
ネグレクトの家庭で育った方は、
家が掃除されてなくて汚いというのはあるあるだと思います。
私もそのうちの一人です。
「私は汚い家で育ったからこそ、きれいに掃除して、きれいな家に住むんだ。」
そんな思いで毎日必死に、シェアハウスの掃除をしていました。
この時の感情を表すなら、親に対する悲しみや憎しみ等々、ネガティブな感情です。
「私は汚い家で育ったからこそ、きれいな家に住むんだ。」
この気持ちで掃除をすると、掃除をするたびにネガティブな感情に引っ張られます。
そして、その感情を吐き出すように、強迫的に掃除に取り組みます。。。
酷い掃除。。。どうしちゃったの。。。
一体、誰のための、何のための掃除なのだろう?
親に対するネガティブな感情を吐き出すために掃除をするのではなくて、
「今一緒に暮らすみんなのために、きれいにする」
そんな気持ちで掃除をやってみると良いことを、女性福祉センターで教わりました。
私は、「一緒に住む皆さんの健康のために、いつも清潔であるようにしよう。」
そう思うことにしました。
するとどうでしょうか。掃除をするたびに、回数を重ねるたびに、毎日できるようになるたびに、掃除が手際よくなっていく度に、
ポジティブな気持ちで掃除をするようになっていきました。
「皆のために、きれいにする」「後の人の為に、きれいにする」
この思いからくる行動は、少しずつ、私の中身を作り変えてくれました。
私は今、安心安全をくれる、大事なシェアハウスの家族の健康のために、掃除をしています。
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