（１２０４）
　ですから、ウルリカンチャンにおける私の自然療法の実践活動は、第一に、清潔で健康的な生活の仕方を村人たちに教えることです。そして第二に、五大元素を正しく用いることによって病人の治療を試みることです。もし必要であれば、その地方で育つ薬草を使ってもいいでしょう。
　また、言うまでもないことですが、健全でバランスの取れた食事は自然療法にとって欠かすことができません。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（「ハリジャン」1946年8月11日）


　
　自然療法についてのガンディーの話の続きです。
　彼の自然療法では、「顕微鏡、X線、その他それに類するものは使わない」「キニーネ、エメチン、ペニシリンのような薬も使わない」そうです。（１２００）
　しかし、衛生的な生活環境と生活習慣を大切にし、栄養のバランスの取れた食事をするように村人たちに教えるだけでなく、病気になってしまった人のための治療ももちろん行われるのです。
　それは、自然界を構成する五大元素（地・水・火・風・空）を使った治療法です。（１２０３）
　ウルリカンチャン（Uruli Kanchan）というのは、多分地名だと思いますが、どこかは分かりません。正確な読み方も分かりません。

　８月１４日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。
　
●フビライはマルコを非常に気に入っていたので、彼をイタリアに帰してくれなかった。
●しかし、コガチン姫がイルハン国に嫁入りすることになり・・・。
●水夫兼水先案内人としてマルコたちも付いて行くことになった。
●途中、海賊や嵐にも遭ったが、無事にコガチン姫を送り届け・・・。
●マルコたちはヴェネチアに帰った。

　しかし・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）