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第216回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(4)三大発明。 [2022年05月27日(Fri)]
 18日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●ルネサンスの三大発明と言えば、火薬・羅針盤・活版印刷術。
●実は、すべて宋の時代の中国で発明された。
●硝石・硫黄・木炭から火薬を作る方法によって、兵器が作られた。モンゴルも使った。
●中国の活版印刷は、普及しなかった。金属ではなく、焼き物だったらしい。
●漢字はいっぱいあるので、活字も非常に多く作らなければならない。
●磁石が北を向くことに気付いたのも中国人。
●真北より少しずれていることも分かっていた。

 そして・・・

                 (つづく)
農村から都市へ。 [2022年05月26日(Thu)]
(376)
 恐らく、彼らはもし可能であれば肉体労働から逃げ出したいと考えていることでしょう。そして、もし自分の生活に必要なものがそこで手に入るのであれば、彼らはみんな、きっと最寄りの都市に向かって躊躇なく殺到していくことでしょう。
 ・・・


 
 「村に住む人々が貧しい境遇に置かれているというのは事実だが、彼らが村で暮らしているのは自発的な意志によってそうしているわけではない(375)」という話の続きです。
 村に住んでいる人々も、決して自分の意志でそうしているわけでなく、成り行き上やむを得ず村の暮らしをしているのであって、もしも都会で暮らすチャンスが与えられれば彼らは喜んで都会に引っ越すだろう。このようにガンディーは言います。
 これは20世紀初頭のインドの農村に住む人々についての言及ですが、21世紀のどこの国についてもほとんどそのまま当てはまるのではないでしょうか。つまり、田舎の暮らしよりは都会の暮らしの方が望ましい。言い換えれば、自らの手足を使って生産的な労働に携わるよりも、とにかくお金を稼げる職業に就いて、そのお金で多くのものを購入し消費するような生活の方が、遥かに豊かで洗練されていて魅力的だと多くの人々が考えているということです。
 しかし、都会の暮らしは本当に人々に幸せを与えてくれるのでしょうか?
 それは大いに疑問ですが・・・
      
5月定例学問会の報告(7)地域の役職 [2022年05月26日(Thu)]
 1日の定例学問会の報告の続きです。
 
●地域の役職のなり手がいない。
●頼まれたら、引き受けるべきか、断るべきか?
●人口が減っているから、役職に就く人が足りなくなるのは必然なのか?
●いろんな組織のあり方も、見直すべきではないか。
●人口が少なくなっただけではない。世の中は大きく変化している。
●そもそも、最初からちゃんと機能していたのか?

 そして・・・
                (つづく)
村に住む人々が貧しい境遇に置かれているという事実。 [2022年05月25日(Wed)]
(375)
 残念ながら、それはまったく事実その通りです。
 けれども、絶望する必要はありません。彼らが村で暮らしているのは、決して自らの義務を果たそうという自発的な意志によってそうしているわけではないからです。
 ・・・


 
 「パンの労働」についてのガンディーの話の続きです。
 「このパンの労働の掟にみんなが従うようになれば、人間社会に静かな革命が起こるだろう」と彼は言います。しかし、それに対して想定される反論についても言及しています。
 その反論とは、「現に村に住んでいる人たちは飢餓状態に近い悲惨な暮らしをしているではないか。だから、みんなが村で暮らすようになったとしても、悲惨な暮らしをする人が増えるだけではないのか?(374)」というものです。
 この指摘に対して、「村人たちの暮らしが非常に貧しい」という点に関しては事実その通りであるとガンディーは認めます。それは当然です。(173)では、「多くの人々が、飢餓線上の生活を余儀なくされている」と彼自身が強く告発していたくらいだからです。
 しかし・・・
  
第216回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(3)日本でも、中国のお金を使っていた。 [2022年05月25日(Wed)]
 18日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●北宋から南宋へ。経済はさらに発展した。
●お金もたくさん流通した。
●宋の銅銭(宋銭)は日本でもお金として使用された。
●紙幣も作られ、使われた。
●遠くはインド洋まで出掛けて、海外とも貿易を行った。

