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ヤギの乳は、私に新しい生命を与えた。 [2024年11月05日(Tue)]
(1265)
 そうは言っても、すぐにヤギの乳が運ばれて来て、私はそれを飲みました。
 それは、まるで私に新しい生命を与えたようでした。私は急速に体力を得て、すぐにベッドから起き上がれるようになりました。
 このほかにも似たような経験がいくつかあったので、厳格な菜食主義の食事にミルクを加える必要があるということを私は認めざるを得ないのです。
 ・・・



 食べ物についてのガンディーの話の続きです。
 重い赤痢に罹ってしまった彼は、友人と妻の説得によりヤギの乳を飲むことになりました。それでも、ミルク断ちの誓いを立てていた彼の心は激しい葛藤に苦しめられていたのです。(1264)
 ところが、彼が思い悩んでいるうちにヤギの乳は運ばれて来てしまいました。そういうわけで、ガンディーはとうとうそれを飲むことになったのです。
 すると、彼の体力は急速に回復して、長い病床生活から彼は解放されたのだそうです。このような経験があったので(ほかにも似たような経験があったそうです)、彼は菜食主義の食事にもミルクを加える必要があるということを認めざるを得なかったのです。
 しかし・・・
10月定例学問会の報告(5)演説と儒教 [2024年11月05日(Tue)]
 10月定例学問会の報告の続きです。
 
●政治家は、演説がうまくなければいけないのか?
●欧米では、雄弁は政治家にとって不可欠の能力。
●古代ギリシャやローマの時代からそうだった。
●しかし、儒教では決してそうではない。
●「巧言(こうげん)令色(れいしょく)鮮(すくな)し仁(じん)」。
●言葉が巧みで見た目が好ましい人間はロクな奴ではない。
●でも、明治・大正・昭和前期には日本でも名演説と言われるものはあった。
●しかし、今は・・・。

 そして・・・

                (つづく)
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