（１１８７）
　健康と衛生の根本法則は決して複雑なものではありません。だから、それを知ることは容易です。難しいのは、それを遵守することなのです。
　その法則のいくつかをここに挙げてみます。
　「あなたの思いや考えができるだけ清らかであるようにしなさい。怠惰な考えや不純な思いは心から追い払うようにしなさい」。
　・・・
　


　これも、健康と衛生の法則についてのガンディーの論説です。
　「健康と衛生の法則」は、（１１８２）で言及されていましたね。
　それは、「単純なものだから、知ることは容易である」が「実行するのは難しい」そうです。
　さて、その具体例として彼が第一に挙げるのは上のようなものです。「これは、健康と衛生の法則というよりも、道徳の法則ではないか」と思う人もいるかもしれませんが、ガンディーにとってはこれこそがまさに健康と衛生の法則なのです。なぜなら、人間の心と体は密接につながっているものだからです。（１１８３）
　では、身体的な健康法については述べられていないのかと言うと、決してそうではありません。
　次に挙げられるのは・・・

　「しもかわ読書会」８月例会の報告の続きです。
　
●中学校の教師になって２カ月、クラブ活動で器械体操の指導中・・・。
●生徒たちの前で、前方宙返りの模範演技を。
●バアン！！と大きな音がして・・・。
●起き上がろうとしても、起き上がることができない。
●そもそも、自分の体の感覚がない。
●すぐに病院に運び込まれたが・・・。

　そして・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）