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技術指導と在庫品の買い取り。 [2025年05月17日(Sat)]
(1459)
 政府は、必要としている村があればどこにでも技術指導者を派遣します。また、もしもある村がその需要を村人たちの手仕事によってすべて賄うことができたならば、余剰となった在庫のカッダルは政府が買い取ります。
 こうすれば、別に大騒ぎなどしなくても国の布不足は解消されます。しかも、経費もほとんど掛かりません。
 ・・・



 衣服の材料となる布の自給を促す政府の役割についてのガンディーの話の続きです。
 「ある期日をもって村に対する布の供給は停止されるので、その時までに村で必要なカッダルは皆さんが自らの手で作るようにしてください」と政府は村人たちに伝えるそうですが、「政府は何もしないので、自助努力だけで何とかしなさい」と突き放すわけではありません。政府は、村人たちが自らの手でカッダルを作ることができるように必要な支援を行うのです。
 まず、材料となる綿花を供給したり、あるいは綿花を栽培できるように綿花の種を供給したり、布づくりに必要な道具を供給したりするという役割が(1458)では示されいました。
 それに続いて、ここでは「技術指導者の派遣」と「余剰となった在庫品の買い取り」も政府の役割とされています。恐らく、買い取ったカッダルは不足している地域に供給されるのでしょうね。
 それから・・・
第252回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(7)長く続いた南北朝時代。 [2025年05月17日(Sat)]
 4月14日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
 
●足利直義の突然の死は、当然のことながら・・・。
●兄である尊氏が殺したのではないかという噂になった。
●「太平記」には、尊氏が弟を毒殺したと書いてある。
●真相は、今となってはもう分からない。
●とにかく、この兄弟げんかもあって、南北朝の争いは長く続いた。

 そして・・・

                  (つづく)
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