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2020年07月28日

助けられた日

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私が19歳の時、まだ島根に来る前に、会長にドライブに誘われました。
少しドライブをして、天気の話や、お母さんの話をしてくださいました。
私は涙が流れてきて、泣いていたことを覚えています。

会長は、車を路肩にとめて、「私があなたのお母さんになろうと思っている」「どう思う?」
そう聞いてくださいました。私は頷いて、涙があふれて止まりませんでした。

それから、社会について、家庭について、生活について、色々なことを教えて下さいました。
当時、私の中に言葉がなくて、意味が理解できなかったことがたくさんあります。
しかし、いま振り返ると、意味が分かることが沢山あります。

私が島根に行くことを決めたのは、
「もし私をお母さんだと思ってくれるなら、一緒に島根に来てください」
会長が、このメールを下さったからです。

昔の私のような、本当に大変な子へ対して、お母さんになると言えること、
どれほどの覚悟と愛情と思いを持っていたのか、私がすべてを理解できるのは先の話かもしれません。
でも、わたしもそのように強く覚悟し、皆さんへ、社会へお返しできたらと思っています。





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posted by 美琴 at 14:46 | Comment(0) | 生活と回復
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