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2017年07月17日

活動紹介〜プロジェクトメンバーとは

こんにちは、NECワーキングマザーサロン・プロジェクト本部の高橋葉子です。

この活動は、毎年度100名前後もの一般市民のボランティアが運営しています。この活動では「プロジェクトメンバー」と呼んでいます。

ここでは、「プロジェクトメンバー」のってどんな活動をしているの?どうやったらなれるの? などをご紹介します。



●「プロジェクトメンバー」って何?

「プロジェクトメンバー」とは、この活動に関わるスタッフです。
・サロンを開催運営する「進行役」と「運営メンバー」
・活動全体を支える「全体サポートメンバー」「本部」…という体制になっています。



● 進行役+運営メンバー=サロン運営チーム

「NECワーキングマザーサロン」の開催運営を担うのは、地域ごとの「サロン運営チーム」です。「進行役」と「運営メンバー」で構成されています。(写真は第8期東京西チーム)
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<やっていること>
サロンのプログラム進行は「進行役」が担当します。(そのために2か月間事前研修があります)
開催の運営は、チームメンバー全員で、役割を分担しながら行っています。

具体的に行っていることは、下記のような感じです。何かの会やイベントを催すときに一般的に必要となる事と考えていたければよいでしょう。このサイクルを月1回〜行います。
は進行役のみが行うことです)

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<チームのつくり方>
「NECワーキングマザーサロン」は地域に根ざした開催をしているため、「サロン運営チーム」も地域ごとにつくります。
まずは「進行役」の募集を行い、立候補があった地域で、「運営メンバー」を募集します。

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<募集の要件>
・「進行役」は、認定NPO法人マドレボニータ正会員から募集しています。その他の要件については、募集要項をご確認ください。※正会員のご案内
・「運営メンバー」は、特に条件はありません。
いずれも、サロンに参加したことがあるほうが「どんなことをするのか」理解できていて取り組みやすいとは思いますが、未参加でも応募することは可能です。




●全体サポートチーム

「全体サポートメンバー」は、その名のとおり活動全体を支える役割です。

「広報」…広報の方法の紹介や学び合う場の運営、本活動の認知を高める発信など
「アンケート」…参加者アンケートの作成、集計、分析とフィードバック
「研修伴走」…進行役の研修に伴走します
「チームサポート」…「サロン運営チーム」をサポートします
研修伴走、チームサポートは、進行役経験者などから募集しています。
※開催期によって体制の変更もあります。
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●本部チーム

本部は、この活動の全体を統括します。
ボランティアメンバーとマドレボニータのスタッフとで構成します。(公募はしていません)




●年間の活動内容とスケジュール

期によって変更もありますが、おおよそ下記のようなスケジュールで活動を行います。

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●募集はいつから?

2月後半頃から、まずは「進行役」と「全体サポートメンバー」の募集が始まります。(予定)
3月末に進行役候補者が出揃ったところで、「運営メンバー」を募集します。




●応募に必要なこと

ご自身のやりたいことや状況と、この活動の趣旨や形態が合っているかをお互いに確認しあうために、下記のようなことを行っています。一般的にいう選考ではありません。
・「進行役」…エントリーシート・自己紹介動画提出、面談
・「運営メンバー」…エントリーシート提出
・「全体サポートメンバー」…エントリーシート提出、面談

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●研修について

「進行役研修」(2か月)
進行役のみ対象の研修です。オンライン研修と実地研修があります。研修で取り組む内容は主に、サロン前半で行うワークの進行、後半で行う対話のための「聴き方」についてです。
「オンライン研修」は、4-5月の約8-9週間にわたって毎週出される課題に各自取り組みます。GoogleドライブやFacebookグループを活用し、課題をドキュメントや動画で提出、シェアしあいます。自分ひとりでの練習や学びだけでなく、進行役仲間とともに学び合うことも大事にしています。
「実地研修」は5月の後半に行う1泊2日の合宿です。オンライン研修の成果を持ち寄り、対面で実習を繰り返しながら学びをさらに深めます。
これらの全過程を修了して、正式に進行役となります。
なお、実地研修の一部は「公開講座」としており、進行役以外の方もご参加いただけます。

