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善意ではあるが、無知のため・・・ [2024年10月16日(Wed)]
(1245)
 援助とは、無料の薬や、アロパシー、アーユルヴェーダ、ユナニ医学、ホメオパシー、あるいはそのすべてを組み合わせた薬を村人たちに分配することです。
 これらの薬を売っている薬屋は、薬を求めてやって来る活動者に喜んでサービスをするでしょう。それらの薬は安価な物ですが、それをもらった活動者がより多くの買い手を連れて来るかもしれないと彼らは期待するのです。
 こうして、善意ではあるが無知の、あるいは熱心過ぎる活動者のために貧しい患者が被害に遭うのです。これらの薬の4分の3以上は、効果がないばかりでなく、気付かないようでも少しずつ患者の体に害を与えます。それらの薬で一時的に症状が和らげられることもありますが、その代わりになるような物は村の雑貨でも見つけることができるのです。
 ・・・

          
 
 医療支援についてのガンディーの話の続きです。
 アロパシーとは、医師を始めとした医療従事者が薬物・放射線・手術などを用いて症状や疾患を治療していく医療体系のことだそうです。要するに、西洋起源の普通の現代医学と考えれば良いと思います。
 アーユルヴェーダとは、インド古来の予防医学のことです。(1193)などでも出て来ました。
 ユナニ医学(Yunani)とは、アラビアの伝統医学です。ギリシャの医学が西アジアで発展し、さらにインドのイスラム教徒の間に伝えられたもののようです。(1193)
 ホメオパシー(Homeopathy)は、自己治癒過程に働きかけ、病気の人が全体のバランスを取り戻し回復していくことを目指す全人的医療です。現代では、アロパシーに対する代替医療と考えられてるようです。
 しかし、それらの薬の有効性についてガンディーは否定的な見解を示しています。そのような薬は薬屋から買わなくても村の雑貨市で十分手に入ると言うのです。
 だから・・・
 
  
8・9月定例学問会の報告(10)情報発信について。 [2024年10月16日(Wed)]
 8・9月定例学問会の報告の続きです。

●情報発信は大切、でも難しい。
●情報発信が直接収益をもたらすことはあまりない。
●でも、片手間にできる仕事ではない。
●継続性、ネットワーク、視野の広さ。
●限られた人手を、どう配分するか?
●何よりも、強い意志がなければ。

 そして・・・   
                (つづく)
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