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栄養と衛生の状態さえ改善できれば・・・。 [2024年10月18日(Fri)]
(1247)
 大衆が十分な栄養を得られるような食事をしていないというのは周知の事実です。彼らは食べるべき物を食べていません。また、衛生についてはまったく無知と言ってもいいくらいです。村の衛生状態はこれ以上に悪くするのは不可能と言えるくらいに最悪です。
 そういうわけですから、もしもこれらの問題が是正され、非常に単純明快な衛生の法則を彼らが理解するようになりさえすれば、それ以上の努力をしなくても、またお金をかける必要もなく、彼らが苦しんでいる病気のほとんどは消え去ってしまうでしょう。
 ・・・
 
             

 これも、医療支援についてのガンディーの論説です。
 (1246)では、「薬よりも健康教育が重要である」という考えが示されていましたが、ここではさらに具体的に、食品(栄養)と衛生に関して村人たちが正しい知識を持てるようにするための啓発活動の必要性が説かれています。
 「健康と衛生の法則」については、この章の最初の方で詳しく述べられていましたね。(1182)
 「村へ還れ、村人たちと同じ生活をせよ」と繰り返し訴えるガンディーも、決して村の現状をすべて肯定していたわけではないのです。
 そういうわけで・・・
8・9月定例学問会の報告(11)介護と農業。 [2024年10月18日(Fri)]
 8・9月定例学問会の報告の続きです。

●人間が生きていくために不可欠な仕事。 
●介護などの福祉職。
●それから、食べ物を生産する農業。
●公共交通や、生活必需品やサービスを提供するお店。
●市場原理では、社会に必要な産業は守られない。
●本来は国が何とかすべきだが、現状では期待できない。
●地域でできることを、やろう。


 「下川わわわ大学」の10月定例学問会は、明後日、10月20日です。
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