こんにちは。
NECワーキングマザーサロン静岡チーム運営メンバーの村松智子です。
10月26日に私の地元、袋井市で初めてサロンを開催しました。
今期静岡チームとして4回目のサロン開催で、初めての満席でした。
10名の女性と赤ちゃん2名が参加したサロンの開催報告です。
今回の参加者は「働きすぎてオトコ化してる」ほど働いている方、
育休から復帰したばかりの方、もうすぐ復帰予定の方、2人目を妊娠したので
再び育休取得予定の方、就業に向けて動き出そうとしている専業主婦の方、と、
様々な背景を持つ方が集まりました。
全員揃ってまずは自己紹介から。
「経験談を聞きに来たつもりですが、自分のことを話すのは苦手です」と
一番最初の方が正直に言ってくれました。きっと他の方も「私も私も」と
心の中で答えていたかもしれません。
いきなり自分のことを話すのは大変ですが、話やすい環境を作りだす仕掛けがあるのが
ワーキングマザーサロンのいいところ。
リラックスするにはまずは体から。腕を伸ばしてー、肩甲骨まわりをほぐしましょう。
そして最初のワーク、Good&New です。
「24時間にあった良い出来事について書き出し、隣の人に話す」シンプルなワーク。
イメージして、絵を描いて、字を書いて、話して、聞いて、と
進行役スミちゃんの声かけにしたがって、頭も手も口も動かしているうちに、
脳が活性化し、心もほぐれてきます。
開始当初の緊張した表情がなくなり、みなさん自然な笑顔が出てきます。
続いて3分間のシェアリングワーク。
「人生」「仕事」「パートナーシップ」のテーマから1つを選び、
イメージして、絵を描いて、字を書いて、話して、聞いて、と
Good&Newと同じようにワークを進めていきます。
自分のことをじっくり話す、相手の話をさえぎらないでじっくり聞く、ということは
いつ以来のことでしょうか?
「相手がじっとこっちを見て話を聞いてもらえるだけで、なぜかウルッと来てしまった」
という方もいました。ただ話を聞いてもらえるだけなのに、なぜか嬉しくなるものです。
自分が話した内容を相手が要約して、今度は相手の方がその内容を話してくれます。
自分が必死に話して考えたことをもう一度聞くことで、
「自分の思い」を再確認できます。
2人組で話す・聞くをすることで、自分の思いを話すことに慣れてきたら、
今度は全員がひとつの輪になり、全体シェアリングです。
これまでのワークで感じたこと、気づいたこと、誰かに話さずにはいられない思いを
全員でわかちあいます。
育児に対してどのような姿勢で取り組んでいきたいか、
ということに対する思いを語る人が多かったです。
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★自由に生きてきたようだけれど、実は真面目な人間だということがわかりました。
進行役の「どんなところが真面目なんですか?」の問いかけに対して、
育児を両親や義両親に頼らずに一人で抱え込みすぎて、真面目に頑張っていたら
自分が疲れてしまいました。もっとまわりに助けをもとめてもいいんだ、ということに
気がつきました。
★出産するたびに体調を崩しがちでした。一人で頑張ろうとしたのが原因だけれども、
近くの両親・義両親に助けを求めることをできる時もあるのに、できない時もある。
自分が余裕をもって日々を過ごすことができるラインを見極めているつもりでも、
まだ頑張りすぎていたような気がする。両親に育児を押し付ける・手伝ってもらう、
のではなく、「高齢者に活躍の場を与える」くらいの気持ちで助けてもらって、
自分の時間を作ることも大事ではないかと思いました。
★自分の母親がバリバリ働きいつも忙しそうで、自分はお惣菜の多い食事で育ち、
ああなりたくないと思っていたのに、
育児休暇から復帰すると自分もそうなりそうな気がする。
食事の手を抜きたくないと思うけれど、実際は無理かもしれない、
という葛藤を抱えていることに気がつきました。
★忙しすぎて子どもを両親に任せっぱなしになり、母親らしことができていない、
と日々思っています。
進行役の「母親らしいことって何でしょう?」という問いかけに対し、
「子どもが困った時に相談に乗ったり、助けてあげられる存在かな?」
「そのためにはどうしたらいいでしょう?」「子どもとは密な関係を保っていきたいですね」と。
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育児に取り組むには不可欠である、パートナーとの関係も話題になりました。
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★最近の自分の夫は「オムツを替えてくれる人」になりつつある。事務的な連絡事項や
作業依頼(オムツ替えて下さい、食器運んで下さい等)をしているだけで、
お互いのこととか、気持ちについて語っていないことに気がつきました。
それってなんだか寂しいです。
★夫がオムツを替えてくれたりしても、それが当たり前すぎてしまい、
感謝の気持ちを伝えることも忘れていました。「感謝しなきゃいけない」では
なく、小さなことから「自分の気持ちを夫に伝える」ということは
やっていきたいと思いました。
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サロンの最後には、感想や気づいたことを皆さん順番に話してもらいました。
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他の方と語り合うことによって、「こんな自分でもいいんだ」と思えるようになりました。
両立のコツを聞きにきたのに、まさかパートナーシップについて考えることになるとは
目からウロコでした。夫と向き合うことの大切さを実感したので、
そのうち二人で映画にでも行ってみます
子どもがいて、仕事があり、しかも自分のやりたいことと合致しているので、
いつも大変なことばかりに目が行ってしまうけれど、
今の自分はなかなか幸せなんだということを確認できました
いろんな年齢の子どもがいる女性達が集まって、自分達のことを真剣に語り合う場に
参加したのは初めてだったけれど、いい刺激になりました。
もっとこんな場が増えたらいいと思います。
復帰後の働き方をどうしようと焦ってばかりだったけれど、シェアリングの相手にもらった
「ゆっくりでいいんだよ」という手書きのメッセージが心にすとんと来ました
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2時間のサロンを終えてみなさんいい笑顔です。
わずか2時間ですが、自分で話して、聞いて、書いて、書かれたものを眺めて、
ということを繰り返し、いろんなことを考え、気づきを得ることもできます。
「よくわからないけれど、最近モヤモヤしている」という方は、
そのモヤモヤの正体をさぐりにサロンに来てみませんか?
静岡県内のサロン開催は次回でラストです。
11月30日(日)に浜松市で開催です。
詳しくはこちらをごらん下さい。
チーム一同、皆様のご参加をお待ちしております。
(お問い合わせはこちらまでメールをどうぞ)
【文責:村松智子】
2014年10月30日
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