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医療活動は、最も重要度の低いものとして。 [2024年10月28日(Mon)]
(1257)
 しかし、このような社会奉仕はごく稀にしか行われていません。報告書の中で医療について言及されていることの大部分は、恐らく医療と同様に努力も知識もほとんどいらない他の活動への寄付を求める自己宣伝でしかありません。
 ですから、都市部であろうが農村部であろうが、社会的分野で活動しているすべての人に私はこう助言したいと思います。「医療活動は、奉仕活動の中でも最も重要度の低いものとして行いなさい」「このような医療については一切語るべきではありません」と。
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 もう1つの医療のやり方についてのガンディーの話(1256)の続きです。
 これこそが「本当に人々の利益になる医療」であり「分別のある医療」であると彼は言っています。しかし、そのような医療はごく稀にしか行われていないそうです。
 彼が推奨しているのは「健康や衛生に関する村人への教育」であり、彼が批判しているのは「慈善家や金持ちから寄付を募り、村人たちに薬を与えるだけの医療」です。
 それは、決して単なる空想論ではありませんでした。彼の考えに基づく医療活動を具体的に行っている人たちが、実際にいたのです。
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しもかわ読書会10月例会の報告(1)檻の中のライオン。 [2024年10月28日(Mon)]
 昨日は、下川町公民館で「しもかわ読書会」10月例会を行いました。
 来月9日に「檻の中のライオン」という講演会があるので、今回はその予習に、同名の本を読みました。
 著者は、弁護士の楾大樹(はんどう・たいき)という人です。ライオンの話ではなく、憲法の話です。
 下川町民会館図書室にあります。
 
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                             (つづく)

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