（１４５０）
　村人たちの子どもを教育できるように、私は十分な知識を習得しようと思います。しかし、そうしたいと思っていても時間がなくてできないかもしれません。
　村人たちは私の所へ来て、こう言うでしょう。
　「我々の子どもを教育してください」
　私はこう答えるつもりです。
　「私はあなたがたの要望に応えるために教師を見つけて紹介することができます。しかし、その費用はあなたがたが負担してください」
　彼らはきっと、喜んでそうするでしょう。
　・・・



　「全般的な村への奉仕」についてのガンディーの話の続きです。
　油搾りの仕事に言及した（１４４９）の後、村人の子どもたちの教育について彼は語ります。
　しかし、彼自身は時間の余裕がないので教育の仕事には携われないそうです。その代わりに、教師になれる人を探して村人たちに紹介することはできると彼は言っています。ただし、教師への謝礼は支払わなければならないそうです。
　つまり、教師の仕事は有償であっても良いということですが、（３６７）に書いてあったことから考えると、そんなに高い報酬ではないはずだと思います。
　そして・・・
　

　４月１４日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●足利直義は、高師直の罷免を要求。
●これに対し、高師直がクーデターを起こす。
●逃げ込んだ尊氏の屋敷も師直軍に包囲され、直義は出家して引退する。
●なんと、直義はその後、敵対していた南朝に投降する。
●そして、南朝と手を組んで尊氏と戦う。
●要するに、南北朝の争いに北朝・幕府側の内輪もめが加わって複雑化・長期化した。

　そして　・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）