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お勉強 (05/11)
では、どのような社会を我々は目指せばよいのか? [2021年04月30日(Fri)]
 真の自治を実現するためには、「近代的な都市生活ではなく、昔から続いて来た農村の暮らしを保持すべきだ」とガンディーは言っていました。
 しかし、決して彼は、「古くから続いて来たことはすべて正しい」「一切の変革を断固拒否せよ」と言っているのではありません。
 「悪しき伝統、改められるべき慣習と言うべきものは確かにある。これらのことは、ぜひとも変えていかなければならない」という見解も、明確に示されていました。
 では、守るべきものを守り、改めるべきものを改め、取り入れるべきでないものを拒否し、取り入れるべきものを具現化したような、目標とすべき理想的な自治のあり方とは果たしてどのようなものなのでしょうか?
 そのような建設的なビジョンについて、ガンディーが語っている文献はないのでしょうか?
 ・・・
昔からの農村の暮らし。 [2021年04月29日(Thu)]
 「真の自治を実現するための実践の場」は、決して都市ではなく、農村です。それは、「大都会は人々を誘惑する罠である。人は、小さな村の暮らしで満足すべきだ」とガンディーが述べていたことから明らかです。
 そして、宗教、裁判、医療、教育などについては、インドで昔から行われていた伝統的なあり方をおおむね支持しているようです。
 しかし、本当に昔からの伝統を保持していけば、それで真の自治が実現すると言えるのでしょうか? しかし、それは決して望ましいとは言えないでしょうし、現実的とも言えないと思います。
 この点に関して、ガンディーは・・・
しもかわ読書会4月例会の報告(2)みなまた海のこえ。 [2021年04月29日(Thu)]
 「しもかわ読書会」4月例会の報告の続きです。
 今回取り上げた本の1冊目は、「みなまた 海のこえ」です。

●作者は、あの「苦海浄土」の石牟礼道子。
●絵を描いたのは、「原爆の図」の丸木俊・位里。
●丸木俊さんは、北海道生まれなんですね。
●石牟礼道子さんは、熊本県天草生まれ、水俣育ち。

 それから・・・            (つづく)
具体的・実践的なビジョンは・・・ [2021年04月28日(Wed)]
 しかし、「ヒンド=スワラージ」の中では、「イギリスの状態」や「インドの状態」というような記述はありましたが、「では、どうすればよいのか?」ということについてはあまり具体的に示唆されてはいなかったように思います。
 けれども、ガンディーが希求・追求していたのは、あくまでも「真の自治の実現」であり、「そのための実践」であったと思います。なので、前に挙げたような具体的・実践的な課題についての回答を彼が考えなかったはずがないのです。
 では、一体どのような形でそのビジョンは与えられるのかと言うと・・・

4月定例学問会の報告(4)サウナー。 [2021年04月28日(Wed)]
 18日の定例学問会の報告の続きです。
 
●地蔵サイクルさんが出会った人とは?
●サウナを愛する人。
●水風呂のないサウナなんて。
●サウナ愛好者のことを、「サウナー」と呼ぶらしい。
●醍醐味は羽衣。
●噂のサウナー現る。

 そして・・・
                (つづく)
非・西洋文明的な社会を、どうやってつくるのか? [2021年04月27日(Tue)]
 「西洋文明を拒否しなければ真の自治はない」とガンディーは断言します。
 ということは、インドの自治のために必要なことは、イギリスに対する政治闘争だけではなく、非西洋文明的な社会をインドにつくることでなければなりません。西洋文明のいろいろな制度や傾向を彼は批判していましたが、それならば、「政策決定はどのようになされるのか?」「文明の利器はどのような範囲・どのような条件で許容されるのか?」「社会秩序の維持や紛争解決はどうやって行うのか?」「西洋医学を用いない保健医療のあり方は?」「伝統的な価値観や考え方のうち、維持されるべきものと変革されるべきものは?」「人々の労働や経済はどのようなものが望ましいのか?」「あるべき教育とは何か?」「安全保障は?」などの課題に対して、具体的な回答が与えられなければならないはずです。
 しかし・・・
「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」について [2021年04月27日(Tue)]
 「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」なのですが、毎回参加してくれた中学生が高校生になったので(進学おめでとうございます)、しばらくお休みします。
 また、参加希望者がいれば再開します。曜日と時間も、その際に改めて決めることにします。
 どうぞよろしくお願いします。
ガンディーは、西洋文明のどういう所を批判したのか? [2021年04月26日(Mon)]
 「西洋文明は人間にとって悪しきものである。だから、必ずこれを拒否せよ」とガンディーは言います。
 それは一体、どういうことなのでしょうか?
 「ヒンド=スワラージ」の中では、「議会政治(形式だけの代議政治と内閣による支配)」「鉄道(スピードを追求することの弊害)」「弁護士(裁判闘争も一種の暴力である)」「医者(対症療法的で心身の本質的な健康に寄与しない西洋医学)」「宗教や道徳を否定する物質主義」「賃金労働、あるいは工場などにおける集団労働」「グローバリゼーション(経済的な支配従属、地域の自給経済の破壊)」「機械」「近代教育」「軍備と戦争」などが厳しく批判されていました。
 つまり、単に外国による植民地支配から解放されるだけではなく、このような西洋文明そのものからの解放を実現しなければ、決して真の自治を実現したとは言えないのです。
 そこで・・・
しもかわ読書会4月例会の報告(1)福島と水俣。 [2021年04月26日(Mon)]
 今日は、西町キャンパスで「しもかわ読書会」4月例会を行いました。
 今、話題になっていることと言えば、福島の処理水(汚染水)の海洋放出問題ですね。そして、「海に流す」と言えば・・・ということで、やっぱり水俣病の歴史について振り返ってみるべきだろうと考えて、今回は、あの石牟礼道子さんの本を読みました。
 石牟礼道子さんと言えば、「苦海浄土」があまりにも有名ですが、今回は絵本を読みました。下川町町民会館図書室にあった本で・・・

                             (つづく)
西洋文明を拒否せよ [2021年04月25日(Sun)]
 真の自治を実現させるために必要な行動は、「英語を積極的には使わない」「弁護士という職業を捨てる」「医者は、西洋医学を使わない」「すべての人が、手織り機を使って布を織るような自給的な手工業に従事する」「悪しき法には従わず、そのために投獄されることも覚悟する」というようなことでした。
 最後の項目は、「不当な権力に屈せず、受動的抵抗(真理の力)によって闘えと」いうことを示唆していると思われます。その他は、要するに、「西洋文明(機械文明)を拒否せよ」という趣旨の呼び掛けであると解釈できるのではないでしょうか。
 さて、「西洋文明を拒否せよ」。これは、「ヒンド⁼スワラージ」の最重要テーマであると言ってよいと思います。西洋文明を取り入れ、そこに巻き込まれてしまうならば、たとえ独立国としての国際的地位を認められたとしても、決して「真の自治」を実現したとは言えないのです。
 そう考えると、これは決して20世紀初頭のインド人に対する呼び掛けではなくて、現代の日本人に対するメッセージ、あるいは警告として受け止めることも可能なのではないでしょうか?
 ・・・
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