2019年10月31日
理不尽な出来事に対する不快感に蓋をする人へ
私は今まで、理不尽なことに対して湧き上がる不快な気持ちに蓋をしてきました。
蓋をする方法は、不快な出来事(理不尽や嘘)に対する自分自身の内側での解釈や、受け取りを捻じ曲げて、自分で納得することでした。
しかし、理不尽や嘘に対して湧き上がる気持ちは、当然の気持ちであって
それを我慢したり、蓋をしたりする必要は全くありませんでした。
なぜ蓋をしていたのかというと、「人に対して不愉快な気持ちを持ってはいけない」
という思いにいつも駆られていたからです。
幼いころから私の中に植え込まれていたのは、
親からどんな理不尽な目にあっても、どんな嘘をつかれた時でも、
「親に対して不愉快な気持ちを持ってはいけない」という価値観でした。
理不尽や嘘は、理不尽や嘘なのだから、そこに湧き上がる不快感は、
当たり前の気持ちとして受け止めるべきだったのだと知りました。
親の理不尽に対して湧き上がる不快感は、しっかり自覚して、
冷静に理路整然と親に伝えなければならないものであったのだと知りました。
理事長は私に、「ひとりじゃないよ」と教えて下さいました。
同じように苦しい思いをしている誰かに伝わればと思います。
posted by 美琴 at 20:33
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