感じで
集まった方とサポーターで来られる方で集まって。」
かの「岩手では同窓会もやったりして
岩手の参加者の方、サポーターさんとひきつづき
つながりを持っているという感じなんですな。」
あや「そうですね。
観る会も最初から絶対やろうという感じゃなくて
(開催を)迷っていたんですけど、同窓会に参加された方から
『参加したい』という声をいただいて。
もう一度サロンの関係のものとか、
それ以外でもサロンのイベントがあったら教えてほしいという事で、
サミットも一緒に観ようかとなりました。
かの「なるほど〜。
あと、『自分がどうありたい』というのが『自分はどうかって』いう所ににかえってくる、
とおっしゃっていたのは具体的にどういったことですか・」
あや「学生時代とか、進路を決める時など『自分がどうしたいか』をいつも考えていて、
それは『どの大学に行きたいかよりも、どんな自分になりたいかを考えてほしい』
という校長先生の言葉がずっと心に残っていて。
考える時間がいっぱいあったから、学生時代からサロンのように仲間と語り合う事が多かった。
出産をして、そのころと同じ自分なのに、
気づくとそういう事を問う事をしたいと思いながらしてなかった。
目の前のひとつひとつをこなすのにせいいっぱいで、
深く掘り下げるところまで行けてなかった。
サロンの中で自分は何を求めているのかをいつも考えていられたのは幸せな事。
でも話すだけではなく、みんなでシェアすることが大きくて、
そこで初めて完了するんだなという、見えてないことが分かった。」
かの「サロンに3年間くらいかかわって、ファシリテーターをすることによって、
サロンのメインテーマである『自分はどうありたい』という事を考え続けてきたことで、
自分にかえってきたということでしょうか。」
あや「そうですね、チームやサポートしてくださった方々とのかかわりが、
1人じゃないってことで大きかったです。」
かの「しいさんのチームもあやさんのところと同じように
サロンがきっかけでグループ、つながりがずっとできていて
それが『キタカン』というグループに成長し
そのグループが半分支えてくれた地域だったと思うんですけど
『つながり』というのは感じましたか?」
しい「ファシに応募した時点で、
ある程度後ろに応援があるというのが見えていたので、
その意味ですごく安心だった。
何があるか分からないという不安はあったけれど、
これだけサポート体制があるな、
と思えた状態でファシに応募できたのは、私はすごく心強かったな。
だけど、実際初めて会う人もいっぱいいたので、
チームを作っていくのはゼロからに近かったんですけど、
『応援しているよ』とか『力になるよ』、『できるよ』、『大丈夫だよ』
という声があるのは安心でした」
かの「一人ではできなかっただろうな
という思いはありますか?」
しい「タスクがさばけないっていうことももちろんあったけど、
落ち込んじゃって何も手につかなかったり、クヨクヨしちゃったりした時に
それをあえてオープンにするといろんな言葉をかけてもらえたことで戻ってこれたり、
あっそうかって切り替えられたりとか。
私のところはFBでグループを作っったんですが、
レスが早くてすぐにメッセージを返してくれる人がいて、
見守られているっていう感じが私にとってはありがたかったし心強かった。
『ちゃんと読んでもらえている』『受け入れられている』『見ててくれる人がいる』
それだけで『ひとりじゃない』という感じがしました。」
かの「ファシは全国のファシリテーターとつながりがもてて、
そこはサポーターとしてチームに関わるのとは違うつながりがもてた機会だと思いますが、
全国の仲間とのつながりについてはどう思いますか?」
しい「全国に仲間とつながってるな、密に連絡をとっているなと感じたのは、
サミットの準備に入ってからサロン運営中は共有事項とかで、
チームの人とやりとりしているイメージが強くて、
ファシ間での頻繁なやりとりはチームに比べるとなかった。
サミットの準備をしている時に、『あっずっとつながっていたんだ』
っていう不思議な感じがして、
それは、サロン・サミットが終わった今でもすごく続いている、
そんな感じがします。
かの「開催中はチームの仲間とコク・太く、全国の仲間とも細く・長くつながっている。
でも太くなれと言われればいつでも太くなれる、っていう感じがいいですよね。
お互い信頼しあえているかんじがしますね。」
しい「なんか、自分と同じ経験をみんなもしてきたんだ、という感じがした」
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(文責:サロンメールレター編集部 神谷直美)