「運営研修+チームキックオフサロン」(5時間)
「サロン運営チーム」(進行役+運営メンバー)の全員が参加します。チームごとに実施します。
サロン運営の実務と、「安心して話せる場」をつくるために必要なことを学びます。
また、チームメンバー一人ひとりの、この活動に参画することについてのおもいや状況を知り合い、個人として・チームとしてどのようにやっていきたいか、に向き合う時間です。

全体サポートメンバーも、チームごとに運営研修とキックオフサロンを行います。

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「プロジェクトメンバー」について、ざっとご紹介いたしました。
もっとこんなこと知りたい!聞きたい!ということがありましたら、mail toプロジェクト本部までどうぞご連絡ください☆

(文責:プロジェクト本部・高橋葉子)

【プロジェクト紹介その2】「NECワーキングマザーサロンPJとは?」

【プロジェクト紹介】その1「マドレボニータとは?」に続いて、この「NECワーキングマザーサロン・プロジェクト」についてご紹介します。


●NECワーキングマザーサロン・プロジェクトとは?

働く・働きたい女性たちのクオリティ・オブ・ライブ向上のための取り組みです。
NPO法人マドレボニータ と NEC が、社会貢献のために協働して行っています。

▼NEC の本プロジェクトについてのサイトはこちら
http://jpn.nec.com/community/ja/resources/mother.html?


「母となって働く」がテーマのワークショップを、市民の力で、地域で開催しています。
毎年度、このプロジェクトにスタッフとして参画したいメンバーを募集し、
6月〜11月の6ヶ月間、「NECワーキングマザーサロン」(以下、サロン)を開催しています。

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「母となって働く」を語り合う場をつくる
⇒サロンを全国各地で開催することで、参加される方が
 悩みや不安を、課題ひいてはチャンスとしてとらえ活かせるきっかけ、
 地域での語り合える仲間との出会い・つながりのきっかけ、を作ります。

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 テーマに関心がある女性なら、年齢、職業や状況などに関わらず、どなたでも参加できます。
 タイトルに「ワーキングマザー」とありますが、ワーキングでもマザーでなくても、
 「母となって働く」ということを考えたい方ならどなたでも参加できます。


●発信する
⇒イベント開催や白書の作成発行を通じて、
 「母となって働く」ことにまつわる問題や当事者の声を発信。
 また、解決策として制度やサービスの拡充だけでなく、
 個々人が問題に向き合い次の一歩を踏み出せるようになることの必要性、
 そのための場の必要性を伝えています。

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 サロン終了後、毎年1月に開催しているイベント「NECワーキングマザーサミット」
 200-sangohakusho2.jpgサロン参加者約1400人の声をまとめた白書

  
●「語り合える場」を作れるようになる
⇒参画メンバーが場づくりや対話について実践しながら考察し知見を深め、
 その後それぞれのフィールドで活かしていくことを目指しています。

スタッフとして参画するメンバー(プロジェクトメンバー)は全員ボランティアで、主体的に活動に関わっています。
サロンを開催するチームは地域ごとにあり、サロンの進行を務める「進行役」と、運営に関わる「運営メンバー」からなっています。
また、その活動全体を支える「全体サポートメンバー」がいます。

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*プロジェクト紹介
 プロジェクト全体像のご紹介
 その1「マドレボニータとは?」
 その2「NECワーキングマザーサロンPJとは?」
 その3「プロジェクトメンバーの活動ってどんな感じ?」

【プロジェクト紹介】その1「マドレボニータとは?」

みなさん、こんにちは。
NECワーキングマザーサロン・プロジェクト本部の高橋葉子です。

先日の【プロジェクト全体像のご紹介】の記事内容を、もう少し詳しく知りたい!という声にお応えして、より具体的にご紹介していきたいとおもいます。こちらは、今年2/21,3/13に開催した「マドレオープンハウス〜NECワーキングマザーサロン編」でもお伝えした内容です。

NECワーキングマザーサロン・プロジェクトをきっかけに、マドレボニータのことを知る方もいらっしゃるとおもうので、まずは本プロジェクトを主催する「マドレボニータ」のことからご紹介しますね。

●NPO法人マドレボニータとは?

