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ホールアース自然学校の支援活動

東日本大震災に対するホールアース自然学校の支援活動を報告していきます


ボランティア派遣!! [2011年04月29日(Fri)]
事務局の山村です。

早速ですが、みなさまにご報告です。

なんと、いわき市にボランティアを派遣することが決まりました!!

活動場所:小名浜のボランティアセンター
日にち:5月6日〜8日の3日間

ホールアースからは3名のスタッフ(遠藤、福田、田中)が行き、
約20名のボランティアを引き連れて現地へ向かう予定です。

現地ではまだまだ人手のいる作業が残っています。
状況は刻一刻と変化していますので、引き続きニーズ調査を行い、
現地での活動がより良いものになるよう努力して行きます。

今後もプロジェクトが進み次第、報告いたします!!
ボランティアでのニーズ調査 [2011年04月24日(Sun)]
今日でいよいよ、いわきでの活動が最終日となりました、まりーです。

今日も昨日に引続き、勿来の災害支援ボランティアセンターの方と共に、一人暮らしの高齢者、体の不自由な方の家を中心に、ニーズ調査をしてきました。



高齢者の方が一人で引越しをしようとしていたり、地震でめちゃくちゃになってしまった室内の片づけが大変、ブロック塀の瓦礫を片付けたいが一人では難しい・・・と困っている人がいたりと、ボランティアの派遣で手助けできそうなところもありました。


一方、気になったのは、住人の方に
「ご近所に一人暮らしの高齢の方で困っている方いらしゃいませんか?」
と尋ねてみると、

「あの家がたぶん一人暮らしです。」
と、教えてはくれるのですが

「どんな様子ですか?」
と尋ねると、返ってくる大半の答えは

「分かりません・・・。」 


ご近所に一人暮らしの方がいると知っているにもかかわらず、自分のことで手一杯で、他の家のことまで気に掛けていられないという様子が各地で見られました。

本来なら、困っているかどうか尋ねに行くのは、ご近所の方のほうがいいんじゃないかなぁ、と思ったのですが、一方で、皆が自分のことでいっぱいいっぱいだからこそ、外部の手が必要だなとも感じました。

一番良いのは、ご近所からと、外部からの両方が対応して高齢者や、体の不自由な方を取り残してしまう事がないようにする事でしょうか。

自分の地域ではどうだろう?皆さんの地域ではどうでしょうか?また、いろいろ考えさせられる一日になりました。



いわきをぐるぐる回りながら、今日は桜の残る素敵な山側の風景を目にしました。

いわき良いとこ、一度はおいでびっくり
ボランティアセンターって知ってる? [2011年04月23日(Sat)]
いわきにいる、かあちゃんです笑顔
いわきでも皆さんにかあちゃんと呼ばれて、がんばっていますびっくり

今日は、勿来ボランティアセンターの方と協力して、雨降りの中5人で2班に分かれて、一人暮らしの高齢者や体の不自由な方のお宅を訪ねてニーズ調査を行いました。

午前と午後で回れたのは約30軒でした。地図を片手に探しながらの訪問は時間がかかります。



家にたどり着いて、ベルを押して呼んでみても避難されたのか、不在の家も多くありました。在宅の家では、近くに親戚の方がいるなど何らかの支援を受けている方がほとんどでした。

よくよく話を聞いてみると、ボランティアセンターのことを知らない人が多く、今回の訪問でボランティアセンターやボランティアの存在を知っていただくよい機会ともなりました。

また、今すぐ必要なニーズは幸いにもあまりありませんでしたが、震災時の話などを長く話し込む方もおられたので、話を聞くことも大切な事だと思いました。



ボランティアのニーズまだあります! [2011年04月20日(Wed)]
こんにちは。ふつきまりーです。
今日は勿来のボランティアセンターに行き、ボランティアとして活動してきました。

沿岸近くの家の畑に溜まった漂着物を、ボランティア約15人としてきました。

畑一面の葦・葦・葦、それに加えてペットボトル、ビンなどが混ざって30センチ以上の層となり、大変な事になっていました。



午前中のみの活動でしたが、何とかここまでできました↓

ごみもこんなに!


