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贅沢な暮らしをしているのが人間として優れているということなのか? [2025年01月01日(Wed)]
(1322)
 我々は、今日一般の人々が抱いているような考え方の基準を変えなければなりません。我々はあなたがたに地上の職業を約束するのではありません。実際、その種の望みは棄ててほしいのです。
 月々の食費は6ルピー以内に抑えてください。インド文官職の食費は月に60ルピーにもなるかもしれません。しかし、だからと言って身体的・知的・道徳的に彼らがあなたがたよりも優れた存在であるというわけではないし、優れた存在になれるわけでもありません。むしろ、そのような贅沢な暮らしをしているためにこれらすべての点において劣っているとさえ言えるかもしれません。
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 村の活動者を志す人々に対するガンディーのメッセージの続きです。
 「この仕事を地上的な意味における職業と思ってはいけない」と彼は言っています。つまり、それは賃金を稼ぐための手段ではなく、賃金を多く得られるのが良い仕事というわけでもないのです。では、地上的な意味でない職業とは何かと言うと、それは多分、「地上ではなく天に富を積む(マタイによる福音書6章、ただし、ガンディーはキリスト教徒ではなくヒンドゥー教徒です)という意味での天職、天から与えられた聖なる使命ということなのではないかと思います。
 さて、少ない賃金で働けということは、少ない生活費で暮らせということです。ここでは、月々の食費を6ルピー以内に抑えよと言っています。ということは、(1321)で示されていた10ルピーという金額は月給だったのでしょうね。
 インド文官職(Indian Civil Service (ICS))とは、独立前のインドにおけるエリート官僚のことです。そのエリートの10分の1の食費で我慢せよということでしょうか?
 いえいえ、決してそうではないのです。
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明けましておめでとうございます。(下川わわわ大学より) [2025年01月01日(Wed)]
 明けましておめでとうございます。
 2025年も、「下川わわわ大学」の活動に社会的意義があると思われる限り、できる限りの努力を続けていこう・・・と、学長は新年の決意をしています。
 多分、ブログを読んでくれている人は毎日200〜300人くらいはいるようなので、いくらかは意義があるのかなあと思っていますが・・・

  
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