マドレボニータは、
「母となった女性が、産後の養生とリハビリに取り組み、
本来持っている力を発揮できる日本社会を実現」することを目指して、
「産後が起点となる社会問題の解決」に取り組んでいる、NPO法人です。

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「産後が起点となる」社会問題ですから、母となった女性の心身のことばかりでなく、
職場復帰や再就職、産後クライシスなどさまざまです。

そんなマドレボニータの活動の、根底にある「理念=不変の価値観」は、
「美しい母文化の追求」です。

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「マドレボニータ」とは、スペイン語で「美しい母」という意味なんです。
「美しい」とは、見た目にキレイでおしゃれで…ということではありません。
「美しい母」とは?「美しい母文化」とは?…上記のように定義しています。

「追求しようとする人」ですから、完璧にできてる!ということでもありません。
苦しみながらも自分自身に向き合おうとする、真の美しさって何だろう?と葛藤する…ということも「追求しようとする」美しい姿ですよね。


具体的な事業としては、
産前産後ケアのプログラム提供
 母となった女性が産後ケアに主体的に取り組めるようにするために、
 教室・講座の開催、講師派遣などを行っています。
認定インストラクターの養成
 より多くの母に、質の高い産後ケアプログラムを届けられるように、
 インストラクターの養成、認定制度、研修を行っています。
研究・開発
 産後ケアの認知を高め、知見を深めるために、
 ・産後ケア研究
 ・出版、普及(オンラインストア)
 ・産後ケア普及のためのアプリ開発
 ・「NECワーキングマザーサロン」プロジェクト(「母となって働く」がテーマのワークショップを市民の力で展開)
 …などを行っています。

こうした活動を行い、母となった女性が「本来持っている力を発揮できる」ことを目指しています。
もちろん「NECワーキングマザーサロン・プロジェクト」もそのビジョンを目指した取り組みです。


もっと詳しく知りたい!という方はこちらもどうぞ。

▼マドレボニータ公式サイト
http://madrebonita.com
▼マドレボニータ公式FBページ
https://www.facebook.com/NPOmadrebonita/


*プロジェクト紹介
 プロジェクト全体像のご紹介
 その1「マドレボニータとは?」
 その2「NECワーキングマザーサロンPJとは?」
 その3「プロジェクトメンバーの活動ってどんな感じ?」

2017年02月17日

活動紹介「プロジェクトメンバー」とは?

こんにちは、NECワーキングマザーサロン・プロジェクト担当の高橋です。

この活動は、毎年度100名前後もの一般市民のボランティアが運営しています。この活動では「プロジェクトメンバー」と呼んでいます。

ここでは「プロジェクトメンバーってどんな活動をしているの?」「どうやったらなれるの?」 等の質問にお答えします。



●「プロジェクトメンバー」とは?
「プロジェクトメンバー」とは、この活動に関わる人たち全体を指します。
プロジェクトメンバーには、サロンを開催運営する「進行役」と「運営メンバー」、活動全体を支える「全体サポートメンバー」「本部」という役割があります。



● サロン運営チームとは?
「NECワーキングマザーサロン」の開催運営を担うのが、地域ごとの「サロン運営チーム」です。「進行役」と「運営メンバー」で構成されています。
MadreOpenHouse2017_スライド (1).jpg tokyonishi_first.jpg


