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2020年02月02日

悲しみを和らげることの大切さ

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先日、大根の収穫しに畑に行きました。
雪や雨が降ったら止んだりしていたときだったので、 
土がしっとりしていて、固まっていない状態でした。
先端まで、すっぼりと抜けました。

以前、私は、収穫の仕方を失敗して、
生産者の方を悲しませたことがあります。
大切に育てていた作物だったし、
命があるものだからと
涙を流されている姿を見ました。

私は、涙が出ませんでした。
心がなくて、どれだけの悪いことをしたやつなのかと
私はおかしい人なのだろうと思いました。

それから数年たった今、
私は作物というのは、生き物だから、
自分を扱うのと同じことのように思えてきて、
大切にしたいと感じるようになりました。
時期が過ぎたりして、枯れてしまった作物を見て、
寂しいような悲しいような気持ちになりました。

昔の失敗は、記憶から中々消えません。
以前の自分がはずかしく悲しい気持ちが残っていますが、
時間が解決してくれることもあるそうです。
失敗したから成功というのが分かる。
という一面もあることを知りました。

失敗を引きづっても何も良い事はない。
今、自分がどんな気持ちなのか。
失敗したことを引きづっていないか。
自分と向き合えるようになったことに感謝し、
自分と向き合う時間を大切に過ごしたいと思います。

タグ: 大根 失敗
posted by 木春菊 at 22:43 | Comment(0) | 農業と回復
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