第２４章　健康と衛生

（１１８２）
　あるべき社会が実現した暁には、市民は健康と衛生の法則をよく理解し、それを遵守するでしょう。
　人類を昔からずっと苦しめてきた病気の大部分は、健康と衛生の法則を知らなかったり、知っていてもそれを守らなかったりすることが原因だったのです。それは動かしようのない事実であり、疑問の余地はありません。
　我が国の非常に高い死亡率の主な原因は、疑いなく貧困です。しかし、もしも人々が健康と衛生についての正しい教育を受けていたら、それはここまで高くはならなかったはずです。
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　ここから、新しい章に入ります。章のタイトルは「健康と衛生」です。前の章（村の公衆衛生）の続きとも言える内容です。
　人類を苦しめてきた病気の大部分は、「健康と衛生の法則」を知らなかった、あるいは守らなかったことが原因だとガンディーは言っています。そして、その法則についての正しい教育を人々が受けられるようになれば、インドの死亡率も低下させることができるだろうとも言っています。
　ここまで読むと、彼も近代的な保健医療が教えるような健康法を推奨するのかと思えますが、実はそうではありません。
　では、ガンディーの考える「健康と衛生の法則」とは果たしてどのようなものなのでしょうか？
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　昨日は、第246回「楽しく学ぶ歴史ゼミ」を開催しました。
　まずは、いつものように雑談から、人手不足、人口減少、地方の衰退、列島改造論、ビジョンとマネジメントなき地域おこし、戦争、国鉄分割民営化、自然災害、食糧危機・・・なんだか暗い話題になってしまいました。
　というわけで、歴史の勉強をして気分を変えましょう。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）