<「サロン運営チーム」が行っていること>
サロンのプログラム進行は「進行役」が担当します。(そのために2か月間事前研修があります)
サロン開催のために必要なことは、チームメンバー全員で役割を分担しながら行っています。
具体的に行っている内容は、下記のような感じです。何かの会やイベントを催すときに一般的に必要となる事と考えていたければよいでしょう。このサイクルを月1回〜行います。
は進行役のみが行うことです)
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<「サロン運営チーム」のつくり方>
「NECワーキングマザーサロン」は地域に根ざした開催をしているため、「サロン運営チーム」も地域ごとにつくります。
2月末ごろから「進行役」の募集を行い、3月末に候補者と開催候補地が出揃った段階で、「運営メンバー」を募集します。運営メンバーの募集締め切り後、チームごとにフェイスブックグループを作成し、まずはオンライン上で自己紹介から始めます。
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<「サロン運営チーム」メンバー募集要件>
・「進行役」は、認定NPO法人マドレボニータ正会員から募集しています。その他の要件については、募集要項をご確認ください。※正会員のご案内
・「運営メンバー」は、特に条件はありません。
いずれも、サロンに参加したことがあるほうが「どんなことをするのか」理解できていて取り組みやすいとは思いますが、未参加でも応募することは可能です。




●全体サポートメンバーとは?
「全体サポートメンバー」は、その名のとおり活動全体を支えます。
専門チームに分かれて活動していますが、開催期によって体制の変更もあります。
※第9期の場合
「広報」…広報の方法の紹介や学び合う場の運営、本活動の認知を高める発信など
「アンケート」…参加者アンケートの作成、集計、分析とフィードバック
「伴走」…進行役の研修やチームづくりに伴走します
 伴走役は進行役経験者から募集しています。
「本部」…活動の全体を統括します。ボランティアメンバーとマドレボニータのスタッフとで構成しています。(公募はしていません)



●年間の活動内容とスケジュールは?
期によって変更もありますが、おおよそ下記のようなスケジュールで活動を行います。
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●募集はいつから?
2月後半頃から、まずは「進行役」と「全体サポートメンバー」の募集が始まります。(予定)
3月末に進行役候補者とサロン開催候補地域が出揃ったところで、「運営メンバー」を募集します。



●応募に必要なことは?
ご自身のやりたいことや状況と、この活動の趣旨や形態が合っているかをお互いに確認しあうために、下記に取り組んでいただきます。これは一般的にいう選考ではありません。
・「進行役」…エントリーシート・自己紹介動画提出、面談
・「運営メンバー」…エントリーシート提出
・「全体サポートメンバー」…エントリーシート提出、面談

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●「研修」ってどんなことをするの?
「進行役研修」(2か月)
進行役のみ対象の研修です。オンライン研修と実地研修があります。研修で取り組む内容は主に、サロン前半で行うワークの進行、後半で行う対話のための「聴き方」についてです。
「オンライン研修」は、4-5月の約8-9週間にわたって毎週出される課題に各自取り組みます。GoogleドライブやFacebookグループを活用し、課題をドキュメントや動画で提出、シェアしあいます。自分ひとりでの練習や学びだけでなく、進行役仲間とともに学び合うことも大事にしています。
「実地研修」は5月の後半に行う1泊2日の合宿です。オンライン研修の成果を持ち寄り、対面で実習を繰り返しながら学びをさらに深めます。
これらの全過程を修了して、正式に進行役となります。
なお、実地研修の一部は「公開講座」としており、進行役以外の方もご参加いただけます。

「運営研修+チームキックオフサロン」(5時間)
「サロン運営チーム」(進行役+運営メンバー)の全員が参加します。チームごとに日程を決めて実施します。
サロン運営の実務と、「安心して話せる場」をつくるために必要なことを学びます。
また、チームメンバー一人ひとりの、この活動に参画することについてのおもいや状況を知り合い、個人として・チームとしてどのようにやっていきたいか、に向き合う時間です。

全体サポートメンバーも、チームごとに運営研修とキックオフサロンを行います。

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もっとこんなこと知りたい!聞きたい!ということがありましたら、mail toプロジェクト本部までどうぞご連絡ください☆

(文責:プロジェクト本部・高橋葉子)

2016年03月31日

【プロジェクト紹介】その3「プロジェクトメンバーの活動ってどんな感じ?」


【プロジェクト紹介】その1「マドレボニータとは?」その2「NECワーキンマザーサロンPJとは?」に続いて、「プロジェクトメンバーの活動」についてご紹介します。

●プロジェクトメンバーの活動ってどんな感じ?

