CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 2020年07月 | Main | 2020年09月»
最新コメント
最新記事
<< 2020年08月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新トラックバック
お勉強 (05/11)
第181回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(7)平将門の乱とのつながり [2020年08月28日(Fri)]
 19日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●鬼女の紅葉を退治したのは、平維茂(これもち)。
●平将門の乱で出て来た平国香の孫、貞盛の養子。
●源経基も、平将門の乱に登場する。
●維茂は、別所温泉の北向観音の力を借りて紅葉を退治した。
●能などの題材となり、広く知られるようになった紅葉伝説。

 そして・・・

                  (つづく)
8月定例学問会の報告(2)世の中はお金? [2020年08月28日(Fri)]
 23日の定例学問会の報告の続きです。
 
●世の中はお金、何よりも大切なのはお金。
●多くの子どもたちが、そう思っているらしい。
●そういうふうに大人が教えているというよりも・・・。
●大人たちの姿を見て、子どもがそう感じ取っているのではないか。

 そして・・・
                (つづく)
悪を憎み、人を愛する。 [2020年08月27日(Thu)]
(923)
 彼はすべての悪事を憎むべきことであると悟っている。
 そして、いかなる他者に対してもまるで自分自身と同じように大切な存在として接する。
 ・・・



 ハクスリー教授による教育論、一般教養課程を履修することによって期待される人間像についての記述の続きです。
 「他人を自分と同じように尊重する」。これは、聖書に書いてある「隣人を自分のように愛しなさい」という教えと同じことを言っているのだと思います。「ルカによる福音書」10章では、 この言葉の後に有名な「よきサマリア人」のたとえ話が語られています。
 このように、ハクスリー教授は一高等教育というよりもほとんど道徳教育について述べているような印象も受けます。しかし、決して彼は、「このようにすべし、このようにすべからず」という権威主義的な道徳教育によってこれを実現しようとしているのではありません。
 あくまでも、これは一般教養を学ぶことによって期待される成果なのです。幅広い学びを通じて培われた合理精神や知性によって、「情念は意志に服従し、良心に従属する(922)」という境地が達成されると彼は考えているようです。
 そして・・・
第98回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(1) [2020年08月26日(Wed)]
 今日は、第98回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」を開催しました。
 R君、今回のテーマは何ですか?
 「あの、最近何だか、ぼく、変なんです」
 それはきっと、思春期だからなんじゃないの?
 「時間が経つのが、早くなっている気がするんです」
 あれ、それは、年を取るとなることなんじゃないかなあ?
 ・・・

                       (つづく)
情念は意志に服従し、良心に従属する。 [2020年08月26日(Wed)]
(922)
 彼は強い意志の力によって自分の情念を律することができる。彼は鋭敏な良心を持ち、それに反するようなことは決して欲しない。
 ・・・
 


 ハクスリー教授による教育論、一般教養課程を履修することによって期待される人間像についての記述の続きです。
 (921)では「自然の真実に関する基礎的な知識」について語られましたが、やはり彼が重視するのは道徳心です。それも、外からの強制によってではなく、あくまでも自らの内なる良心によって自分の情念を統御するべきであるということを主張しています。この点では、ガンディーと同じ立場だと思います。
 人間というのは大きな矛盾を孕んだ存在です。同じ人物の中にも、様々な欲求・衝動・感情・願い・志向・意志があって、それらが一致・調和しないどころか、相互に矛盾したり対立したりすることもよくあるのです。
 そこで、何らかの心理的機能を発揮させることにより、それらの調整や統合や秩序付けが行われることになります。この時、意志によって情念が統御され、良心に従うような方向で彼の心が調和的に統合されることが望ましいとハクスリー教授は考えているようです。
 そして、さらに・・・
第181回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(6)悪い鬼? それとも・・・。 [2020年08月26日(Wed)]
 19日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●鬼女の紅葉は悪者とされるが・・・。
●鬼無里では、人々に施しをしたと伝えられる。
●都を懐かしんで、土地や寺院に京都にちなんだ名前を付けた。
●源経基による迫害、それを正当化するために「鬼」とされたのか?
●そもそも、鬼とは何だろうか?

 そして・・・
                  (つづく)
自然の真実に関する基礎的な知識。 [2020年08月25日(Tue)]
(921)
 その頭脳には、自然の真実に関する基礎的な知識が蓄えられている。
 ・・・



 ハクスリー教授による教育論、一般教養課程を履修することによって期待される人間像についての記述の続きです。
 「自分の肉体を完全に精神の支配下に置く(919)」などという主張から、「知的な能力を向上させるのは自己統御力を高めるためだ」というような、つまり「幅広い知識の習得や思考の訓練も、結局は道徳的な完成に近づくための手段である」という徳育重視の考えなのかなと思いましたが、上の記述を読むと自然科学について学ぶこと自体にも意義があるとハクスリー教授は考えているようです。
 ただし、それは技術の進歩や産業の発達に役立つからではありません。「自然の真実を知ること」そのものが純粋に追求されるべき価値であり、限りない探究活動の動機付けになるということだと思います。
 もともと、学問とは国家や産業界などの要請に応えるために生まれて来たものではありません。古代ギリシャのアリストテレスは、「知を愛する」ことこそが人間の本性であると考えたそうです。昔の学者は細分化された専門領域の研究者ではなく、みんな哲学者だったのです。ちなみに哲学と訳される言葉の語源はギリシャ語の「フィロソフィア」で、「知を愛する」という意味だということです。
 それから・・・
第181回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(5)源経基と紅葉。 [2020年08月25日(Tue)]
 19日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●紅葉は都は行って、そこで源経基に寵愛された。
●子どもも生まれたが、都から追い出された。
●そこでなぜか、彼女は鬼になった。
●妖術を使ったと言われ、美女軍団を従えていた。

 そして・・・

                             (つづく)
第97回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(5) [2020年08月25日(Tue)]
 19日の第97回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の最終回です。
 
●いずれにしても、修学旅行に行く意味は・・・。
●他人に決めてもらうことではないだろう。
●修学旅行に限らず、何をする時でも。
●その時間、その経験にどんな意味があるかは、その人次第。
●行くか行かないかも、主体的に決めよう。



 第96回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」は、明日、8月26日(水)の18時からです。
調和的で安定した知性の働き。 [2020年08月24日(Mon)]
(920)
 その知性はとても明晰で、決して感情によって乱されることがなく、そして論理的に、かつ秩序正しく物事を動かしていく力である。また、どの部分も均等な強さを有していて偏りがない。
 ・・・


 
 ハクスリー教授による教育論、一般教養課程を履修することによって期待される人間像についての記述(918) の続きです。
 現代の大学では専門教育が重視され、このような一般教養課程はあまり大事にされていないようです。しかし、ハクスリー教授の意見を聞くと、一般教養とは決して各専門領域を広く浅く学ぶということではなくて、それに期待されているのは人間として生きていく上で活用すべき全般的な知的能力を身に付けることであると分かります。
 つまり、大学教育の目的は専門家や研究者を育成することではなくて、「知・情・意」のバランスの取れたトータルな人間力を培うことであるということではないでしょうか? 学識を身に付けることが最終目標ではなく、学んだことを生かして「人間として、より良く生きる」ことを目指すためなのだと思います。
 それから、さらに・・・