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お勉強 (05/11)
家畜小屋の床に・・・。 [2023年10月31日(Tue)]
その過程の詳細

(891)
 窪みの中に敷き藁を詰める。

 縦4フィート・横3フィートの粗布の長い方の端を7フィート6インチの2本の竹の棒に固定して、担架のような形の道具を作ります。
 そして、農場から出たゴミをこの上に載せ、家畜が休んだり眠ったりする小屋まで毎日運び、その床に広げます。その量は、去勢牛であれば1頭につき1杯分、水牛であれば1.5杯分です。
 これらのゴミは、動物たちによって踏み砕かれ、混ぜ合わされます。さらに、そこには彼らの尿が染み込んでいきます。
 ・・・
 


 堆肥作りについてのガンディーの話の続きです。
 「農場から出る植物性のゴミは、ほとんどすべて堆肥化することができる」と彼は言っています(885)が、そのゴミはいきなり穴に埋めるのではなく、まず家畜小屋の床に敷くのだそうです。
 そうすれば、動物たちがそれらを踏み砕き、混ぜ合わせてくれるからです。さらに、彼らがその上にする尿も、非常に価値ある肥料成分を供給してくれるのです。(882)
 そして・・・
第235回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(2)鴨長明。 [2023年10月31日(Tue)]
 10月26日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●鴨長明は、1153年頃〜1216年。
●平安末期から鎌倉時代初期に生きた人。
●位の高い神官の家に生まれた。
●しかし、18歳の時に父が急死。
●親族間でゴタゴタがあり、将来の地位も財産も奪われてしまった。
●さらに、その後もいろいろな災難を経験する鴨長明。

 そして・・・

                 (つづく)
水の利用とその注意点。 [2023年10月30日(Mon)]


(890)
 もしも、家庭の排水が堆肥場近くの小さな窪みや埋め込み式の水槽に導かれ、それを毎日利用できるようにするならば、それは大いに労働の節約になり、高い利便性をもたらすことになるでしょう。
 ただし、どんな種類の水であっても、長い間流れることなく淀んだままにすれば有害です。ですから、水が追加で必要になる場合は決してそのような水を使わないようにしなければなりません。
 荷馬車1台分の堆肥を作るためには、季節に応じて4ガロンの灯油缶50〜60杯分の水が必要になります。
 ・・・
 
 

 堆肥作りについてのガンディーの話の続きです。
 次は、水についてです。
 つまり、家庭用の排水を堆肥作りのために無駄なく再利用するという非常に合理的な提案がなされています。しかも、「淀んだ水を使ってはいけない」という具体的な注意点も示されています。
 ガロンというのは、ヤードポンド法による液体の体積の単位です。イギリスとアメリカで違うようですが、インドはイギリスの植民地だったので、イギリスの方だと思われます。そうだとすると、1ガロンは約4.546リットルだそうです。
 堆肥を作る際には、家畜の糞などと水を混ぜてスラリーというものを作るそうです。(884)
 そして・・・
今週の予定 [2023年10月30日(Mon)]
 今週の予定は、今の所何もありません。
 「何かやりたい」というリクエストがありましたら、学長までどうぞ。
マメ科植物の効用。 [2023年10月29日(Sun)]
(889)
 通常利用できるゴミは多種多様なものが程良く混ざっているので、1年を通じて安定供給を確保できるようにそれらが蓄えられ適宜使用されるなら、この目標はまったく自動的に達成されます。
 秋に蒔く間作用の作物や他のマメ科の植物(緑のまま収穫しても、枯れた後に積んでおいても)を使えば、堆肥の質は一層良くなります。
 その土地は春の作物の種を蒔くのに間に合うように耕して畑に戻されるでしょう。この時には、育てられたサンヘンプも役に立ちます。
 ・・・



 「堆肥化するためのゴミは、特定の種類に偏らないように満遍なく混ぜること(888)」という話の続きです。
 間作とは、畑の畝 と畝との間または株と株との間に別の作物を栽培すること、あるいは農作物の収穫後、次の作物を作り始めるまでの期間に栽培することです。
 マメ科の植物は、根粒菌という菌と共生し、その菌の働きによって空気中の窒素を固定化して養分として利用することができるそうです。つまり、マメ科の植物を混ぜれば窒素の含有量が増加するのです。
 サンヘンプというのは、インド原産のマメ科の一年草です。茎から繊維を取って麻の代用品にするそうです。
 そして、次に・・・
しもかわ読書会10月例会の報告(1)まんが パレスチナ問題。 [2023年10月29日(Sun)]
 今日は、下川町公民館で「しもかわ読書会」10月例会を行いました。
 パレスチナの平和を祈りつつ、「まんが パレスチナ問題」(山井 教雄 講談社現代新書)を読みました。この本は、残念ながら下川町公民館図書室にはありません。道立図書館から取り寄せてもらいました。
 パレスチナ問題というのは、最近の問題ではありません。直接的には1948年の第1次中東戦争から、ずっと解決できずにいた問題なのです。
 さらに、元を辿れば・・・