まだまだ当分は、瓦礫や津波の漂着物の掃除は続きそうです。
ボランティアに行きたいと思っている皆さん、まだまだ現地のニーズはあります!

勿来の統制の取れたボランティアセンターに加えて、小名浜という地区でも地元の有志が中心となって民間主体のボランティアセンターが立ち上がりました。

小名浜にもホールアースからどんな応援が出来るか、現地からまた報告します!
要支援の皆さまのもとへ。 [2011年04月19日(Tue)]
先ほど「お薦め!」した、勿来ボラセンさんからのご依頼もあり、今週末、1つのプロジェクトに協力することになりました。

そのプロジェクトとは、避難所にいない、1人暮らしの高齢者や障害者・罹患者のニーズ掘り起こし。10人ぐらいの体制で、聞き取り調査を実施する予定です。

本来、こうした活動は、地域の民生委員さんが担っていらっしゃったのですが、現在は民生委員さんも1人の被災者。当然、こうした「見回り・声がけ」はほとんど機能しておらず、例えば高齢者と難病患者の要支援家族に、震災発生後1回しか担当者が訪れていないなんてケースもあったようです。ということは、支援物資も当然届いていない ということなんですよね。

おそらく、こうした御用聞き調査を行うと、対象の方の周りにお住まいの方の状況やニーズも、少しずつ明らかになるはず。人海戦術といえばそのとおりですが、こうしたきめ細やかな対応こそが、今後、仮設住宅への転居が始まり、少しずつ被災者の顔が見えづらくなっていく中で、必ず必要になっていくと確信しています。

とは言え、こうした活動をすべてボランティアベースでやっていくには限界がありますよね。理想を言えば、こうした取組みを、緊急雇用事業などを活用して事業化し、例えば地元の社会福祉士の方などを雇用して中長期的なサポートを実現させる、いわば「NPO版民生委員」を生み出すことができればと思いました。

なんてことを考えていたら。。。

やっぱり、世の中には、同じような方向性を考えている元気な皆さんがいるもので。

会津で始まろうとしている、元気玉プロジェクト、これも大いに参考になりそうです!

文責:じょりぃ
みんなで頑張るボランティア [2011年04月17日(Sun)]
遠藤じゅんじゅんです。
路面のボコボコ・ひび割れに慣れてきました。
走っていて遠くからでも凹凸具合に気が付くようになってます。
以前凹凸に突入して車の天井に頭をぶつけたトラウマがあるので。。。

さて、三日連続勿来ボランティアセンターの話です。
今日は日曜日ということもあって県外からも
沢山のボランティアの皆さんが集まっていました。

そして、この土日はホールアース災害救援のボランティアとして
キャンプリピーターの保護者の方が参加してくださいました。
このブログを見ている方ももしお時間があれば、
現地での支援活動に参加してみませんか?
今後もホールアースでは災害支援用メルマガで呼びかけを
行いますので宜しければご登録を!

この勿来のボランティアに参加されているかたは
決して県外ばかりではありません。
今日チームが同じだったメンバーには地元の新高校生
もいました。
震災により入学式が来週だそうで、何か自分にも出来ないかと
調べてこのボランティアにたどり着いたそうです。
そして高校生らしくボラセンまでは自転車通勤!
山の中の集落から通っているそうです。
ほんとにエライ!!!