 しかし・・・

                 (つづく)
村での暮らしの現実を見れば・・・。 [2022年05月24日(Tue)]
(374)
 しかし、何にでも反論したがる人たちはきっとこう言うでしょう。
 「現在既に、何百万というインド人が村に住んでいるではありませんか。果たして、彼らはどんな暮らしをしているでしょうか。ほとんど飢餓状態と言えるような、実に悲惨な暮らしぶりではありませんか」
 ・・・



 「パンの労働」についてのガンディーの話の続きです。
 このパンの労働の掟にみんなが従うようになれば、人間社会に静かな革命が起こるだろうと彼は言っています。(371)しかし、それに対する反論があるだろうということも彼は予想しています。あるいは、現にそのような反論を少なからず受けていたのかもしれませんね。
 さて、ガンディーの主張に対する批判者は次のように言います。
 「村へ還れ。そして、村に住んで、自らの食べ物を生産するパンの労働に従事せよ。そうすれば、すべての人が平等になり、健康になり、幸福になるだろう。そのようにあなたは言いますが、しかし、それはあまりにも楽観的過ぎるのではないでしょうか。なぜなら、現に村に住んでいる人々は決して良い暮らしをしているとは言えないからです。みんなが村で暮らすようになれば理想的な社会が実現するのであれば、今、村に住んでいる人々はその良い暮らしを先に享受できているはずなのではないですか?」
 このような反論に対して、ガンディーは・・・
第216回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(2)国が栄える基盤は農業。 [2022年05月24日(Tue)]
 18日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●宋の時代、農業が発展した。
●中国南部は稲作地帯。
●新田開発、農具の改良、牛馬耕。
●ベトナムから来たチャンパ米というお米が広がった。
●米麦二毛作も行われた。

 そして・・・

                 (つづく)
村へ還れとは・・・。 [2022年05月23日(Mon)]
(373)
 「村へ還れ」とは、一体何を意味すると思いますか?
 それは、自らのパンを得るために働く義務があるということ、そしてそこから導き出されるすべての事柄を、はっきりと、かつ自発的に認識しなさいということです。
 ・・・



 「パンの労働」についてのガンディーの話の続きです。
 このパンの労働の掟にみんなが従うようになれば、人間社会に静かな革命が起こるだろうと彼は言っています。(371)だから、「村へ還れ」と人々に訴えるのです。
 この部分は、(268)でも引用されていました。
 しかし、実はこの文章にはまだ続きがあるのです。
 ・・・
しもかわ読書会5月例会の報告(1)戦争の問題を、自分たちの問題として [2022年05月23日(Mon)]
 昨日は、西町キャンパスで「しもかわ読書会」5月例会を行いました。
 今回も、やっぱり戦争について考えたいと思います。ロシアによるウクライナ侵攻はどんな形でもいいからとにかく早く終わってほしいですが、外国の話としてではなく、日本の問題として考えるべきこともいろいろあるのではないかと思います。
 例えば・・・

                             (つづく)
人類の勝利。 [2022年05月22日(Sun)]
(372)
 今まで人類は、それぞれが己の生存のために奮闘努力を続けてきました。もし、これをお互いに奉仕しあう努力に置き換えることができたとすれば、これこそまさに輝かしい人類の勝利と言えるでしょう。
 その時こそ、この世は野獣の法に代わって人間の法によって治められるようになるのです。
 ・・・ 
    


 「パンの労働」についてのガンディーの話の続きです。
 「パンの労働の掟にみんなが従うようになれば、静かな革命が起こる(371)」と述べた後、ガンディーは上のように続けます。
 この発言を読むと、彼は決して科学的社会主義の立場に立ってはいないものの(97)、一種の進歩史観のような考えを持っていたと言えそうです。
 彼のビジョンでは、「各自の生存や利益を追求する者同士の死に物狂いの闘争」から「他者への愛に基づく相互の奉仕」へと人類は進歩していくべきなのです。
 そして・・・