愛と希望に満ちた心で・・・。 [2025年02月28日(Fri)]
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このような村人たちの中に、活動者は愛と希望に満ちた心で入って行くべきです。 彼はこう固く信じています。「人々が合理的なやり方を知らないままに働いていて、しかも1年のうち約半分も働けないような状況に置かれている所で、私は労働と知性とを結び付け、そして1年を通して働く方法を見つけよう。そうすれば、村人たちの信頼を得られないはずはないだろう。そして村人たちの中に入って彼らと共に働くことによって、真っ当に、そして十分に、私は生計を立てていくことができるだろう」 ・・・ 村の活動についてのガンディーの話の続きです。 当時、インドの多くの村では、「村人たちは深い絶望と都市住民に対する不信感を抱いており、そのために彼らの間では労働と知性がすっかり切り離されてしまっている」とガンディーは述べていました。(1379) そのような村人たちの中に、活動者は愛と希望に満ちた心で入って行くべきだと彼は言うのです。不信を信頼に変えるのは、活動者の誠意ある態度と行動しかないのです。また、絶望の闇を破って希望の光をもたらすには、単なる言葉ではなく実践によって希望のビジョンを示すしかないのです。 もちろん、決してそれは簡単なことではないのですが、村の活動者はそのような信念を持って困難な課題に立ち向かいなさいということでしょう。 しかし・・・ |