こんにちは。
杉並地区ワーキングマザーサロンのサポーターをしております、
壽かおりと申します。
6月27日荻窪会議室で杉並地区のWMSが開催されました。

参加者はファシリテーター・サポーターあわせて全7名。
今回は全員が、お子さんをパートナーにお預けしての
単身でのご参加でした。
まずはファシリテーター、信田綾子さんから、サロンの説明。

話題のiPadを使っての紹介に皆さん興味津々。
参加者数が少なかった事もあり、皆さん近くに集まってじっくり見ています。
マドレボニータについて、そしてサロンの趣旨を理解しあいました。
次にそれぞれ10秒自己紹介。
今回の参加者は皆さん小さい子を持つ母親と言う共通点以外は、
それぞれ職業や家族環境も見事にバラエティ豊かでした。
特に家族環境。パートナーが単身赴任されてる方、
共働きの方、専業主婦の方、パートナーが育児休暇されていた方など。
皆さんの自己紹介はそれぞれの現在の活動にまで話が及び、
初っ端から10秒には収まりきらない皆さんの熱意を感じました。
最初のワークは、Good&New。
この24時間以内にあった良い事を、
キーワードで最大10個リストアップします。
とても短い制限時間内にあっという間に埋めていく参加者の皆さん。
30秒間の短い発表では言い尽くせないほどに、
良い事がこの24時間に存在していた事に気づきます。
個人的にも、普段忙しさにかまけて享受しきれていない、
「見過ごしがちな小さな良い事」に気づけるワークです。
そして次に、「人生」、「仕事」、パートナーシップ」のどれかについてを語るワーク。
限られた時間の中で、相手に聞き取ってもらい、キーワードでメモしてもらうマップを見ると、
知らず知らずのうちに自分の中で一番大事なものが何かがあぶりだされるようです。
このワーク、私は三回目の参加ですが、
毎回その時々の私自身の環境、相手の方からの学びで
違う刺激を受け取っている気がします。
皆さん、どのワークも「終了です」のアナウンスが聞こえつつも、
早口で「話し始めてることだけは最後まで!」、と喋り切ってしまう積極性!
そのアグレッシブさに、母は強しだなと感じました。
そして、言い足りない渇望感を持ったまま、ディスカッションタイムに。
話題の中心となったテーマは二つありました。

一つ目は評価について。
時短勤務を選んだり、残業はできないことによって、
第一線で働いているとは言えない状況になった方もいる
WMに対する、会社側からの評価には、厳しい意見が飛び交いました。
「評価下す側の上司世代の方々にとっても、
ワークライフバランスは人ごとはない。
いろんな働き方をする社員を許容出来るのが望ましいのではないか」
「たくさんの時間会社にいることと業務への貢献度はイコールだろうか。
働き方以上に、純粋に結果に対しての評価をしてほしい」
といった深い意見が飛び交います。
そして二つ目はパートナーとの関係ついて。
パートナーと育児家事を積極的に分担したい意見は共通です。
ですが、それによってパートナーの会社内での評価に影響が出る場合に、
どちらを優先させるかに関しては、意見が2つに割れました。
また、母以外の自分を持ち、
社会に貢献していきたいという自分の願いを実現するためには
パートナーの理解がとても重要です。
皆さん「仕事人」であり「母」である以外にも、
経験を元にその影響を地域の方々にも広げていくことも考えていらっしゃることは、
とても刺激になりました。
次回日程は未定ながら、7月中に行われる予定です。
今、母ではなくても、働いていなくても、
「母となって働く」ことに興味がある方ならば
どなたでも歓迎です。
いろんな立場・考えの方にお会いし刺激しあえる場になると嬉しいです。