<サロン運営チーム>

地域ごとに、「進行役」と「運営メンバー」から成る「サロン運営チーム」があります。
「進行役」…サロンの進行を行います
「運営メンバー」…サロンの進行以外の開催運営を行います

サロンは「地域でのつながりづくり」も大きな目的の一つなので、
先に募集する「進行役」の地域で、「運営メンバー」を募集し、チームを作ります。
人数はチームによって異なりますが、5〜6名くらいです。
このメンバーで役割分担しながら、サロン開催に必要な活動に取り組みます。

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●具体的な活動内容は…

(1)サロン開催運営

各チーム、月1回以上の開催を基本としています。
開催に必要な活動は、大きく分けてこの3つです。
事前の「準備」、当日の「開催」、終了後の「振り返り」。

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メンバーどうし状況や得意不得意などをふまえて、役割を分担しあっています。
全員が必ずサロンに毎回参加しなければならないわけではありません。これも分担しています。

できる時にできることを、主体的に「持ち寄る」こと、
状況の変化やできないことなども「自己開示」して共有する、
一人で抱え込まず「委ねる」、
…などの姿勢を大切にして、長期間にわたる取り組みが続けられるよう工夫しています。

こうした内容や、具体的な運営について記載した「運営マニュアル」を共有するとともに、チームメンバーで集合しての「運営研修」も各チームごとに行っています。

また、運営研修と同時に、チームづくりのために「チームキックオフサロン」を行っています。プロジェクト参画を機に初めて出会うメンバーもいるので、まずはお互いを知り合い、状況やおもいをシェアし、個人として、チームとして、どのようにやっていきたいか、対話しながら深めていきます。各自がよりよい状態でチーム活動をスタートできることを目指しています。

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(2)全国のメンバーでの交流・共有


全国のプロジェクトメンバーの交流や共有のために、フェイスブックグループを使っています。
サロン報告や考察もここで共有しています。


(3)ふりかえり

6ヶ月間の活動期間の中間や最終では、各自参画についての振り返りを行います。

また、これは任意ですが、サロン終了後には、チームごとに半年間の活動をふりかえってまとめた「壁新聞」を作り、翌年1月開催のイベントで展示しています。

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また、メンバーが自主的に、活動を振り返る「メンバーズサロン」も開催しています。

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*プロジェクト紹介
 プロジェクト全体像のご紹介
 その1「マドレボニータとは?」
 その2「NECワーキングマザーサロンPJとは?」
 その3「プロジェクトメンバーの活動ってどんな感じ?」

【プロジェクト紹介】その2「NECワーキングマザーサロンPJとは?」


【プロジェクト紹介】その1「マドレボニータとは?」に続いて、この「NECワーキングマザーサロン・プロジェクト」についてご紹介します。


●NECワーキングマザーサロン・プロジェクトとは?

働く・働きたい女性たちのクオリティ・オブ・ライブ向上のための取り組みです。
NPO法人マドレボニータ と NEC が、社会貢献のために協働して行っています。

▼NEC の本プロジェクトについてのサイトはこちら
http://jpn.nec.com/community/ja/resources/mother.html?


「母となって働く」がテーマのワークショップを、市民の力で、地域で開催しています。
毎年度、このプロジェクトにスタッフとして参画したいメンバーを募集し、
6月〜11月の6ヶ月間、「NECワーキングマザーサロン」(以下、サロン)を開催しています。

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「母となって働く」を語り合う場をつくる
⇒サロンを全国各地で開催することで、参加される方が
 悩みや不安を、課題ひいてはチャンスとしてとらえ活かせるきっかけ、
 地域での語り合える仲間との出会い・つながりのきっかけ、を作ります。

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 テーマに関心がある女性なら、年齢、職業や状況などに関わらず、どなたでも参加できます。
 タイトルに「ワーキングマザー」とありますが、ワーキングでもマザーでなくても、
 「母となって働く」ということを考えたい方ならどなたでも参加できます。


