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私たちが求めるべきは、教育を受ける機会なのではない。 [2020年08月31日(Mon)]
(927)
 ですから、あなたのおっしゃる教育というものが初等教育と高等教育のいずれを指すかにかかわらず、それは私たちの求めるべき最も重要なものではないということが分かります。



 「教育の必要性について、あなたはどう考えるのか?」という若い読者の質問(900)に対するガンディーの答えは、このように否定的なものでした。
 初等教育については、「文字の読み書きを習得することによって、素朴な農民がより幸福になれるわけではない(913)」と言っていましたし、高等教育については、「科学を学んでも、自分の感覚を統御できる力にはならない(926)というのが彼の結論でした。
 つまり、多くのインド人が教育を受ける機会に恵まれないことを嘆き、今後インドで義務教育が普及していくことに期待をかけている若者とは、まったく正反対の見解をガンディーは述べるのです。
 そして・・・
8月定例学問会の報告(3)便利快適でなければ、生きられない? [2020年08月31日(Mon)]
 23日の定例学問会の報告の続きです。
 
●苦労はしたくない。
●若い時の苦労は買ってでもせよ、というのは昔の話。
●まるで別の民族になってしまったような日本人。
●古い日本人の絶滅は時間の問題?

 そして・・・
                (つづく)
第98回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(4) [2020年08月31日(Mon)]
 26日の第98回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の続きです。
 
●人に話をする時に大事なことは・・・。
●正しいことを言う、相手に伝わるように言う・・・もっと大事なことは?
●それは、話を聞いてもらうこと。
●話を聞きたくない人に、無理やり聞いてもらうことはできない。
●「この人の話を聞きたい、聞いてみよう」と思ってもらえなければ。

 そして・・・

          (つづく)
今週の予定 [2020年08月31日(Mon)]
 今週の予定です。
 

 【楽しく学ぶ歴史ゼミ】
 第181回楽しく学ぶ歴史ゼミ
 日時  9月2日(水)
     12時半〜14時
 場所  西町キャンパス
 内容  安和の変と藤原氏の他氏排斥


【小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ】
 第99回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」
 日時  9月2日(水)
     18時〜18時45分
 場所  下川町公民館2階会議室
 内容  参加者の希望に応じて
  

 すべて、誰でも参加できます。どうぞよろしくお願いします。
知性や理性を高めれば、自分の感覚を統御する力も強まるのか? [2020年08月30日(Sun)]
(926)
 もしも、これが本当の教育であるとするならば、私は断固として言わなければなりません。
 既に述べたように私はいろいろな科学を学びましたが、それによって私が自分の感覚を統御できるようになっているという事実はありません。



 ハクスリー教授の教育論(特に、一般教養課程を学ぶことによって期待される教育的成果について)を紹介した後、ガンディーはこう言います。つまり、彼はハクスリー教授の主張とはまったく違った意見を表明するのです。
 人間の目指すべき目標が「自分の感覚を統御できるようになることである」という点(919)については、ガンディーも異論はないと思われます。しかし、それが果たして高等教育によって実現されるかという点については、はっきりと否定的な見解を示すのです。
 しかも、それは彼自身が実際に高等教育を受けた経験を踏まえたものです。(917)で言及されているように、彼はイギリスで高等教育を受けています。恐らく、当時の世界最高レベルと言っても良いと思います。しかし、それでも、高等教育は自分にとって決して望ましい成果をもたらしはしなかったと彼は言うのです。
 そして・・・
第98回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(3) [2020年08月30日(Sun)]
 26日の第98回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の続きです。
 
●結論だけが先にあって、過程がないと・・・。
●考えは深まらない。
●他人に話しても、内容が発展しない。
●話している本人が混乱していたら・・・。
●聞いている人には、伝わらない。

 それから・・・

          (つづく)
自然との調和的な関係。 [2020年08月29日(Sat)]
(925)
 彼は自然から最大のものを引き出すことができるだろうし、自然もまた彼の可能性が最大限に発揮されるように手助けするだろう」
 
 

 一般教養課程を履修することによって期待される人間像についてのハクスリー教授の記述は、このように締めくくられます。
 結局、彼にとっての教育の目的と意義は、知識を増やすことでもなく、社会的成功の手段でもありません。何よりも、それは「人間としてより良く生きる」ために役立てられるべきのもなのです。
 また、彼自身の専門は自然科学なのですが、学問の目的は決して「自然を征服すること」でも「自然を制御し支配すること」でも「自然を管理し利用すること」でもない所が興味深いですね。
 さて、このようにハクスリー教授の教育論を長々と引用してきたのですが、ガンディーの意見は一体どうなのでしょうか? 教育に関しては、否定的な発言をしていました(917)が・・・
しもかわ読書会8月例会の報告(1)不死身の特攻兵 [2020年08月29日(Sat)]
 昨日は、西町キャンパスで「しもかわ読書会」8月例会を行いました。
 今回読んだ本は、「不死身の特攻兵」(鴻上尚史 著)です。
 下川町町民会館図書室にあります。
 敵艦に体当たりする特攻で、死なないとは一体・・・

                             (つづく)
高等教育を受けていると言えるような人は・・・。 [2020年08月28日(Fri)]
(924)
 一般教養課程の教育を受けたと言えるのは、そのような人物だけだと私は思う。
 なぜなら、彼は自然との調和のうちに生きているからである。



 ハクスリー教授による教育論の続きです。一般教養課程を履修することによって期待される人間像についての記述は、ようやくこれで一区切り付いたようです。
 要するに、一般教養課程の教育を受けることによって期待される成果は、主として「調和的な知的能力。特に、身体的な欲求や情念をコントロールし、外界との調和を保つことができる能力」だと彼は考えているようです。
 つまり、一般教養課程の目的は、単に知識を増やすことではなく、専門教育の準備段階として予備的な学習をすることでもなく、ましてや社会に出るまでの猶予期間として趣味や遊興に耽るための期間でもないのです。
 さらに、ハクスリー教授は・・・
第98回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(2) [2020年08月28日(Fri)]
 一昨日の第98回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の続きです。
 
●時間が経つのが早いと感じるのは、どんな時か?
●楽しいことを、夢中でしている時。
●でも、それだけじゃない。
●学校の授業も、最近終わるのが早いと感じる。
●別に楽しいわけじゃないけど。

 そして・・・

          (つづく)
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