ペンと鉛筆を、ほうきとシャベルに持ち替えて・・・。
[2024年08月13日(Tue)]
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これは実に興味深く、インドの苦しむ人々に計り知れない利益をもたらす教育的なサービスです。きっと多くの人がそう認めるでしょう。 問題を解決するためにどんな方法で取り組んでいけば良いかについて私は書いてきました。この文章から次のことが明らかになればと願っています。 ペンや鉛筆を握るのと同じ気安さで、そして誇りを持って、ほうきとシャベルを手にする意欲に溢れた活動者がいれば、費用の問題はほとんど何も残りません。必要とされる支出は本当に限られています。ほうき、篭、シャベル、つるはし・・・それから、あるいは消毒剤もいるかもしれません。 ・・・ インドの村の衛生状態についてのガンディーの話の続きです。 「路地や通りからゴミを取り除き、きれいにしなさい」そして、「貯水池の水はきちんと分け、きれいな水を確保しなさい(1179)」と彼は言っていました。 そのような仕事を、ボランティアの活動者が率先して行うようにガンディーは呼び掛けています。そして、その担い手としては、知識人階級に期待していたようです。(487) だから、「ペンと鉛筆を、ほうきとシャベルに持ち替えて・・・」というような言い方をしているのですね。 ボランティアですから、人件費はかかりません。必要な道具は、ほうき、篭、シャベル、つるはし・・・それから消毒剤を彼は挙げています。 そして・・・ |