●発信する
⇒イベント開催や白書の作成発行を通じて、
 「母となって働く」ことにまつわる問題や当事者の声を発信。
 また、解決策として制度やサービスの拡充だけでなく、
 個々人が問題に向き合い次の一歩を踏み出せるようになることの必要性、
 そのための場の必要性を伝えています。

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 サロン終了後、毎年1月に開催しているイベント「NECワーキングマザーサミット」
 200-sangohakusho2.jpgサロン参加者約1400人の声をまとめた白書

  
●「語り合える場」を作れるようになる
⇒参画メンバーが場づくりや対話について実践しながら考察し知見を深め、
 その後それぞれのフィールドで活かしていくことを目指しています。

スタッフとして参画するメンバー(プロジェクトメンバー)は全員ボランティアで、主体的に活動に関わっています。
サロンを開催するチームは地域ごとにあり、サロンの進行を務める「進行役」と、運営に関わる「運営メンバー」からなっています。
また、その活動全体を支える「全体サポートメンバー」がいます。

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*プロジェクト紹介
 プロジェクト全体像のご紹介
 その1「マドレボニータとは?」
 その2「NECワーキングマザーサロンPJとは?」
 その3「プロジェクトメンバーの活動ってどんな感じ?」

【プロジェクト紹介】その1「マドレボニータとは?」

みなさん、こんにちは。
NECワーキングマザーサロン・プロジェクト本部の高橋葉子です。

先日の【プロジェクト全体像のご紹介】の記事内容を、もう少し詳しく知りたい!という声にお応えして、より具体的にご紹介していきたいとおもいます。こちらは、今年2/21,3/13に開催した「マドレオープンハウス〜NECワーキングマザーサロン編」でもお伝えした内容です。

NECワーキングマザーサロン・プロジェクトをきっかけに、マドレボニータのことを知る方もいらっしゃるとおもうので、まずは本プロジェクトを主催する「マドレボニータ」のことからご紹介しますね。

●NPO法人マドレボニータとは?

マドレボニータは、
「母となった女性が、産後の養生とリハビリに取り組み、
本来持っている力を発揮できる日本社会を実現」することを目指して、
「産後が起点となる社会問題の解決」に取り組んでいる、NPO法人です。

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「産後が起点となる」社会問題ですから、母となった女性の心身のことばかりでなく、
職場復帰や再就職、産後クライシスなどさまざまです。

そんなマドレボニータの活動の、根底にある「理念=不変の価値観」は、
「美しい母文化の追求」です。

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「マドレボニータ」とは、スペイン語で「美しい母」という意味なんです。
「美しい」とは、見た目にキレイでおしゃれで…ということではありません。
「美しい母」とは?「美しい母文化」とは?…上記のように定義しています。

「追求しようとする人」ですから、完璧にできてる!ということでもありません。
苦しみながらも自分自身に向き合おうとする、真の美しさって何だろう?と葛藤する…ということも「追求しようとする」美しい姿ですよね。


具体的な事業としては、
産前産後ケアのプログラム提供
 母となった女性が産後ケアに主体的に取り組めるようにするために、
 教室・講座の開催、講師派遣などを行っています。
認定インストラクターの養成
 より多くの母に、質の高い産後ケアプログラムを届けられるように、
 インストラクターの養成、認定制度、研修を行っています。
研究・開発
 産後ケアの認知を高め、知見を深めるために、
 ・産後ケア研究
 ・出版、普及(オンラインストア)
 ・産後ケア普及のためのアプリ開発
 ・「NECワーキングマザーサロン」プロジェクト(「母となって働く」がテーマのワークショップを市民の力で展開)
 …などを行っています。

こうした活動を行い、母となった女性が「本来持っている力を発揮できる」ことを目指しています。
もちろん「NECワーキングマザーサロン・プロジェクト」もそのビジョンを目指した取り組みです。


もっと詳しく知りたい!という方はこちらもどうぞ。

▼マドレボニータ公式サイト
http://madrebonita.com
▼マドレボニータ公式FBページ
https://www.facebook.com/NPOmadrebonita/


