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11月臨時学問会の報告(12)少子化問題について [2021年11月26日(Fri)]
 11月7日の臨時学問会の報告の続きです。

●1989年の1.57ショック。
●しかし、その後も少子化は進行し続け・・・。
●遂に、親になる世代の数がそもそも少ないという事態に。
●「女性の学歴が高いからだ」というような古い考え。
●変化に対応する力がない社会は・・・。

 それから・・・

                (つづく)
我々は、改善すべき所は改善しつつ、村の文明を保持すべきである。 [2021年11月26日(Fri)]
(200)
 ですから、我々は現在の村の文明を保持し続け、またその欠点と認められるものは取り除けるように努めなければならないのです。
 そうだとするならば、その改善策を提示することは可能だと私は思っています。
 
             (「ヤングインディア」1929年11月9日)
 


 「村の文明をすべて都市の文明に置き換えることは不可能だ(199)」と述べた後、ガンディーは上のような結論を導きます。
 この主張は、これまでに何度も繰り返されてきました。インドの伝統的な村の文明を、ガンディーは是非とも保持すべきものと考えているのです。もちろん、伝統的なものをすべてそのまま保持せよとは言っていません。
 変革が必要なのは、例えば「村の人たちの偏見・迷信・視野の狭さ(176)」などが挙げられています。しかし、これらは決して古代から続くインド文明の本質ではないないと彼は言うのです。
 では、一体何がインドの村の文明の本質・精髄なのでしょうか?
 ・・・という所で、第4章(都市と村)はおしまいです。
 次は・・・
11月臨時学問会の報告(11)ベーシックインカムと戦後日本 [2021年11月26日(Fri)]
 11月臨時学問会の報告の続きです。

●ベーシックインカムについて考える。
●20世紀後半の日本は、かなりベーシックインカムに近かったのでは?
●国民皆年金、終身雇用、完全雇用・・・。
●無年金者の問題など、いろいろ問題はあったけど。
●構造改革とは、何だったのか?

 それから・・・

                (つづく)
村の文明をすべて都市の文明に置き換えることは不可能。 [2021年11月25日(Thu)]
(199)
 インドの村の文明をすべて捨て去って、それを都市の文明に置き換えるということは到底不可能だと私は思います。
 もしそれが可能になるのだとすれば、その前にまず、何か非常に思い切った手段を講じてインドの人口を現在の3億人から300万人に、あるいは少なくとも3000万人にまで減らす必要があるでしょう。
 ・・・



 「村の文明の時代は、もう終わってしまうのか?(187)」とやや弱気なことを言っていた時もあったガンディーですが、ここでは自説に対する確信を取り戻し、「インドの村の文明をすべて都市の文明に置き換えることは不可能だ」と断言しています。
 しかし、「人口が多いから都市文明は不可能だというのはどうしてか? 都市の方が、たくさんの人口を抱えることができるのではないか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。しかし、都市に住む巨大な人口の食料は、一体どこで生産されるのでしょうか? まったく、農村なくしては都市の生活は成り立たないのです。
 そして、ガンディーはこれに続けて・・・
しもかわ読書会11月例会の報告(3)木村さんが起こした奇跡とは・・・? [2021年11月25日(Thu)]
 「しもかわ読書会」11月例会の報告の続きです。
 
●NHKの番組で紹介されて有名になった木村秋則さん。
●品種改良が進んだリンゴは、無農薬栽培は絶対に不可能と言われていた。
●しかも、木村さんが作ったリンゴは奇跡の味がする。
●噛むとパリンと音がしそうなほど、しっかりとした歯ごたえ。強烈な甘みと酸味。
●「樹の実」と呼ぶのにふさわしい、野生的な味。

 木村さんも出演している映画「いただきます2」の上映会は明日と明後日です。
 そして・・・
         (つづく)
11月臨時学問会の報告(10)変化への対応と教育 [2021年11月25日(Thu)]
 11月臨時学問会の報告の続きです。

●状況の大きな変化に対応するのは簡単ではない。
●日本が急速な近代化に成功できたのはなぜか?
●日本の近代化が成功だったかどうかは別としても、どうしてそれが可能だったのか?
●敗戦から急速に復興できたのはなぜか?
●やはり、教育の成果として国民の力が育まれていたからではないか?
●そして、今の日本が変化に対応できないのも・・・。

 それから・・・

                (つづく)

私たちは、田舎の文明の継承者になるべきだ。 [2021年11月24日(Wed)]
(198)
 私たちは、田舎の文明を受け継ぐべき人間です。
 私は思うのです。我が国の広大な国土、巨大な人口、現在置かれている状況、そして気候風土。これらすべてによって、インドは田舎の文明を選択せざるを得ないのです。それは、この国に与えられた運命なのです。
 もちろん、よく知られているように我が国の村の文明には欠点もあります。しかし、どうしても克服できないような欠点はその中に一つもないのです。
 ・・・

 

 これも、「村の文明(ここでは田舎の文明と言っています)」についてのガンディーの論説です。
 「ヨーロッパ文明は都市の文明だが、インドの文明は村の文明だ」というのは、(75)などでも述べられていた彼の持論です。
 もちろん、インドの伝統社会がそのまま何も変わらずに存続するのが望ましいという意味ではありません。是非とも矯正されるべき欠点もあることは彼も再三指摘しています。((182)など)
 そして、続けてガンディーは・・・
 
11月臨時学問会の報告(9)事業の協同化 [2021年11月24日(Wed)]
 11月7日の臨時学問会の報告の続きです。

●酪農の分野で進む協同化。
●分断も支配もない「協同」には、大きな可能性があるかもしれない。
●それぞれが自立性・独自性を保ちつつ・・・。
●お互いにとって利益になるような協力関係を結ぶ。
●追い詰められてから考えるよりも、その前に考えた方がいい。

 それから・・・

                (つづく)
しもかわ読書会11月例会の報告(2)木村秋則さん [2021年11月24日(Wed)]
 「しもかわ読書会」11月例会の報告の続きです。

●映画「いただきます2」にも出演している木村秋則さん。
●とても有名な、そして偉大な、しかも魅力的な人です。
●「奇跡のリンゴ」という映画も制作されている。
●青森のリンゴ農家、木村秋則さん。
●宇宙人に会ったことがあるのでも有名です。

 ・・・            (つづく)
社会のリストラ [2021年11月23日(Tue)]
(197)
 これはつまり、社会を再構築するということです。実に、偉大で気高い仕事です。
 都市に住む子どもたちが将来このような取り組みに貢献しようとするなら、彼らを教育するという使命を担う者は村が必要としているものと直接つながっていなければなりません。

                    (「ハリジャン」1937年10月9日)



 「都市と村の間に健全で道徳的な関係を作り出さなければならない(196)」という話の続きです。
 これはつまり、都市中心の現代の社会のあり方を根本的に改めるということです。そのことを、ガンディーは「社会の再構築(リストラクション)」と呼んでいます。「リストラ」とは、決して労働者をクビにするという意味ではないのです。
 もちろん、その実現のためには多くの人々の関わりが必要であり、しかも長い時間をかけて努力を積み重ねていかなければならないでしょう。だから、ガンディーは次世代に対する教育の重要性を強調するのです。