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本当のインド、私のインド。 [2024年08月25日(Sun)]
(1192)
 しかし、インドという国は、70万の村の中にこそあるのです。それらは小さくて辺鄙な村で、決して目立つような存在ではありません。その人口が数百を越えることは滅多になく、たった数十人しかいない村もたくさんあります。
 このような村に私は行き、住みたいと願っています。
 それこそが本当のインド、私のインドなのです。だから、私は村のために生きようと思っています。
 このような寒村に住む民衆に、高度な資格を持った医者の使う道具を渡すことはできないでしょう。病院の設備を提供することもできないでしょう。
 彼らにとっての希望は、単純素朴な自然の治療法と神の御名にのみあるのです。
  
             (「ハリジャン」1946年4月7日)


 
 自然療法についてのガンディーの話の続きです。
 病気の治療法に関して、「裕福な人、知識のある人にしか利益をもたらさないものであれば、無意味である」と彼は断言します。(1191)
 「村こそがインドである」というのは、これまで繰り返し述べられてきた非常に強いガンディーの信念です。(203)だから、村の人々が、村にいながら、健康に暮らせる方策を彼は真摯に追求しているのです。
 その方法が、「自然療法」なのですが、それはつまり、(1187)以下に示されていたような「健康と衛生の法則」に従った暮らし方をするということなのです。
 
7月定例学問会の報告(10)東京都知事選挙について。 [2024年08月25日(Sun)]
 7月定例学問会の報告の続きです。

●東京都知事選挙から、時代の変化を読む。
●ユーチューブの影響が強くなっているらしい。
●ふざけているようにしか見えない泡沫候補でも、田舎の議員になれるくらいの票を取っている。
●選挙の演説で政策を語っても、受けない。
●既成政党に対する不信・失望・嫌悪。
●新党ブームと政界再編があるかもしれないが、良い方向に変わるとは思えない。
●アメリカの大統領選挙を見ても、民主主義は分断を強めているようだ。
●民主主義は、死んでしまっているのかもしれない。

 そして・・・   
                (つづく)
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