*プロジェクト紹介
 プロジェクト全体像のご紹介
 その1「マドレボニータとは?」
 その2「NECワーキングマザーサロンPJとは?」
 その3「プロジェクトメンバーの活動ってどんな感じ?」

2016年01月12日

【プロジェクト全体像のご紹介】

みなさん、こんにちは。
NECワーキングマザーサロン・プロジェクト本部の高橋葉子です。

「NECワーキングマザーサロンって、どんなことしているの?」
「どうやってメンバーに参画できるの?」
・・・そんなお声をよく頂くので、ご質問にお答えしながら、この活動の全体像をご紹介します。


●どんなプロジェクト?

働く・働きたい女性たちのクオリティ・オブ・ライブ向上のための取り組みです。
NPO法人マドレボニータNECが、社会貢献のために協働して行っています。
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「母となって働く」というテーマを、
 - 語り合えるをつくる、
 - 地域に語り合える仲間をつくる、
 - その場を市民の手でつくる、、、ということに取り組んでいます。


●具体的に何をしているの?

「母となって働く」をテーマとした
少人数のワークショップ「NECワーキングマザーサロン」を、
毎年6ヶ月間、全国各地で、開催しています。
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2009年度から現在のワークショップ・スタイルとなり、2015年度で第7期目となります。
テーマに関心がある女性なら、年齢、職業や状況などに関わらず、どなたでも参加できます。
(タイトルに「ワーキングマザー」とありますが、ワーキングでもマザーでなくても、
 「母となって働く」ということを考えたい方ならどなたでも参加できます。)

また、このワークショップ参加者のアンケートから、働く・働きたい女性たちの声をまとめた
『産後白書2〜産後から考えるはたらきかた』の制作や、
毎期終了ごとに、イベント「NECワーキングマザーサミット」の開催も行っています。
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●誰がやっているの?

主催はNPO法人マドレボニータ、協賛がNEC、です。
そして、実際にワークショップ「NECワーキングマザーサロン」を開催・運営しているのは、
登録した有志のボランティア・スタッフです。
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地域ごとに、ワークショップの「進行役」と「運営メンバー」から成る、
「サロン運営チーム」があり、
運営チームをサポートする「全体サポートメンバー」がいます。
プロジェクト本部は、マドレボニータのスタッフが2〜3名のみで、
ワークショップ自体は、ボランティア・スタッフ「プロジェクト・メンバー」によって運営されているのです。

このプロジェクトメンバーは、毎年度(4月〜翌年3月)募集しており、
毎期60〜110名ほどが参画しています。
第1期〜7期まで合計すると、のべ542名になります。


●プロジェクトメンバーにはどうやってなれるの?

ワークショップを運営するプロジェクト・メンバーは、毎期募集しています。
2月後半頃から募集が始まります。
⇒【参照】<第7期進行役・運営メンバー募集><第7期サポートメンバー募集>

「進行役」は、マドレボニータ正会員から募集しています。
「運営メンバー」は、一般から募集していますが、
地域ごとにチームを作るので、その地域に「進行役」がいないとチームができません。

ワークショップ開催の目的として、「地域に語りあえる仲間をつくる」があります。
ネット上ではどんなに遠くてもつながりあえる時代ですが、
ここでは、リアルに顔を合わせて話せる仲間をつくる、ということを大切にしています。
そのため「地域ごと」にチームを作っています。

(とはいえ場合によっては、気軽に会うという距離でもない範囲になったり(特に地方)、
 地域ではメンバーが足らず、遠隔参加の方が入るケースもなきにしもあらずですが、
 無理なく参画できる、というところで各自判断していただいています。)

 
応募にあたっては、全員、所定の「エントリーシート」を必要事項記入してお送りいただきます。
「進行役」は、その後に面談(スカイプ含む)を行い、
現在の環境や状況が参画するのに無理がないか? ご本人の目的と一致しているか?などお話して
参画するかどうかを選択していただいています。

メンバー登録ができたら、進行役は4月第1週から「オンライン研修」に入ります。
進行役が決定したら(※厳密には研修を全過程修了して決定ですが)、
運営メンバーとのチームを作っていきます。


●年間スケジュールはどんな感じ?

