生活の中心にある糸車。 [2025年01月12日(Sun)]
村の活動
(1333) 村の活動者の生活は、糸車を中心としたものになるでしょう。 糸紡ぎは農業と共にあり、それを補完する産業です。カディーを着ることの背後には、このような思想があるのです。 しかしながら、我々が自分の村から怠惰を追放し、村じゅうの家庭がまるで忙しく飛び回るミツバチの巣箱のようにならない限り、糸車が我々の生活の中のあるべき場所にきちんと据えられたと言うことはできません。 ・・・ ここからは、村の活動についてのガンディーの文章です。 「糸車を中心とした生活」とは果たして何でしょう? それは、毎日糸車(チャルカ)を回して糸を紡ぎ、その糸で作られた服(カディー)を着る生活です。カディーについて詳しくは、「第19章 カディと糸紡ぎ」を参照してください。 しかし、単に活動者が毎日糸車を回せば良いわけではありません。村人みんなが勤勉に働き、自分たちの暮らしに必要なものを自分たちで生産するようにしなければならないとガンディーは考えているのです。 それから・・・ |