インド教育会。 [2025年05月29日(Thu)]
(1471)
このように、その事業計画は包括的なものでなければなりません。 ですから、私は初めて会う人に「インド教育会に行きなさい。そして、そこに示されているものを見て来なさい」と教えるのです。 ・・・ 「もしも私が政府の閣僚だったら?という問いに対するガンディーの答えの続きです。 「村人たちは自らの手でカディーその他の生活必需品を作るようにすべきだ。それは、彼らが自由になるためである」と彼は言っていました。(1470) しかし、この話は元々、「衣食の欠乏に苦しんでいる国民を救うために政府が果たすべき役割は何か?」という問題提起から始まっていたのでした。(1454)けれども、「いかに供給するか」だけに目を奪われるのではなく、「いかに生産するか」に彼は目を向けます。さらに、人々の生産活動を単に手段として見るのではなく、「どのような生産様式が人々の解放につながるか」という視点でも彼はこの問題を考えるのです。 そして、それは必然的に教育にもつながります。だから、上のようなことが述べられているのだと思います。 「インド教育会」というのは、(1462)にも出て来ました。恐らく彼が提唱する「ナイ・タリム(新しい教育)」を実践する団体なのではないかと思われますが、具体的なことは分かりません。 そして・・・ |