常備薬として必要なのは・・・。 [2025年01月21日(Tue)]
(1342)
薬として人が備えておくべきものは、キニーネ、ひまし油、ヨード、あるいはそれに類するもの。これがすべてです。 村の活動者がなすべき仕事は、個人レベルにおいても村全体のレベルにおいても清潔が大切であることを村人たちが理解し、万難を排してその維持に努めることができるように彼らを支援することです。 あなたがたは、自分が本来やるべき仕事にもっと集中すべきなのです。 ・・・ 村の活動についてのガンディーの話の続きです。 ある活動者が立派な建物の中で薬局を開業していたのを見て、彼はこれを厳しく批判したそうです。 ガンディーの考えによれば、薬による治療よりも、清潔・衛生と食事に気を付けることによって病気を予防することの方がずっと重要なのです。(1341) ただし、薬の必要性を全否定しているわけではありません。ここでは、キニーネ、ひまし油、ヨードの3つが常備薬として備えておくべきものとされています。 同様の趣旨のことは、(1249)でも述べられていました。そこでは、「ひまし油、キニーネ、熱湯」の3つでしたが。 とにかく、薬に頼るよりも予防に力を入れなさいとガンディーは強く主張しているのです。 それから、さらに続けて・・・ |