顕微鏡、X線、キニーネ、ペニシリンは使わない。 [2024年09月02日(Mon)]
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私は、村と村人たちのためになるようにという観点からのみ自然療法を考えています。 ですから、顕微鏡、X線、その他それに類するものの使用はまったく念頭に置いていません。 また、キニーネ、エメチン、ペニシリンのような薬も自然療法では使いません。 ・・・ 自然療法についてのガンディーの話の続きです。 「村人のための自然療法は、村の中で調達可能なものだけを使って提供されるべきだ」と彼は言っていました。だから、電気も氷も使わないのだそうです。(1199) さらに、顕微鏡を使った細菌検査やエックス線撮影も行わないそうです。村で作ることのできない薬も使用しないそうです。 キニーネは抗マラリア薬で、熱を下げ、痛みを抑える作用もあるそうです。 エメチンは、アメーバ赤痢の治療薬なのだそうです。 ペニシリンは、アオカビから作られる抗生物質です。 けれども、このような薬を使わないで一体どのようにして病気を治療するというのでしょうか? ・・・ |