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カディ計画における議員の役割。 [2023年12月31日(Sun)]
(952)
 カディに関して議会が果たすべき使命に対してもしも議員たちが忠実であろうとするならば、彼らはA.I.S.Aの指導に従って、カディ計画の中で彼らが担うべき役割として何度か声明が出されている事柄を実行するでしょう。
 ・・・
 

 
 カディの生産過程について各種の作業を列挙した後、ガンディーは議員の役割について述べます。そもそも、この話は「カディの運動を促進させるために議員たちにできること、そしてすべきことは何か(950)」だったのです。
 しかし、A.I.S.A(全インド紡ぎ協会)がどういうことを言っているのかは分かりません。
 それから・・・
ゆく年くる年 [2023年12月31日(Sun)]
 2023年も、もうすぐ終わりですね。いろいろ学びながら、「ぼくたちは、どう生きるか?」と問う一年でした。
 来年は、学びを創造的な実践につなげる年にしたいなあと思っています。

 2024年最初の活動は、7日(日)に「しもかわ読書会」1月例会を予定しています。

 来年もどうぞよろしくお願いいたします。
すべての作業は、村の中で行われる。 [2023年12月30日(Sat)]
(951)
 ・・・細かい小片にし、紡ぎ、糊付けをし、色を染め、縦糸と横糸を準備し、機織りをし、そしてきれいに洗います。
 染色を除けば、どれも欠くことのできない工程です。それらの作業はすべて村の中できちんと行われることが可能ですし、A.I.S.A(全インド紡ぎ協会)の活動範囲となっているインド中の多くの村で現に行われています。
 ・・・
 


 カディの生産過程についての話の続きです。(950)
 繊維をほぐして揃える作業(carding)の後、棒状の小片にします。それから、チャルカ(823)で糸紡ぎをするのです。その後も、いろいろな作業があります。そして、染色以外は綿布作りに不可欠の工程なのだそうです。確かに、色は着いてなくても布としての実用性には支障がありませんね。
 これらの作業は、すべて都市の工場ではなく村の中の手工業として行うことができます。大型の設備機械や高価な道具などを必要としないからです。
 A.I.S.A(全インド紡ぎ協会)は、(540)にも出て来ましたね。
 そして・・・
しもかわ読書会12月例会の報告(5)星は何でも知っている。 [2023年12月30日(Sat)]
 「しもかわ読書会」12月例会の報告の続きです。
 
●羊飼いたちは、今夜生まれた平和の王様に会いたいと思ったが・・・。
●ベトレヘムのどこで生まれたのか分からない。
●その時、突然、星が動き出した。
●たくさんの星が集まって一つになり、ゆっくり地平線に向かって沈んでいく。
●羊飼いたちは、その不思議な星を追いかけた。
●星に導かれて、彼らは歩いて行った。

 そして・・・

                     (つづく)
カディの生産工程。 [2023年12月29日(Fri)]
(950)
 ここまでカディに含まれる意味について説明してきました。次に私は、そのカディの運動を促進させるために議員たちにできること、そしてすべきことは何かを指摘しなければなりません。
 カディの生産は、いろいろな作業を含む工程によってなされます。
 綿花を育て、摘み、綿繰りをして種を取り、ゴミを取り除き、綿打ちをし、・・・
 


 カディについてのガンディーの話の続きです。
 カディに込められている象徴的な意味とは、「すべてのインド人の経済的自由と平等」であり、「スワデシの心」であり、「インド人がひとつになること」であり、「生活必需品の生産と分配の分散化」なのだそうです。
 次に、カディ運動を促進するために議員がなすべきことについて述べられるそうです。
 しかし、結論が示されるのはまだ先です。その前に、カディの生産過程についての説明がなされます。
 「綿繰り」というのは、実綿から種を除去する作業です。(555)
 「綿打ち、または梳綿(そめん)、carding」というのは、繊維の方向を揃える作業です。(556)
 しかし、まだまだ作業は続きます。
 ・・・
第238回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(2)政治家としての出世は家柄で決まる。 [2023年12月29日(Fri)]
 12月27日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●摂政や関白になれるのは、その家柄に生まれた者だけと決まっている。
●正五位下という家柄の子は、正五位下までしかなれない。
●現代の政治家も、国会議員の子どもは国会議員になれる。
●いくら勉強しても、努力しても・・・。
●貴族としては出世できない。

 しかし・・・

                 (つづく)
生産と分配の分散化。 [2023年12月28日(Thu)]
(949)
 さらに、カディの精神は、生活必需品の生産と分配をインド中の村々に分散させることを意味しています。ですから、この目標が追求されていけば、それぞれの村の生活必需品のすべてを村内で生産できるようになり、さらにそれを越えた一定割合のみが都市の要求を満たすために送られることになるでしょう。
 ・・・



 カディの象徴的な意味についての話(948)の続きです。
 さらに、カディは「生産と分配の分散化」も意味しているそうです。同様の趣旨のことは、(538)でも述べられていましたね。
 つまり、大規模化・企業化・機械化に彼は反対し、村の中での自給的な小規模生産でなければならないと言っているそうです。と言うことは当然、地域間の分業も進めるべきではなく、農村の生産物を都市に供給するのもあくまでも村内の必要量を越えた剰余分を一定の割合においてだけ認めるということになるのでしょう。
 そうすれば、農村が都市に対して経済的に依存あるいは従属状態に陥ることもないのです。
 そして、さらに・・・
12月定例学問会の報告(2)「わ」のまちづくりをどう実現するか? [2023年12月28日(Thu)]
 12月定例学問会の報告の続きです。
 
●財政難で公共施設を減らさなければならないのは分かるけど・・・。
●今使っているものを、急になくしますと言われても。
●相手の立場に立った、相手の理解を得るコミュニケーションの重要性。
●町民が、行政に対して不満や不信感を募らせれば・・・。
●町長の掲げる「わ」のまちづくりに逆行してしまう。
●一方的な通告ではなく、共に考える姿勢。
●行政でできなければ、できる主体とつなげるべきでは?

 そして・・・

                (つづく)
しもかわ読書会12月例会の報告(4)「クリスマスのほし」。 [2023年12月28日(Thu)]
 「しもかわ読書会」12月例会の報告の続きです。
 というわけで、今回読んだ本の1冊目は、「クリスマスの ほし」(マーカス・フィスター=作  
  俵万智=訳)です。下川町町民会館図書室にあります。

●ある晩のこと、3人の羊飼いの所へ、天使が現われた。
●今夜、王様が生まれる。
●その方は、幸せと平和をもたらしてくださる王様なんだ!

 そして・・・     
                               (つづく)
カディは、経済的な自由と平等の象徴である。 [2023年12月27日(Wed)]
(948)
 私にとって、カディというのは、インド人がひとつになること、そして経済的な自由と平等を実現することの象徴です。
 ですから、究極的にはまさに、ジャワハルラル=ネルーが詩的に表現したように、「カディーはインドの自由を表す服」なのです。
 ・・・
             


 カディの象徴的な意味についての話の続きです。
 それは、スワデシの心のすべてを表しているそうです。(946)また、(945)では、「この国に住むすべての人の経済的自由と平等を実現するための第一歩」とも言われていました。いろいろな言い方で表現されていますが、つまり、とにかくガンディーはカディに対してとても大切な意味を託していたのです。
 しかし、そのような想いはガンディーだけのものではなかったようです。あの、ジャワハルラル=ネルー(96)も、同様の趣旨のことを言っていたようです。
 それから・・・
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