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受動的抵抗は、遵法精神と矛盾するものではない。 [2020年04月30日(Thu)]
(807)
 私たちは遵法精神のある国民です。しかし、それが本当に意味する内容は、私たちが受動的抵抗の実践者だということなのです。
 ある法律が自分たちの意に沿わないからと言って、我々はその法律を制定した人たちの頭をかち割ったりはしません。その代わりに、苦しみは自分が受けるのです。それでもなお、その法に服従することは拒むのです。



 「法に違反するような抵抗をするのは、遵法精神に反するのでは?(804)という若者の疑問に対するガンディーの回答の続きです。
 この議論の鍵は、「遵法精神」という言葉の意味をどう解釈するかです。遵法とは、法に従うことです。つまり、法を尊重し、法に則って行動する。いかなる場合においても法を遵守(順守)し、法に違反するようなことは行わない。そういうことです。
 さて、ここで問題になるのは、「法とは何か?」です。ガンディーにとって、法とは真理・道徳・倫理などと同じ意味です。人間社会の法、つまり国家や為政者によって定められた法は、真理の法と一致した時にのみ有効なのです。
 もちろん、これとは別の考え方もあります。それに対するガンディーの見解は・・・
 
4月4日臨時学問会の報告(5) [2020年04月30日(Thu)]
 4月4日の臨時学問会の報告の続きです。

●自然の多様性と調和。
●働きアリの2割はさぼっている。
●無駄は、無駄ではない。
●効率の追求は状況の変化に弱い。

 それから・・・
                           (つづく)
第81回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(2) [2020年04月30日(Thu)]
 27日の第81回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の続きです。
 
●伝える技術の問題なのか、それとも・・・
●そもそも自分自身がよく分かっていないのか?
●分かっているつもりでも、実は分かっていないことも多い。
●他人に説明しようとする前に・・・。
●自分自身に納得させられることができるか?

 そして・・・

          (つづく)
私の思想が過激かどうかは問題ではない。 [2020年04月29日(Wed)]
(806)
<編集長>
 私が過激派より過激かどうか、そんなことはあなたにとっても私にとっても少しも重要な問題ではありません。
 私たちが知りたいのは、「何が正しいのか、何を行動の指針にすべきなのか」ということだけのはずです。



 受動的抵抗についてのガンディーの見解を聞いて、若い読者はすっかり圧倒されて周章狼狽してしまいました。それでつい、「あなたの考えは、過激派の人たちよりさらに過激なのではありませんか?」という発言にもなってしまったのでしょう(805)
 これに対してガンディーは、まずは極めてもっともな正論を語ります。それは、「どちらがより過激かという議論にはまったく意味がない」ということです。そうなのです。ここで大事なのは、レッテル張りではありません。問題になっているのは、「インド民族の解放、インドの自治を実現するために、それを頑として認めようとしないイギリス帝国に抵抗するために、自分たちは果たしてどのような行動を取っていくべきなのか」ということなのです。
 それからガンディーは、法律への服従を拒否するこの運動方針が決して遵法精神と矛盾するものではないことを説き明かそうとします。
 すなわち・・・
4月定例学問会の報告(6)社会主義的な統制をしているのに、所得補償はしない国家。 [2020年04月29日(Wed)]
 12日の定例学問会の報告の続きです。
 
●国家は当てにならない。
●市場経済も、致命的な大打撃を受けた。
●非常事態で、国家は自由主義経済を否定しなければならない状況に追い込まれた。
●それなのに、所得分配に関しては自由主義のまま?

 そして・・・
                (つづく)
あなたの考えは、過激派の人たちよりさらに過激だ。 [2020年04月28日(Tue)]
(805)
 あなたの考えは、過激派の人たちよりさらに過激なのではありませんか?
 彼らだって、ただ悪い法律を作るような為政者は力ずくでも排除しなければならないと主張しているだけです。国によって定められた法律に従わなくてもよいなどとは言っていませんよ。
 
 

 受動的抵抗についてのガンディーの意見、すなわち「自らの良心に反する法に対する服従を強いられても、それは拒否せよ。たとえ法律違反のための罰を受けるとしても、その苦しみは甘んじて受けよ」という考えを聞いた若者の反応(804)の続きです。
 この若者にとって、積極的な法律違反を勧めるこの抵抗運動のやり方はまったく予想を越えていたようです。彼はすっかり意表を衝かれ、取り乱しているようにも見えます。「あなたの考えは、過激派の人たちよりさらに過激じゃないですか」という言葉にもその動揺は表れていると思います。
 しかし、そういう彼自身も実は相当過激な思想の持ち主なのです。(661)では、恐ろしいテロ計画さえ口にしていたほどです。
 ガンディーの提起した抵抗運動の方法論は、そのような彼でさえもびっくりしてしまうような過激な、(あるいは、根本的な思考の大転換を迫るような)考えだったのでしょうね。
 このような率直な反応に対して、ガンディーは・・・
第81回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(1) [2020年04月28日(Tue)]
 昨日は、第81回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」を開催しました。
 (休校期間中は、いつもの水曜日から月曜日に変更しています)
 R君、今回のテーマは何ですか?
 「今日のテーマは・・・どうしたら自分の考えを人に伝えられるのか?」
 人に伝えることの難しさを、実感しているのですね。
 「そうなんです。他人に分かってもらうのって、難しいですよね」
 ・・・

                       (つづく)
第175回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(3)渤海使。 [2020年04月28日(Tue)]
 15日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●渤海と日本は盛んに交流した。
●渤海から日本海沿岸の各地に来た渤海使。
●遣唐使より回数が多かった。
●渤海の都から、和同開珎が。

 そして・・・

                 (つづく)
4月定例学問会の報告(5)あの日々は、もう帰っては来ないのか? [2020年04月27日(Mon)]
 12日の定例学問会の報告の続きです。
 
●緊急事態は本当に5月6日までなのか?
●一体、いつまで続くのか?
●今回の感染拡大が終息したとしても、果たして元に戻るのだろうか?
●元に戻ってしまって、いいのだろうか?

 そして・・・
                (つづく)
法に違反するような抵抗をすれば、国に対する反逆者になってしまうのでは? [2020年04月27日(Mon)]
(804)
<読者>
 それでは、あなたは法をないがしろにしてよいと思われるのですか。それじゃあ、まったくの反逆者になってしまうではありませんか。
 ぼくたちインド人は、今までずっと遵法精神のある国民として知られていたのですよ。



 受動的抵抗についてのガンディーの話を聞いた若い読者の反応です。ガンディーの意見は、簡単に言えば、「もしも自分の良心に反する法律への服従を強いられたら、その法律に従うことを拒否し、そのために課される罰も甘んじて受ける。これが受動的抵抗(魂の力による抵抗)だ」というものでした。(798)
 これに対して、若い読者は大変強い衝撃を受けたようです。恐らく、彼自身も言っているように、インド人は本当に遵法精神に富んだ国民なのでしょうね。だから、法というのは必ず守らなければならないと彼は信じているのです。法に違反するということは、道徳への反逆であり、社会秩序の破壊であり、とにかく途方もない罪悪である。そう彼は考えたのだと思います。
 さらに、若い読者は続けて・・・
 
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