衛生のルールを守っていれば、医者はいらない。 [2024年08月26日(Mon)]
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私はこう考えています。 個人生活において、家庭生活において、そして公共の場で、衛生に関するルールがきちんと守られていれば、また、食事と運動について配慮されるべきことが十分に配慮されているならば、不健康な人も病気の人も生まれる余地はなくなるでしょう。内的にも外的にも絶対的な清らかさが保たれていれば、健康が損なわれることは決してないのです。 村の人たちがこのことを理解しさえすれば、西洋の医者もイスラム教の医者もアーユルヴェーダの医者も必要ではないのです。 ・・・ これも、衛生に関するガンディーの発言です。 人々の生活が衛生のルールに基づいて行われていれば、そして、食事と運動に関して十分な配慮がなされていれば、不健康な人や病気の人はいなくなるだろうと彼は言っています。 つまり、ほとんどの病気の原因は、不衛生な生活環境(病原菌による感染症)と食事・運動の問題(栄養不足または栄養過多・栄養バランスの偏り・運動不足による生活習慣病)であると彼は考えているようです。 重要なのは、各自がこのような健康と衛生の法則を正しく守った生活を実践することであり、そうすれば医者による診療は不要であるとさえ彼は言い切るのです。 アーユルヴェーダの医者(vaids)は、「ヒンド=スワラージ」の中にも出て来ました。これに対して、イスラム教医学の医者は「ハキーム(hakim)」と呼ばれるそうです。イスラム医学は、ユナニ医学ともいうそうです。 「医者がいらない」というのは少し極端な言い方ですが、それより彼がもっと重視していたのは・・・ |