• もっと見る
« 2024年03月 | Main | 2024年05月»
働かなければ、搾取される。 [2024年04月26日(Fri)]
(1070)
 働きたいと思っているのに働けない場合でも、働きたくないから働かない場合でも、いずれにしても村人たちが働かないということの結果は彼らに不幸をもたらします。このままでは、彼らは永遠に搾取者たちの餌食にされてしまうでしょう。
 それが外国から来た搾取者であろうが、国内の都市から来た搾取者であろうが、本質的な違いはありません。彼らは自治に反するのです。
 だから、私はこう考えました。
 「もしも、彼らがカディに興味を持てないのであれば、何かほかの仕事をしてもらうようにしよう。今は廃れてしまっているが、彼らの先祖がかつては営んでいたような仕事がたくさんある。そのような村の産業を彼らに始めてもらうようにしよう」。
 ・・・
 


 これも、村の産業についてのガンディーの論説です。
 「怠惰こそが、すべての悪の大いなる原因、すなわち悪の根源である」と彼は言っていましたが(979)、それは決して「働いていないこと」を道徳的に非難しているのではなく、「働いていない理由がどうであれ、働いていないという状態が本人にとって好ましくないのだ」ということなのです。
 その理由として、「働いていない人たちは、搾取されることになり、その搾取から逃れることができなくなる」と彼は述べています。これは、奇妙に聞こえるかもしれません。普通、搾取というのは働いている労働者が資本家からされるものだと考えられるからです。
 しかし、「働いていない者は搾取される」とガンディーは言っています。これは、資本家から搾取を受けるような労働者と比べてではなく、自らの労働によって自給自足の生活をしている人と比べての話です。
 自給自足の暮らしをしているのであれば、消費のためにお金を使う必要はありません。だから、「強いられた消費」によってお金を払わなければならない境遇に陥ることもないのです。つまり、「お金がないと生活できない」状態は、否応なく市場から商品を買わざるを得ない立場に立たされることになり、その結果、自律的でないお金の支出を強いられるのです。そして、そのお金は資本家の元に集められるわけですから、搾取されているのと同じことになるのです。
 そして・・・
4月定例学問会の報告(3)条例はゴールではない [2024年04月26日(Fri)]
 4月定例学問会の報告の続きです。
 
●もちろん、条例ができれば町民参加が実現するわけではない。
●条例に基づいて、行政と議会がその責務を果たしていけるように。
●町民として、何ができるか?
●無関心のままでは、決して良くはならない。
●その前にまず、その内容と意義を知らなくては。
●「自治」ということの意味。

 そして・・・

                (つづく)
しもかわ読書会3月例会の報告(12)異なる文化を尊重すること。 [2024年04月26日(Fri)]
 「しもかわ読書会」3月例会の報告の続きです。
 
 ●中村哲さんはクリスチャンだが・・・。
 ●アフガニスタンの人々が信仰するイスラム教を尊重した。
 ●用水路を作った後は、モスクとマドラサを建設した。
 ●現地社会の伝統や習慣を否定せず、尊重する。
 ●合意形成も、村の長老を通じて。
 ●近代的な価値観ややり方を押し付けてはいけない。


 そして・・・
                       (つづく)
| 次へ