こんにちは。
品川チーム運営メンバーの増田理央です。
今回は…!茨城県日立市での出張サロンを開催しました〜!!
茨城は進行役・もとこさんの地元。
茨城における女性の就労の難しさや、子育てのために離職したあと、
もう一度仕事に復帰したいと考えつつもモヤモヤしている女性たちと一緒に
「母となって働く」を考えたい、という想い。
そして、
茨城キリスト教大学 地域連携センター長でいらっしゃる中島美那子准教授の
多大なるご協力のもと、今回の出張サロンが実現しました。
後列の真ん中で赤ちゃんを抱っこしている笑顔の素敵な中島先生。
会場提供から有資格のスタッフの方々による託児の手配などなど…
本当にお世話になりました。
(ちなみに私は後列の左から2番目)
通常のサロンでは、生後210日以内の赤ちゃんは同伴で参加していただけるものの
専門スタッフによる託児は行っていません。
が、今回はスタッフの方々のお陰で1歳〜6歳までのかわいいお子様連れの参加者も多く、
いつもとは少し違った、わいわい・ほんわかとした雰囲気。
託児スペースはこんな雰囲気
とは言え、サロンがスタートすると、
皆さん母の顔から、少し緊張した一人の女性の顔に。
さて。今回のサロンは、
「(運営メンバーを除く)参加者全員が専業主婦、未就労、もしくは育休中」という
メンバー構成。
どんなサロンになるのでしょうか。
まずは恒例のストレッチで、場の雰囲気が和みます。
自己紹介では、いつか仕事に復帰したときのために、
「育児と仕事の両立」について聞きたいという声が多く。
「GOOD&NEW」は、この24時間内にあった
嬉しかったことを書き出してペアで報告をしあうという簡単なワーク。
簡単な、とは言っても、「自分自身のことを見つめる」
「まとめて人に伝える」ことって、結構難しいよなー、と改めて認識しました。
そしていよいよ「母となって働く」を考えるワークへ。
まずは自分自身とよーく向き合って、そしてペアで、最後はみんなで、語り合います。
”育児と仕事の両立”
「子供の病気で月に何日も会社を休まなければならず、
しかも時短だからますます新しい仕事を覚えられなくてやきもきしている」
「職場で迷惑を掛けるようなことは、お互い様だと思う。子どももずっと手がかかる
訳じゃない。今はそういう時期だと思ってやり過ごすのも手」
「同じワーキングママ同士で、あの人はこうなのにこの人はこう(例えば時短の取り方とか)、
という風に比べられるのが嫌。それで時短を使いづらいのもある」
「前の職場に戻ってきてと誘われるが、家庭の事情もあるし、でも戻りたい気持ちもあるし、
常に迷っている」
「仕事復帰した場合、どういうサポートが利用できるのか」
については、
「ファミリーサポート」という具体例が出て、地元ならではの情報共有にもなっていました。
”仕事とは?”
「専業主婦はそれだけでひとつの仕事だ」
「でもやっぱり、働いてお給料をもらうことで認められると感じる」
この感覚については、やはり現・専業主婦と仕事を持つ母とでは少し違いがあるような。
”いつかのために”
「いつかは働きたいと思っているけれど、自分が何ができるか分からない」
「自分の育った環境のこともあって、将来は不安のないようにお金を稼ぎたい。
そのためにも何か資格をとろうかとも思うけれど、じゃあどの資格なのかということは分からない」
不安をのぞかせつつも、いつか働きたいという前向きな気持ちは一緒で。
ただ、「いつ」「何を」「そのために今、何をする」ということにモヤモヤがあるようでした。
そして、
「今、働けているのなら、辞めないで頑張ってほしい」というニュアンスの
言葉を聞いて、働けるということが当たり前なことではないということを強く実感し、
私自身、自分の考え方が大きく変わった体験でした。
今回、たくさんの参加者の方々の言葉の端々から感じた
「働く」ということへの切望のようなものを、とても新鮮に受け止めました。
また、サロンを通じて
「仕事をしていた時に頭をフル回転させていた感覚が蘇ってきて楽しかった」
と言ってくれた方。
飛び入りで参加してくれた学生さんは
「仕事ということを漠然と考えていたけれど、皆さんの話を聞いて少し実感が持てた」
と思ってくれたそう。
更に、NECワーキングマザーサロンがボランティア女性で運営されていることを知り、
自分も運営メンバーになりたいと言ってくれた方もいて。
運営メンバー一同、感無量でした。
サロンを通じてすぐに「はい、これが具体的な打開策ですよ」、
となる訳ではなくて(なる場合もありますが)。
ただ、「自分はどうしたいか」ということを、日常の生活にのまれずに考え抜くきっかけになったり、
考え方のヒントを得たり、話ができる仲間ができたりして、
それが次には具体的な打開策に繋がっていくのだと思います。
環境や状況が違っても、「母になって働く」を考えるのは必要なことで、
また気付きも多いということを感じた茨城サロンでした。
中島先生、スタッフの皆様、大変お世話になりました!
さてここからは、次回サロンのご案内です。
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NECワーキングマザーサロン☆品川 第7回
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●日時 2016年11月20日(日)9:45〜11:45(受付9:30〜)
●場所 荏原第四区民集会所 和室
荏原町駅徒歩1分
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000005700/hpg000005648.htm
●定員 10名
生後210日以内のお子さまと同伴での参加が可能です。
・お誕生日が2016年4月24日以降の赤ちゃんはご一緒に参加できます。
・4月23日までに誕生したお子さんは信頼できる方にお預けいただき、単身でご参加ください。
●参加費 500円
資料として『マドレ式ワーキングマザーの教科書』をお渡ししています。
●対象
「母となってはたらく」ことについて考えたい女性どなたでもご参加いただけます。
今働いていなくても、結婚出産されていない方も大歓迎です!
●お申し込み
こちらの専用フォームからお申し込みください。
受付完了後、こちらからご連絡さしあげます。
●その他 お問い合わせなどありましたら、WMS品川までメールをお願いいたします。
メール: wms8shinagawa@gmail.com
ぜひお知り合いの方にもご紹介ください!
文責:増田理央
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NECワーキングマザーサロン☆品川 第7回
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●日時 2016年11月20日(日)9:45〜11:45(受付9:30〜)
●場所 荏原第四区民集会所 和室
荏原町駅徒歩1分
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000005700/hpg000005648.htm
●定員 10名
生後210日以内のお子さまと同伴での参加が可能です。
・お誕生日が2016年4月24日以降の赤ちゃんはご一緒に参加できます。
・4月23日までに誕生したお子さんは信頼できる方にお預けいただき、単身でご参加ください。
●参加費 500円
資料として『マドレ式ワーキングマザーの教科書』をお渡ししています。
●対象
「母となってはたらく」ことについて考えたい女性どなたでもご参加いただけます。
今働いていなくても、結婚出産されていない方も大歓迎です!
●お申し込み
こちらの専用フォームからお申し込みください。
受付完了後、こちらからご連絡さしあげます。
●その他 お問い合わせなどありましたら、WMS品川までメールをお願いいたします。
メール: wms8shinagawa@gmail.com
ぜひお知り合いの方にもご紹介ください!
文責:増田理央
posted by WMSプロジェクト at 22:04| WMS2016_品川