熱湯こそが、最も強力な医療薬である。 [2024年10月22日(Tue)]
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沸騰させた熱湯は最も強力な医療薬です。それを飲めば、腸の働きが活性化するかもしれません。また、発汗が促されるので熱も下がります。 それは最も安全で、かつ安価な消毒剤です。 なお、沸騰させた湯を飲む時は、必ず肌に触れても熱くない程度にまで冷ましてから飲まなければなりません。 また、単に水を温めるだけでは沸騰させたとは言えません。水の内部から泡が出て水蒸気が発生しているのが沸騰している状態なのです。 ・・・ 村における医療活動についてのガンディーの話の続きです。 沸騰させた熱湯は最も効果的な医療薬であると彼は言っています。「村に常備しておくべき薬があるとすれば、それは、ひまし油、キニーネ、熱湯の3つである」と述べられていたほどです。(1249)しかも、キニーネに関してはあまり積極的には使わないそうです。 熱湯は、腸を活性化させる働き、発刊を促し熱を下げる働き、そして消毒剤としての働きがあるとここでは述べられています。 沸騰とは、液体が内部から気化する現象です。内部で気体が発生するから、泡が出るのです。水の場合は、沸騰が起こる温度は摂氏100度(1気圧の場合)です。だから、お湯が沸騰するということはその温度が100度に達しているということです。沸騰が続いている間、温度は100度に保たれます。 それから、さらに村の活動者に対するガンディーの助言は続きます。 ・・・ |