先日、千葉の障害者職業総合センターで行われた、「重度障害者雇用地方協力相談協力員」平成29年度研修に出席しました。60名ほどの協力員の皆さんが全国から来られていました。
午前の部は2つの講義がありました。
まずは、「難病のある方の基礎知識と就労について」ということで、難病の定義や難病の特徴、難病医療費助成、難病のある方や家族のニーズなどについての講義や、難病相談支援センターや難病患者就職サポーターの説明がありました。
次に、「高次脳機能障害の特性と雇用上の留意点」についての講義で、高次脳機能の特性、環境調整に関するアイディア、職場で起こりやすいエピソードなどの事例を色々と聞くことができました。
午後の部は、重度障害者雇用地方相談協力員の業務の実際について、グループ討議を行いました。島根のウェルチャームが入らせていただいたグループは、北海道、佐賀、福井、大阪、千葉の相談協力員の方がいらっしゃって、多様な事業形態で、地理的にも大きく異なる地域の方々から、普段では聞くことのできない就労支援の実情について意見交換ができました。地域により違いのあることもあれば、同じことで悩んでおられることもわかり、そんな中、取り組み方の違いを参考に今後活かしていけるような、とても有意義な研修でした。