期によって変更もありますが、だいたい下記のようなスケジュールで実施しています。

2月後半〜
プロジェクト・メンバーの募集・応募(エントリーシート提出、進行役は面談も)

4〜5月
進行役研修(オンライン研修:毎週/実地研修5月(1泊2日の合宿))
進行役・運営メンバーとのチームづくり

5〜6月
チームキックオフサロン、運営研修(チームごと実施)

6〜11月
「NECワーキングマザーサロン」開催(チームごと/月1回〜)

翌年1月
イベント「NECワーキングマザーサミット」開催
(このイベントへの参画は任意です)


●研修ってどんなことをするの?

「進行役研修」は、オンラインと実地があります。
主に、ワークショップ前半で行うワークの進行練習、後半の対話の時間のファシリテーションの2つです。
「オンライン研修」は、4〜5月の約8-9週間にわたり、毎週課題に取り組みます。
GoogleドライブやFacebookグループを活用し、ドキュメントや動画をシェアしあいます。
自分の練習や学びだけでなく、進行役仲間どうしでともに学び合うことも大事にしています。

「実地研修」は5月の後半に行う1泊2日の合宿です。
オンライン研修の成果を持ち寄り、対面で実習を繰り返しながら学びをさらに深めます。

⇒【参照】進行役研修の様子を、第7期のメンバーが自己紹介とともにお伝えしています。
永野間かおりさん(北海道)藤居料実さん(東京)松浦優子(静岡)
関口幸季さん(東京)種井美緒さん(埼玉)山井七恵さん(宮城)
上松恵子さん(岐阜)田中裕子さん(福井)満尾ひとみさん(新潟)
実地研修1日目実地研修2日目

「運営研修」は、サロン運営チームごとに行ない、
チームメンバー全員(進行役・運営メンバー)が参加します。
本部スタッフが出向いて、サロン運営についてともに学びます。

運営研修と合わせて、「チームキックオフ・サロン」も行います。
「NECワーキングマザーサロン」と同じプログラムを行って、
参加者であるチームメンバー各自が、この活動に参画することについての思いをシェアしあいます。
お互いの状況やおもいを知り合い、個人として、チームとしてどのようにやっていきたいか、を考える場になります。

⇒【参照】第7期の各チームのキックオフサロン、運営研修の様子
岐阜チーム福井チーム
仙台チーム埼玉チーム東京南・川崎チーム大田・世田谷チーム


もっとこんなこと知りたい!聞きたい!ということがありましたら、
mail toプロジェクト本部までどうぞお声かけください☆


(文責:プロジェクト本部・高橋葉子)

2010年06月11日

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NECワーキングマザーサロン・プロジェクト担当

2009年09月21日

『マドレ式・ワーキングマザーの教科書』


↑こちらが、サロンにご参加下さった方にお渡ししているテキスト、
『マドレ式・ワーキングマザーの教科書』です。
(※マドレストアでは定価800円で販売しています)

「NECワーキングマザーサロン」はもともと、
職場復帰支援の「セミナー+交流会」からスタートしたのですが、
この「セミナー」の内容が、すべて、このテキストにつまっています! 
2009年2月「NECワーキングマザーサロンin越谷」(セミナー)の様子

ざっと中身を紹介すると・・・

第1章:出産から復帰までに必要なこと
第2章:ワーキングマザーの心構え
第3章:大人の女性のコミュニケーションスキル
第4章:産後のボディメイキングとセルフケア


ワークやセルフケアは、わかりやすいように、写真もふんだんに入れてあります。
A5版、全80ページ。
いつでもどこでもさっと読めるよう、コンパクトにまとめました!

職場復帰や再就職に限らず、広く「はたらく」を考える方におすすめです。
4名の方の「復職体験記」も、とても読み応えがあります!!
それぞれまったく違うケースでの復職と、そこでのエピソードが、ぐぐっと胸にせまります☆

ぜひ、サロンで実物を手にしてみてくださいね!!