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2014年09月01日

【開催報告:8/26(火)九段下にて夜サロンを開催しました!】 「○○であるべき」の背景と向き合うと…?

NECワーキングマザーサロン(以下、サロン)横浜・千代田チーム、メンバーの星川晃子です。
8月26日(火)、千代田図書館にてサロンが開催されました。開催報告をさせていただきます。
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(※たまには面白い写真を…。左端が星川さんです。 by さがみん)

千代田区恒例になりつつある、“夜”のワーキングマザーサロン。今年度は2度目の夜サロンの開催となりました。
千代田区役所の9階に図書館があり、その中の研修室をお借りして開催しました。

この区役所と図書館、個人的に好きなんですよね〜。都会の区役所、図書館というちょっと洗練された感じで、なかなか素敵な空間なのです。
前回の神保町サロンにお越しいただいたご参加者(赤ちゃんも大きくなっていました!)に図書館前でバッタリお会いするというサプライズもありました。

さて、今回のサロンは…私を含めて6名での開催でした。

シングルの方、二人目のお子さんの育休から復帰したての方、時短勤務を始めた方、フルタイムで勤務している方など、今回もカラフルな人々が集まりました!

進行役さがみんの「今回のサロンのテーマは“ありのまま”かも」というトレンディな(古い?)今回のサロンへの熱い想いのスピーチから始まり、10秒自己紹介、24時間以内にあった出来事を伝えるGood&New、そして本題の「母となってはたらく」について2人一組でお互いの思いを語り、最後に全体シェアリングという流れで進みました。
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夜のサロンは、ほとんどの方が仕事帰りということもあり、脳もフル回転状態なのでしょうか…。全体的に皆さんの作業が早い早い!
ただやはり、自分の気持ちにアクセスし“わたし”を主語に語るシーンでは言葉につまることも多々。
でも、それでいいんですよね!

普段、会社員だったり妻だったり母だったり…忙しく生活していると、わたしは何がしたいのか、どうありたいのか、など考えることって少ないと思うんです。
だからこそ自分のほんとうの気持ちを言葉に紡ぐのには、そりゃあ言葉に詰まるし、できたら蓋をしておきたい・苦難を伴う気持ちも見つけてしまうかもしれません。
でも、それも自分なんですよね。というか、それが自分なんですよね。

忙しいからこそ、このサロンのように傾聴してもらいながら自分のことを考え語る場が大切な気もします。
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今回のシェアリングで出た話題をいくつかご紹介します。

■「○○であるべき」の背景と向き合う
「子どもが成長し育児に余裕もでき、自分はワークライフバランスのとれた生活をしていると思っていた。でも、子どもが言葉を理解するようになってから、『それはお父さんに聞きなさい』など、極端に言うと子どもをあしらってしまっている自分に気づいた。もっと子どもと向き合うべきだと考え、意識的に変えてようとしたが、癖になってしまっているのか、休みの日にもあしらうような言動が出てしまいショックだった…。もっときちんと子どもと向き合いたいのに」という想いをシェアしてくださった方がいました。

ふむふむ、興味深い…と聞いていた私でしたが、そこで進行役さがみんの一言。
「○○したい、という言葉の後ろに、〜であるべき、〜するべき、という発言が多いな、と感じました。それを聞いてどう思いますか?」
うーんするどいツッコミ!(あ、怖くないですからね笑)
発言された方も「あれ、そんなに『べき』って使ってた!?」と驚かれた様子でした。

そこからさらに思考が進みました。どんな気持ちが「〜べき」を口にさせているか、本当のニーズは何なのか。
ご参加者の「初めて言葉にしたけど、もしかしたら、もっと(自分の)自由が必要なのかもしれない」という発言がとても印象的でした。

言葉にすることで、本当の自分のニーズだな、とか、言葉にしてみたらそれは違ったな、と気づくのかもなあ、と改めて感じさせてもらえました。

■思い込みを捨てて、パートナーと向き合う
また、「二人目の子どもを迎えた時に、会社の同僚の発言がきっかけで、一人目の育児の時は『全て母親がやるべき』という思い込みで、パートナーから家事と育児を取り上げていたことに気づいた。その気付きにより、今はうまく家事・育児のシェアができるようになり、良い関係が築けている」という発言をしてくださった方もいました。
すごく素敵な気付きだなあと、こっそりジーンときてしまいました。

家事育児についてパートナーに不満をもってしまう話は毎日のように聞くし、私もネガティブな感情を持つことがあります。
自分の視点を変えてみること、パートナーに想いを伝えること、日々実践していきたいなと思います。

■はたらくことに感じる"恐れ"と向き合う
また、後半には「仕事」のトピックも出ました。
何を楽しいと思って定年までにどういう仕事をしたらよいか考えていること、時短勤務を経験し感じたこと、今後のキャリアプランについて考えていること、転職や社内異動について考えていることなどがシェアされました。

ここでも「どうありたいか」「何に対し不安を感じているか、怖いと思っているか」をテーマに思考を深めていきました。
職種も業種も全く違い、お互いの仕事内容についてほとんど知らない参加者同士だからこそ、濃いお話ができたのではないかなと思います。
「このサロンで話すまで、何を恐れているのか、という考え方をしたことがなかった」という発言も印象的でした。
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もしかしたらその考え方に気づき、モヤモヤしながらお帰りになったかもしれませんが、ありのままの自分自身のことも認め、本当のニーズを感じてみて欲しいな、と思いました。
今回も、かなり濃い2時間となりました。参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

横浜・千代田チームでの次の開催地は、「東神奈川」です。
ありのままのみなさんとお会いできるのを楽しみにしています!

☆NECワーキングマザーサロン@東神奈川☆
◆日時:2014年9月6日(土) 09:45-11:45
◆会場:神奈川地区センター 和室
(JR東神奈川駅・京急仲木戸駅より徒歩6分・東急反町駅下車徒歩12分)

◆参加費:500円(資料として『マドレ式・ワーキングマザーの教科書』をお渡しします)
◆参加対象:「母となってはたらく」ことについて、考え、語りたい女性の方ならどなたでも!ご参加いただけます。
育児休業中の方、専業主婦の方、ワーキングマザー、学生さん、結婚・妊娠・出産の経験がない方でも、どなたでも大歓迎です!
◆定員:10組
2014年2月8日以降にお生まれの赤ちゃんは一緒にご参加いただけます。
2014年2月7日までにお生まれのお子さまは、信頼できる方にお預けになって、単身でご参加ください。

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☆お問合せ☆WMS横浜までメールでお願いします。お気軽にどうぞ!さがみんが回答します。

【文責:星川 晃子】
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