                             (つづく)

ゴミは、満遍なく混ぜるように。 [2023年10月28日(Sat)]
(888)
 まだ枯れていない植物は、他の物と分けて乾燥させてから積み重ねるようにしなければなりません。
 少しの量であれば多種多様なゴミを一緒に積み重ねても構いませんが、大量であれば種類ごとに分けて別々の山にしなければなりません。そして、堆肥場に運び入れる時は、すべてのタイプのゴミを満遍なく混ぜるように注意する必要があります。同一種のゴミは、全体の3分の1を超えないようにします。
 非常に堅い物は、浸水等によって柔らかくしたとしても一度にたくさん入れてはいけません。少しずつにします。
 ・・・
  


 堆肥づくりについての話の続きです。
 「あらゆる種類の植物性のゴミは、堆肥にすることができる」と彼は言っていますが、ゴミの種類が偏ってはいけないそうです。多分、それを食べる微生物の種類が限定されて生態系が不自然・不健全になってしまうからだと思います。何事も、バランスと多様性が大事なのですね。
 堅い物は下処理をして柔らかくする(887)そうですが、それでも少しずつしか使ってはいけないということです。
 それから、さらに・・・
しもかわ読書会9月例会の報告(10)50代の男たちが語る・・・ [2023年10月28日(Sat)]
 「しもかわ読書会」9月例会の報告の最終回です。

 ●ぼくの記憶にあるのは、福田赳夫首相からだなあ。
 ●ぼくは、中曽根康弘さんの印象が強いなあ。
 ●中曽根さん、レーガン・サッチャーの時代ですね。
 ●国鉄分割民営化も、中曽根政権で行われた。
 ●あの頃は、民営化すれば何でもうまく行くように言われた。
 ●今となっては破綻が明らかだが・・・。
 ●ああ、日本はどうして・・・。


 「しもかわ読書会」10月例会は、明後日、29日です。
堅い物はどうするか? [2023年10月27日(Fri)]
(887)
 堅いものは、細かく砕く必要があります。そのためには、荷馬車の通る轍(わだち)の上にそれらを広げておくだけで良いのです。そして、押し砕かれた部分を定期的に取り除き、まだ砕かれていない物と取り換えれば良いのです。これは、シンド地方の石の敷かれていない柔らかな道の上でも十分にうまくやれます。
 木の切り株や根のように非常に堅い物は、細かく砕いた時にさらに少なくとも2日間水に浸すか、あるいは2〜3か月間湿った土の中に埋めることで利用可能になります。土に埋めるのは雨季の間がやりやすいです。
 ・・・



 これも、堆肥作りについての話です。
 (885)では「あらゆる種類の植物性のゴミは堆肥にすることができる」と述べられていましたが、堅い物は、当然、分解に長い時間が掛かります。そこで、ほかの有機物とは別にして下処理をする必要があるのです。
 その下処理の方法とは、1つは物理的に砕いて小さくすることです。ここに示されているように、機械を使わなくてもそれは可能です。ガンディーは、機械の使用には反対しているのです。
(72)
 シンド地方とは、インド西部、インダス川下流部のことです。現在は、パキスタンになっています。
 そして2つ目は、水に浸したり、あるいは湿った土の中で分解させたりして柔らかくすることです。
 それから・・・

しもかわ読書会9月例会の報告(9)終わっていない、沖縄返還問題。 [2023年10月27日(Fri)]
 「しもかわ読書会」9月例会の報告の続きです。

 ●沖縄返還から50年以上が経過したが・・・。
 ●沖縄の人たちの願いは実現したか? あるいは、実現に近付いたのか?
 ●沖縄県と他の都道府県の間に差別はないのか?
 ●辺野古基地建設問題。
 ●ぼくたちは、歴史の重みをきちんと受け止めているだろうか?

 それから・・・
                       (つづく)
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