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目を閉じたくなるほど汚れていて、鼻をつまみたくなるほどの悪臭が立ち込めて。 [2024年08月07日(Wed)]
第23章 村の公衆衛生

(1174)
 知性と労働はすっかり切り離されてしまっているので、村はほとんど犯罪的と言えるくらいに放置されています。
 この国に点在する美しい村落は失われ、我々がその代わりに見ることができるのは家畜の糞の山でしかありません。
 実際に村へ行ってみても、多くの場合それは決して気持ちの良い経験にはならないでしょう。思わず目を閉じたくなるほど汚れていて、鼻をつまみたくなるほどの悪臭が立ち込めているのですから。
 ・・・
 


 ここから新しい章に入ります。この章のテーマは、「公衆衛生」です。
 インドの村の状況についてガンディーは語っています。
 「都市の文明ではなく、我々は村の文明を選択しよう(147)」と主張するガンディーですが、決して当時の村の状態を肯定していたわけではありません。それどころか、非常に強い危機感を持っていたようです。
 「知性と労働はすっかり切り離されてしまっている」状態は、原文では「労働と知性の離婚」と表現されています。この言い方は、(960)でも用いられていました。
 そして、彼は続けて・・・

しもかわ読書会7月例会の報告(3)医学が病気を作り出す。 [2024年08月07日(Wed)]
 「しもかわ読書会」7月例会の報告の続きです。
 
●病院は病気を治す所ではない。
●ある国で、医師がストライキを起こしたことがあった。
●医師がストライキをすれば、病気になっても診療が受けられないが・・・。
●この時、その国の死亡率は低下した。
●病院に行っても、薬を飲んでも、病気は治らない。
●平均寿命と健康寿命。

 そして・・・

                     (つづく)
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