県内外問わず多くの方が「自分も力になりたい!」
の想いで集まってきています。

ただし、気をつけて欲しい事が。。。
本当にまれにいらっしゃる例が。。。。

ボランティアの作業は
被災者の要望により生まれる為
津波で埋まったドブさらいなどの作業もあります。
そんな時に
「自分はこんな事をしに来たんじゃない。もっとテレビにあるような
津波でさらわれた地区の瓦礫の撤去がしたい」
とおっしゃるかたもいるそうです。

しかし、災害支援のボランティアは被災して困っている「ニーズ」
に答えるためにあります。
ぜひ「あなた」は被災地のために頑張っている事を
忘れないでください。

まだ参加された事のない方。
あなたの想いを被災現場で放出してみませんか?


瓦礫の撤去 [2011年04月15日(Fri)]
昨日に引続き遠藤じゅんじゅんです。

今日は勿来(なこそ)にある
民間のボランティアセンターへ行きました。
勿来地区はまだまだボランティアの手が必要な地区で
一般のボラセンと違い地元民間のNPOが立ち上げた
センターの様です。

活動内容は家財道具の片付け・掃除の手伝い・物資の支給です。

そしてその中でも最もきつい作業。
崩れた塀の撤去作業を行ってきました。

ミッションは
コンクリート塀が隣の家へ崩れ落ちており
破片や塀で隣の家を破壊している。
破片を持ち主の家へ戻し。塀は粉砕し土のう袋へ入れろ。
と言うもの。

これがビフォアー


砕け散ったコンクリが一面に広がっています。
それをひたすら袋に詰める。詰める。詰める。。。
一方で重機で塀を砕いていきます。
当初3名でしたが、まったくらちが明かないので
5名に増員!

そして、
3時間後


見違えるように綺麗になりました。

感想
自然の力もすごいけど、人の力もめちゃくちゃすごい。

本当に達成感がありました。
達成感が欲しい。体力が余っている。そんな人はぜひ。



その家の前の道路に魚が干からびて死んでいました。
海からは結構離れているのに。。。
津波のパワーを思い知らされました。

感想
やっぱり自然の力ってすごい。。。





いわき市勿来地区災害ボランティアセンター [2011年04月14日(Thu)]
現在、災害支援:第4陣がいわき市入りしています。

今週末は、NPO勿来まちづくりサポートセンターを中心に地域住民が運営している、

勿来地区災害ボランティアセンターでも活動する予定です。


災害支援事務局
いわき市の今 [2011年04月14日(Thu)]
どーも、遠藤じゅんじゅんです。
4月12日に誕生日を向え、その翌日にはいわき市へ
27歳初仕事(?)が今回の災害支援となりました。

いわき市へ来るまで
「水・ガス・水道オールストップ、給水所には長蛇の列」
なんて思っていました。
しかし、いわきに来てびっくり、
普通にコンビ二は開いてる。スーパーも品数豊富
(ペットボトルがあるだけ東京より豊富かもしれません)
新鮮肉・野菜もたくさん。
パチンコ屋だって開いてます。


もう日常を取り戻している。
…様に見えます。

しかし、道路はヒビだらけ、橋と道との間には10センチ近い段差、
海沿いへ行けば津波の影響が。。。

まだまだ瓦礫の撤去も終わっていません。

テレビで見ていると「全てが」壊滅的ダメージの様な
イメージを持ってしまいますが、
被災地では常に「日常生活」と「被災地」が隣り合わせで
時間が流れているのです。

テレビで流れている映像がウソではないですが、
決して全てがテレビで流れている状況ではないことも
知って欲しいです。

機会があればぜひ、いわきへ







街頭募金活動報告C [2011年04月13日(Wed)]
昨日の夕方、また富士宮駅で街頭募金活動を行ってきました。

今回はスタッフの学生時代の同級生や、ホールアースで行っているプログラムに参加して下さっていた方がたまたま通りがかって募金をしてくれたりと、多くの方々にご協力頂きました。
同時にお配りしている活動報告を書いたチラシも、多くの方々に見て頂く事ができました!
というわけで、わずかな時間ではありましたが、8,152円の募金が集まりました。

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

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