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どんな人の命も尊ばれなければならない。 [2024年12月10日(Tue)]
(1300)
 この世界のどんな所にも神が存在しているということを知れば、敵と呼ばれるような相手でも、あるいは強盗集団であっても、その人の命は尊ばれなければならないということが分かるでしょう。
 この組織が行う介入とは、人間が激しい怒りのために心の中の野獣が彼を支配してしまっている時に、その怒りを鎮めていく過程なのです。
 ・・・
  

 
 ガンディーが構想する「平和隊」の隊員に求められる資格の第1項目(1299)の続きです。
 「平和隊」の隊員は非暴力についての信念を持っていなければならず、その信念には神への信仰が不可欠だと彼は述べていました。
 平和隊の任務はもちろん暴力を止めることなのですが、それは決して暴力によって暴力を制止することではありません。あくまでも、説得によって暴力をやめさせるのです。
 しかし、その場合は相手に対する深い愛がなければならないでしょうね。決して、暴力などの好ましくない行為をしてもそれを是認せよと言っているのではありません。暴力を振るわせているのは彼の本来の人格ではない。どんな悪人にも善良な心が宿っている。どんな残忍で乱暴な人の中にも優しい心が秘められている。そのように信じて、彼に自分自身を見失わせている激しい怒りを鎮めようと誠心誠意努めるのです。
 それから、第2項目は・・・
   
      
11月定例学問会の報告(6)天賦人権 [2024年12月10日(Tue)]
 11月定例学問会の報告の続きです。

●日本に人権の考えが入って来たのは明治時代。
●キリスト教徒でない日本人は、どのように人権を理解したのか?
●当時使われた言葉は、「天賦人権」。
●つまり、「天」がすべての人間に人権を与えている。
●東洋の「天」の概念は、一神教の神に近かったのか。
●とにかく、国家を超越したものから与えられた権利。
●国家が与えるのではない。国家が制限することもできない。

 それから・・・

                (つづく)
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