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政府は、村が自立するための支援を行う。 [2025年05月16日(Fri)]
(1458)
 その日以降、政府は村に対して綿花の種、あるいは必要であれば綿花を、いずれも原価で供給します。また、カッダルを手作りするために必要な道具も原価で提供します。
 それは、村人たちが容易に支払うことができ、その投資を例えば5年あるいはそれより少し長いくらいで取り戻すことができるようにです。
 ・・・
       
              

 衣服の材料となる布の自給を促す政府の役割についてのガンディーの話の続きです。
 「ある期日をもって村に対する布の供給は停止されるので、その時までに村で必要なカッダルは皆さんが自らの手で作るようにしてください」と政府は村人たちに伝えるそうですが(1457)、決して「政府は何もしないので、自助努力だけで何とかしなさい」と突き放すわけではないのです。
 政府は、村人たちが自らの手でカッダルを作ることができるように必要な支援を行います。それは、材料となる綿花を供給したり、あるいは綿花を栽培できるように綿花の種を供給したり、布づくりに必要な道具を供給したりすることです。いずれも、村人たちの経済的負担を軽減するために原価で提供されるそうです。それは、確かに民間企業ではなく政府だからこそできることですね。
 そして・・・
       
4月定例学問会の報告(6)植物と月の満ち欠け [2025年05月16日(Fri)]
 4月定例学問会の報告の続きです。

●苗の移植は、新月の時が良いそうです。
●新月というのは、月が太陽と同じ側にある時。
●旧暦だと、毎月1日が新月。
●新月の時は、樹液が下の方に集まりやすくなるそうです。
●種まきをするなら、満月が良いそうです。
●月と農業の関係は面白いですね。


 「下川わわわ大学」の5月定例学問会は、明後日、5月18日(日)です。

 
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