政府のお金は国民のために使われる。 [2025年06月02日(Mon)]
(1476)
政府のお金は、最も貧しい村人たちの利益のために使われるでしょう。それは、関係する人々に最大の見返りが与えられるようにすることを可能にするためです。 だから、それは恐らく最も効果的な投資になるでしょう。そこでは専門家による助力が自発的に行われるでしょうし、総体的な費用は最小になるはずです。 ・・・. 「もしも私が政府の閣僚だったら?」という問いに対するガンディーの答えの続きです。 彼が構想している事業計画とは、「カディーその他の生活必需品を自らの手で生産するよう政府が村人たちに勧める」というものです。 その事業は政府の名において実施されるものですが、実質的には人民が主体となって行われるものです。(1475) そもそも、民主国家における政治は国民のために行われるものであり、政府のお金は国民の利益のために使われるのが当然なのです。日本国憲法の前文にも、「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」と書いてありますね。 そして・・・ |